前半とっちらかってたけど後半怒涛の展開で一挙に持ってかれたわw銀河鉄道の夜のカンパネルラとジョバンニを髣髴とさせる冠葉と晶馬兄弟に萌えながら見てた。妹の陽毬のためにボロボロになる冠葉、自分のために傷つく兄の無残な姿を受けとめる陽毬、陽毬の運命の人だった晶馬に愛憎半ばの冠葉。ずっと一方通行かに見えた3人だったけどラストの循環する命のサイクル、冠葉から晶馬へ、晶馬から陽毬へ繋がれた愛情に感動しちゃった。陽毬の優しさに触れてからこの笑顔を守りたいって使命を感じてた冠葉くんだけど冠葉が救った晶馬が今度はその優しさを陽毬に与えたってことは冠葉の善行があったからだもんね。あれもし晶馬と出会う前のうつろな瞳の陽毬だったら冠葉は見向きもしなかったし、陽毬も冠葉に関心を示さなかったよね。捨てられた存在、無力で無関心だった陽毬が晶馬のおかげで笑顔を取り戻したことで今度は与える側として冠葉に愛を与えたことも(晶馬に後れは取ったけど)健気な陽毬のために全身全霊で冠葉が報いたのは尊い。ピングドラムってなんぞ?ってずっと謎だったけど見終わってすっきりしたwレッドガーデン好きにはなんかやたらと刺さる内容でしたね。キャラの関係性や結末はピンドラの方が好き。レドガはエルヴェとケイトが好きだったからデッドガールズ込みでモヤッと感しかなったけどピンドラは落ち着くところに落ち着いたので。妹を救えるお兄ちゃんってナイトレインじゃんwそれぞれのカプもいいよね。私はもちろん腐なのでw冠葉ドキドキ晶馬が好きだけどw冠葉と陽毬、冠葉と真砂子、晶馬と苹果りんご、多蕗とユリ(w)がそれぞれよくて。なによりもテーマが愛、自己犠牲、運命の選択ですからね。闇堕ちしかけた冠葉くんが真実の光キラキラを見つけることができてよかった。美形は好きだけど眞悧お前はダメだww氷の世界にいるサタンのイメージなんですかねw(こじらせた美形好物だけどめんどくさすぎるw美形の無駄遣いでもったいなw)

 

 

最終話で冠葉と晶馬がいきなり檻にいるシーン最初は意味わかんなかったけどあれはいわゆるペルソナの裏世界みたいな共有された無意識の自我、あるいは心象風景って解釈でいいのかな。檻をどう解釈するかはものの怪の「のっぺらぼう」で描かれてたね。閉じ込められてると思えば牢獄だし守られてると感じればそこは城塞になる。檻は身は守れるけどコミュニケーションを取れる隙間がある。二人は親の負の遺産を受け継いだ孤独で無力な子供でしかなく世界に見捨てられた存在でしかない。檻の置かれた間隔は血のつながりのない赤の他人でしかなかった2人の心の距離。そこへ運命の神の気まぐれで愛=りんごが投じられて二人の絆が試される。蜜リンゴの蜜がハートみたいでしたね。兄弟でひたすら争いあったカインとアベルみたいにならんでよかった。エゴではない純然たる愛が描かれた作品はやっぱり好きだな。後半のOPの「少年よ我に返れ」もいい。お願い冠葉~ドキドキ!!ってずっと祈ってたよ。冠葉ってジャイアンなのかw(ボイスめっちゃ素敵照れ)ガタイも重量感もいいし黒いコートの影背負った美青年・・めっちゃ好みなんですけど(女にだらしないのがねw)全体的に楽曲も好き「蠍の炎」とかね。あと最終回の陽毬のベッドのシーンとかなんか舞台演出みたいで印象的でした。ストーリーも展開も映像も楽曲もキャラも全部ひっくるめて名作だと思います。(おかしなシーンが多すぎて感動が薄らぐけどwえーんラストはガチで感動するから!)