六月大歌舞伎 | キャッツRunRun(ランラン)

キャッツRunRun(ランラン)

2014年南房総市に移住。
6匹の猫
(チーム名ニャンギラス)と日々の出来事、
お客さま猫さんの様子を
ほぼ毎日綴ります。

お待たせしました。
先日観た六月大歌舞伎のレポートです。
長いです。
興味ない方はとばしてね。



こんばんは、はなえです。


六月は行く予定はありませんでした。
でも内容を見たら
「七之助出るやん!」
慌てて取ったチケットは
千穐楽、前から三列目でした。
おかげで眼鏡なしでもなんとかなった。


萬屋(よろずや)さんの
襲名披露と初舞台公演だった。
よくチケット取れたよね。


中村時蔵改め初代中村萬壽(まんじゅ)
中村梅枝改め六代目中村時蔵(ときぞう)
五代目中村梅枝(ばいし)

初代中村陽喜(はるき)
初代中村夏幹(なつき)


上記は、祖父、息子、孫という関係。
下記はあの中村獅童さんの息子二人です。
家系図によると皆さん血縁ですが
ややこしいから、知りたい方は調べてね。


さてさて。内容に移ります。


ネットから拝借


六月大歌舞伎夜の部

一、南総里見八犬伝
円塚山の場


八犬伝は
時々歌舞伎の演目に登場していて
観たいと思っていました。
妖刀村雨丸をめぐっての舞踏劇。
平均年齢二十八歳という若手役者が八人。


松本幸四郎の息子、市川染五郎や
以前から氣になっていた
中村児太郎さん、
中村米吉さんも出ていて
なんとも華やか。
だんまり
(暗闇の中でお互いをさぐりあう演出)を
初めて拝見。ドキドキした。
児太郎さんの犬坂毛野、綺麗だったわぁ。


二、山姥やまんば

中村萬壽さん襲名披露狂言です。
花を添える中村芝翫さん。
地味な爺役でも迫力があります。
山姥の子供に実の孫、中村梅枝さん。
十歳とは思えない台詞のキレと
立ち居振舞い。初舞台なのか。
良い意味で末恐ろしい。


襲名口上は観たことありましたが
劇中襲名口上、初めてでした。


獅童さんの息子二人もちょっとした役で
出てきて口上。
陽喜君六歳、夏幹君四歳。
夏幹君なんて何言ってるかわからなくて
客席の笑いを取りました。


時蔵さん、少ししか出なかったけど
その美貌に推し決定。
(もちろん七之助が一番さ♡)


もう皆さんがキラキラすぎて
内容あまり入っていかず。


三、魚屋宗五郎さかなやそうごろう

獅童さんが主役、宗五郎。
七之助が女房役。
獅童さんがお酒飲んで
はっちゃけてるんだけど
観ていて安心感。
七之助はいつもと違って
地味な着物。地味なおばちゃん役。
でも彼がいると
場面がピリリッと引き締まる。
贔屓だからね。


陽喜君、夏幹君の
酒屋の丁稚さんも可愛かった。
年相応の役だから、違和感なし。
海のものとも山のものとも
何とも言えず。
これから楽しみです。





ちなみにこちらは
チビさんお二人に送られた
ビートたけしさんの原画の祝幕。
味がありますよね。
襲名披露公演は
こういうお楽しみもあります。


それほど期待していなかった
今回の歌舞伎。
思いがけず、ワクワク、どきどき
愉しめました。


長文お読みいただき
ありがとうございました。
次は八月かな~。うふ。