今年最初のブログがブログタイトルと全く関係ないのですが
Sugarsyncで同期した重要データが完全にHDDから消えてしまう現象
というショッキングな事態に見舞われたので、同じ思いをしている方が増えないように
注意喚起と思って書きます。
かなりテクニカルな話なので、美容ネタを楽しみにしていた方はすみません。
今日は、
『Sugarsyncで同期したデータが完全に消えてしまう現象とう 原因と対策』
というITネタを書きます。
ここ２日間、年末３日間かけて行ってきたサロン内のデータバックアップが
いったん吹っ飛んでしまって復旧作業に追われています。
明日にはもとに戻ってメルマガなどが復旧できるかと思いますが
自分的にはなかなか激しい出来事でした。
サロンでは業務を簡単にするために
クラウドサービス、
Sugarsyncを使ってすべてのMacで作業ファイルを同期しています。
これはなかなか便利なサービスで、一度、同期してしまえば
１つのコンピューターで保存したデータが
別のコンピュータにも同期されていつでも引き出せます。
たとえば、エクセルでまとめたデータを、あっちのコンピュータに入れてあるけど
あー、今は出先で、こっちのコンピュータだから出せない。
メールしておけばよかった。USBに入れておけばよかった。
ということなく、単にフォルダに保存しておけば、データが同期されているので
インターネット環境があれば、別のコンピュータにも保存されます。
ところで、使っているマックは、私のMacBookPro15inch(Early2010){以下メインMBP15}と
白iMac(20inch Core 2 duo Mid 2007かな？)
と最近購入したMacBookPro13inch{以下MBP13}。
（これ以外に今まで使っていたMacBook白がありますが、現在はデジタル看板用に使っています。）
私のメインMBK15と白iMac、そして新しく購入したMBP13を同期していたら、
年末に、白iMac(intelCore2duo)のHDD容量が250GBだったため空き容量がなくなってしまい
動きが緩慢になってしまいました。
そこで、1TBに変更しようと試みました。
まず、カーボンコピークローナー で白iMacのHDDの100%クローンHDDを作成。
こちらのソフトは手軽に、100%のクローンHDDを作れます。
起動ディスクを作れてしまう優れもので、しかも無料☆
業務中はマックを止めることができないので、年末年始にハードディスクを置換しようと思い、
動きが緩慢な対処法として、まずは、外付けHDDから起動して使っていました。
この状況で、よやく迎えた年末。
白iMacをようやくバラシ、HDDを交換。
起動してみると無事に起動しました。
やれやれ。
この作業を終えたのが12月30日。
納会があったので、再起動を確認して、納会へ向かいました。
そして迎えた年末年始。
さて、メインMBP15も750GBのHDDでは
容量が足りなくなってきたので、1TBに移行。
とりあえずHDDのコピーなどは時間がないので、
750GBのHDDを外付けHDDケースに入れて、MacBookPro13inchで起動。
さて、仕事しようと思い、立ち上げてみると、、、
同期してある作業ファイルの中にデータが無い!!!
