この作品を最初から最後まで原作を読んだことある場合とない場合でイメージが変わるかなって思いました。第1期に制作されたOVAでは完結編まで作られたのでイアソンとリキの話だとわかるし二人の想いがやっと成就したって感慨深い気持ちになったんですが、2012年度版の方は丁寧に作られてはいるんだけど肝心なところが見えてこないからいまいちイアソンとリキの話になってない。リキとイアソンの関係性がほぼ変化がなく終始イアソンが傲慢な支配者でしかない。主役のリキが虐げられて弄ばれており反骨精神から自由を勝ち得るまでの話になってると思いました。自由を得たリキがガイとよりを戻すのか、イアソンにまた捕まってしまうのかは想像にゆだねられているので作品としてはまとまっているけどイアソンとリキの愛が見たい1ファンとしてはこれじゃないだろって思ってしまう。とくに不快なダリルとの行為やミメアとの浮気は映像にしたら秒なんだけど見せ方が不快すぎて繰り返し見れる映像作品であれは見たくなかったな。イアソンが非道な主として強調され過ぎてミメアに嫉妬してるように見えない。ミメアとの行為もどちらかといえば肯定的に描かれてるからイアソンが恋仲の2人を引き裂いたようにしか見えないし。イアソンの良さがあんまり表現されてないなって印象でした。やっぱりアパティアでのデレぶりとか二度目のお披露目の席でのお水飲ませるシーンとか甘々な伝わりやすいラブシーンを映像化すればよかったのではw見たいのはあくまでも
イアソン×リキ
だけだもん。ラストが壮絶すぎて映像化しづらそうとは思うからリキが自由になったところで終わってるのはまあしかたないかもとは思う反面ブロンディも勢ぞろいしてたりリキも可愛くて
イアソン様も美しいし映像もキャストも豪華だったからもったいなさすぎるなって思いました。まあ今更なんですけどねwモラル的にも難しいんだろうな![]()