「健康と美のプロデューサー」の水野です。
台風も去って、
急に秋らしくなり、夜なんぞは一枚重ねないと
寝冷えしそうです・・・。
で、
「頚椎症性神経根症」って、聞いたことありますか?
とても長くて、難しそうな病名ですね。
でも最近、よく耳にするようになりました。
そうです、「皇后美智子様」が
罹られている疾患で、現在ご公務をご辞退され、
御所でご静養されてみえるそうです。
「7月初旬に,
皇后陛下の頸椎症性神経根症によるお痛みについて発表しましたが,
その後強いお痛みは減退し,
左指先の痺れを 残すのみの良い状態になっておりました。
しかし,ここ数日来,お肩から腕にかけての強い痛みが再燃し,
現在,専門医による拝診を予定しています。
このため,本日夕刻に予定されていた
「空海と密教美術展」へのお出ましは取り止めとし,
また,明日からの北海道行幸啓もお取り止めを願い,
この間,御所でご静養 頂くことに致します。」
平成23年9月8日:皇室医務主管 宮内庁HPより
どういった、病なんでしょうか?
まず、頚椎というのは・・・、
私たちの身体を支える背骨のうち、
頭蓋骨を支える首にある背骨で、7つの椎骨から
成り立っている部分を頚椎といいます。
頭蓋骨の重さは、ボウリングの玉くらいの重さがあって(重い・・・)、
頚椎とその周りの筋肉で支えていますが、
首には筋肉量が少ないので、かなりの負担になっています。
で、加齢とともにその筋肉量が衰えていくので、
頚椎への負担はますます増えていき、
その椎骨の間にある椎間板も、
首にかかる衝撃を和らげるクッションの役目を
していますが、
加齢によって、その中の水分量も減少して、
硬くなっていきます。
そうすると、
衝撃がもろに首にかかるようになります。
また、長年の日頃の身体のクセなども影響して、
頭蓋骨から頚椎~仙骨などに歪みが生じてきますが、
負担が集中してかかってくる部分が変形したりすると、
頚椎の中を通っている神経を刺激して、
その神経の先にある部位に痛みなどを生じるようになります。
このように、首の辺りの背骨が捩じれたりして、
その中を通っている神経に刺激が及ぶ・・・、
といった具合です。
症状は、痛み、頭痛、吐き気、めまいだけでなく、
痛みで集中力がなくなったり、
手に力が入らず、物を落としたり、
首から肩へのひどい痛みで眠れなくなるなど、
日常生活にも影響が出てきます。
薬での痛み炎症を抑えたり、
首に負担をかけないように、固定したりしますが、
根本的にはなかなか治り難いようです。
でも、
「脳蓋整体」ですと、
無痛に、安全に、
根本的に頭蓋骨から背骨の歪みを取り除いて
身体のバランスを整えていきますから、
こういった症状にも、
少しはお役に立てるのではないかとも思えるんですが、
皇室ともなれば、
専属の医師団がおみえになるので、
セカンドオピニオンなどは、できないんでしょうね・・・。
一刻も早いご回復をお祈りしております。
背中が何かを物語っている・・・(* ̄Oノ ̄*)