（写真は復旧作業中のものです）
実は年末年始、伊豆の山奥に移動していたのでネットで確認できないので
なんとも言えないのだが、全く持って消したはず無いデータが
消えている。？？？目が点と冷や汗、、、。
焦っても、ネット環境がないので仕方なく、
MacBookPro15inchの中に入っていた750GBのHDDを
100%クローンコピーしてあった外付けHDDからデータをコピーして
ことなきを得ました。
が、気になるのがSugarsync上でどうなっているのか。
実際に接続してみると、、、
同期していたデータがすべて、削除済みファイルに移行している。
ほぼデータが無いのに、sugarsync内のストレージは80GBを圧迫している。
削除作業中なので、写真の使用済みデータは80GBをきっています。
自分ではいっさい削除した覚えが無く
まったくもって意味不明なので
sugarsyncのカスタマーセンターに聞いてみました。
すると、
【基本情報】
□メニュー
□お客様の声
□お客様の声(動画)
□美容鍼 Before After（ビフォー・アフター）
□悩み解消 美容健康相談会（無料）
□院長紹介
□スタッフ紹介
□地図
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美容鍼灸サロン ブレア元町
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【アクセス情報】
住所 231-0868 横浜市中区石川町１－１4石渡ビル1F
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平日 11:00～22:00 土日 11:00～20:00
【休診日】
月曜日
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http://www.iblea.jp
Sugarsyncが、どのハードディスクに保存されているか認識できるようになった。
このバージョンアップにより、
ネットワーク上のストレージやUSBに接続されているHDDデータを認識しなくなった。
そのため、USB経由で外付けHDDから同期されていた同期ファイルは
認識されなくなり、
認識されないデータとして、Sugarsyncストレージ上から削除フォルダに移行される。
削除フォルダに移動されたデータはすべて同期されているので
お客様のお持ちのすべての同期していたMacからデータが削除された模様です。
うげーーーーーーーー。
白iMacのHDD入れ替え作業ができなくて、とりあえず外付けHDDで起動していたのが、、、
その裏で気づかぬうちに、
Sugarsync側では同期できないファイルとして認識され、データ全削除を勝手にし始めてたとは、、、。
アップデート際に
いちいち細かい仕様変更のアラートまで読んでいないので、
こちらにも落ち度があり、仕様変更は仕方ないとはいえ、
正直なところ、
同期切れになっていますが大丈夫ですか？
とか、
削除済みファイルに移動しますか？
とか
同期を再定義しますか？
というアラート、欲しかったなぁ。
結局、二日かかって新しいMacBookPro13inchに同期させたデータは見事吹っ飛んでしまい、、、
さらに削除済みファイルを必死に消さなくては行けない状況。
また数日、同期の作業に悩まされることになりそうです。
クラウドサービス自体が、まだ不安定といか
試行錯誤なので、そればかりに頼らず
物理的なバックアップは必要ですね。
ほんと痛いほどバックアップの必要性を感じました。
今回は、母艦となるMacBookProの100%クローンを作っていたので
ことなきを得ましたが、もし作っていなかったら
４年間作り上げてきた顧客管理や
メルマガ、本の原稿、写真データが吹っ飛ぶところでした。
定期的に物理的バックアップをしておくとほんと安心ですね。
TimeMachineを導入する前にとりあえず、バックアップをと
行動しておいてよかったです。
年末たまたましておいたバックアップに救われ、
日頃からのバックアップをしましょうという
いい学びでした。
さて、まとめ。
Sugarsyncで同期したデータが完全に消えてしまう現象 原因と対策
・SugarSyncで同期できるデータは内蔵HDDのみ。
外付けHDDは同期できないが、まれに同期できてしまうことがあるので注意。
同期できたとしても、サーバーに上がった後に削除されてしまう。
・この対策として、できるだけ内蔵HDDは大容量にしておく。
ノート型の2.5inch SATAも1TBが1万円前後の時代。
業務で大容量を扱う場合は、交換しておくべきかもしれません。
・消えてしまっても、たしか６世代前まで削除済みファイルとしてサーバーに残っています。もし外付けなどにデータがない場合は、Sugarsyncフィルマネージャーからデータをダウンロードしましょう。
・気を取り直して、データを再度アップする際に、データはなくなっているのにストレージ容量の使用済みで占領されているのは、「削除済みファイル」として残っているからです。
これはSugarsyncフィルマネージャーを開いて、左にある削除済みフォルダをクリックして、残っているデータを表示させます。大量にデータがある場合は、ロードに時間がかかります。任意のファイルを一回クリックして、コマンド＋Aで全選択して、右クリック。ノートタイプや右クリックの無いマウスの場合は、コントロールを押しながら、クリックしてでるメニューから「全削除」を選択しましょう。
削除が始まります。
それにしても、、、外付けHDDとの同期ができない仕様になり、いきなり削除。
Macの場合、作業しようと、自分の環境を外付けHDDで起動する場合もあるので注意が必要ですね。その場合は、SugarSyncをオフにしておかないと、データが飛んでしまうのでご注意を。