伊豆大島 避難指示・勧告すべて解除 | anniniのブログ

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台風27号の接近に伴って伊豆大島に出されていた避難指示と避難勧告は、土砂災害が起きる危険性が低くなったとして、26日夕方までにすべて解除されました。

伊豆大島では、今月16日、台風26号による豪雨で大規模な土砂崩れが発生し、これまでに31人の死亡が確認されたほか、今も12人が行方不明になっています。
大島町は、台風27号の接近に伴って新たな土砂災害が起きるおそれがあるとして、25日、特に危険性が高い3つの地区の一部に避難指示を出したほか、それ以外のすべての地域に避難勧告を出し、合わせて4835世帯、8365人に避難を呼びかけました。町では、25日夜から1300人余りが11か所の避難所で一夜を過ごしました。
伊豆大島では、25日夜から雨や風が強まり、26日夕方までに130ミリ余りの雨が降りましたが、一部の道路が冠水するなどしたものの、大きな被害はないということです。雨は26日午後に入って弱まり、町は午後3時半ごろ、大雨警報が解除されたことを受けて、避難勧告を解除したのに続いて、国土交通省が行った調査で、土砂災害が起きる危険性が低くなったとして、3つの地区の一部に出していた避難指示を午後5時半前に解除しました。
大島町の川島理史町長は町内の元町、泉津、岡田の3つの地区の避難指示を午後5時24分に解除したことを受けて、役場内で記者会見し、「解除が大変遅くなりましたが、住民の皆さんには今後の情報に注意して落ち着いて、改めて安全確保を最優先にした行動をお願いしたい」と述べました。
そのうえで「国土交通省の調査などを信頼して解除の判断をした。被害が出なかったことに安どしています」と述べました。
避難指示や避難勧告の解除を受けて、避難所で過ごした人たちは、町が用意した専用のバスや、消防団などに送り届けてもらうなどして次々と自宅に戻っていきました。
このうち、島の北部にあり、避難勧告の対象となっていた北の山地区に住む齋藤正人さん(66)も、一夜を過ごした避難所から自宅に帰りました。齋藤さんは、避難所で同じ地区の住民が帰るのを見届けてから歩いて5分ほどの家に向かい、木の枝などが散乱した道路を歩いて帰宅しました。
そして、家の屋根や外壁などに被害がなかったことを確認していました。齋藤さんは「家にも被害がなく、1日で帰ってくることができて今はほっとした気持ちで、ゆっくりお風呂に入りたいです。ただ、島の中にはまだ帰宅できない人もいるので複雑な気持ちです」と話していました。
また、同じ地区に住む広瀬竹彦さん(53)も避難所から帰宅し、「避難勧告が出て被害が出ないか心配していたので、解除になってほっとしました」と話していました。
自衛隊、消防、それに警察では、地盤が緩んでいる場所もあるため、細心の注意を払いながら、27日の朝から中断していた行方不明者の捜索を再開する方針です。