電子版の5巻だけはまだ読んでる最中ですが、一応ざっと読み終わりました。(キャラ文庫版全6)その上での感想です。私はイアソン×リキだけが好きなので正直よぶんなエピソード多すぎでイアソンとのラブシーンが少ないなって印象ですね。(だからこそ電子版番外編のMuskは嬉しい)読んだ順番は6→2→3→4→1です。1巻は分厚いので後回しにしました。だけどそれでよかったかもしれない。ネット情報だかで外伝があるってことなのですがどうもリキの幼い頃の話が匂わせ程度に触れられておりこの本読んだだけではちょっとわからない不明点がありました。さらに1巻の冒頭ではいきなりミメア(女子)との愁嘆場から始まるのでびっくりwBLでは賛否ありそうな女との話からあえて始まるとは思わなかったwリキは16歳(もしくは15歳)でイアソンと出会い関係を持ちそれから裏家業を通じて再会後イアソンの元で3年過ごした後解放され古巣に戻ってきたんですが、1巻ですでに4年経過しており大人になったリキが元恋人のガイとも元鞘におさまらず悶々とした日々を送っている・・など時系列がごちゃついていてちょっと把握しづらかったです。リキはイアソンと出会った当初は若さゆえの無謀さから自らイアソンを挑発、この頃はまだガイとの関係も続いておりガイに抱かれながらイアソンのことを思い出して憤懣やるかたない鬱屈を抱えていたようです。ガイとは自然消滅のような形で間が空いたものの、イアソンから解放された後はまたガイの元にふらりと現れており恋人というより大事な家族のような関係だったみたい。ガイの方も本命こそ作らないもののリキ以外の相手と束の間の情事を楽しんでたようです。少年の頃の危うい時期はイアソンと共にあり磨かれ艶やかな大人になったリキを周囲が放っておかないって構図が続く感じでした。いろいろあったけど昔はミメアとのことがショックだったけど改めて読んだらむしろイアソン公認でダリルとHしてたことの方がショックだったなw(カラーイラストもあるしw)同じガーディアン出身ってことで羨望や葛藤があっただろうダリルが自らの望みでリキのためにゲートを開けたってエピソードに繋がるからだとは思うけどイアソンがなんでそれ許したかなあと思えばモヤッとしますねw1巻では過去にあったラナヤ・ウーゴでの醜聞やらリキ曰く大事なものは放すな、掴めるのは2本の腕でだけとかリキの男としての喪失とか壮絶なラストを暗に示しているようでした。ガイは隻腕になってしまいますからね。ガイの望みはイアソンの呪縛からリキを解放することでした。リキが優柔不断な態度を取り続けたからであり、リキはリキでガイを失うことに怯えながらイアソンの愛からも目を背けていました。そんなリキのずるさも弱さも承知でイアソンは最期はリキを手放すことにしましたが、土壇場になってやっとイアソンが最期に見せてくれた無償の愛についにリキも絆されて共に〇を選びます。ガイは最愛のリキを失ってしまった自らの愚かさを噛みしめながらもリキの愛があったからこそ生き延びることができた不条理な現実を思い知ることになりました。なんて話なんだろうww凹むわ~~~wwやっぱり私はもう少し能天気な話が好きだなw登場人物みんながリキを目指して疾走してて一人一人脱落していきイアソンが笑いながらリキを掻っ攫うとかでよかったじゃんwなんか読んでてイアソンからリキへの愛は伝わるんだけどそれも結局イアソンの態度とか他者との会話とかでわかるけどリキの気持ちはいまひとつわからんw印象に残ってるのがリキに出会った当初雑種って偏見もあってイアソンはリキが誰とでもすぐに寝る軽薄な少年と思ってたようで、イアソンの元に来た時に貞操観念があることにむしろ驚いていたんですが、(それを崩すためにしつけと称してダリルをあてがうとかマジやめてあげてw)ガイと会った時にリキが一心に愛されて大事にされたからこそって気づかされたってエピソードですね。リキはガイ一筋だったけどプライドを逆なでされてイアソンを誘ってるしwイアソンへの面当てでミメアとも寝てるwイアソン公認でダリルともHしてたwイアソン×リキが好きな身としては激おこだけど年相応の好奇心から失敗と経験を得たって思えばねwリキがイアソンに身もふたもなくねだってるシーンがおおいけどイアソン→リキへの愛撫ばかりだからいまいち濃厚さにかけるかなw現にガイとの行為では愛情ましましのリバだったみたいだしwイアソン様は最高位のセ○○ロイドだからリキも完堕ちだけどw肉欲に溺れるばかりで情緒面がちと物足りなかったかなwミメアとの浮気にはイアソン様大ショックで激おこ(無表情で激おこ)だったけどダリルのことは不正アクセスは見とがめて厳罰くだしたけどリキとの行為は許容してたしwやっぱり読みたいエピソードに限りがあってコレジャナイ感はぬぐえないwキリエのエピソードが無駄に多すぎるwリキとキリエは対照的に描かれていて愛を勝ち得たリキ(主人公)と破滅したキリエのエピソードが必要だったのだとしてもねwキリエに興味ないからwやたらと重い人間の業やら性を描くあたりBLってよりJUNEなんでしょうかwリキの望み、リキの幸せがどのあたりにあったかはよくわからなかったけどイアソンという絶対的な宿命に絡めとられたリキの最期はそれなりに幸福だったんだと思います。