死霊館シリーズの新作をやっと見ました。死霊館のシスターの続編にあたる作品です。
今回複数のヒロインがいたけど一応主役はタイッサ・ファーミガ演じるシスターアイリーンです。ポリコレなのか調査のパートナーも若い黒人のシスターでした。
さらに前作で悪魔が憑依してしまったモリース(フレンチー)も寄宿学校の用務員として登場します。庭に植えていたトマトはアイリーンがくれた種が実ったものかのかしら
前作ではシスターアイリーンと互いに惹かれ合っていたモリースでしたが見習いだったアイリーンは悪魔祓いをするために神に誓いを立てたシスターになって世俗の愛を諦めることに・・・なってたはず(すでにうろ覚え)
事件を通じて再会した二人はどうなっちゃうの?と思いきやすでにモリースはフランスで新たな愛に出会っていました。
その相手ってのが寄宿学校の女教師とその娘です。この母娘とモリースの関係は恋愛未満な上どっちがどこまで好きなのか最後までわかんなかったね
娘はまだ子供だから恋愛対象にはならないけど娘のご機嫌伺いをするシーンが圧倒的に多くてもはや下心にしか見えないというか。少なくとも娘の方はママと交際してほしいとか、パパになって欲しいとは思ってないんじゃね?むしろ私がママよりモリース好きって感じにしか見えんかったわ。もう少し大人になったらどう転ぶかわかんないよ。
今回はホラーの部分はぜんぜん怖くなくてマックス震えたのがGの大群前作はマジで怖かったけど今作は深夜に音消して見てたせいか怖さ半減しちゃってなんなら寝落ちまでしちゃったくらい。それよりモリースはどっちが好きなん?
って方が延々と気になりました。
娘の方はアイリーン押しのける勢いで活躍してたし~
ちょっと見どころが分散しすぎだった気がします。あとやっぱり出演者の年齢層が若いから学芸会みたいだった
あと山羊悪魔出すのはやっぱやりすぎ。しかもこれまでのシリーズで登場するたびにビビってたシスター姿の悪魔ヴァラクに至っては呪怨のカヤコくらい見飽きた感がすごくて思わず半笑いになった。
最後好意を抱いていたモリースが助かったのは本当によかった反面、シスターである以上女としては失恋しちゃったので悲しい~~~ってアイリーンの切なさが画面から伝わってきました
今作でも聖遺物がでてきましたがシリーズを重ねるとワンパターンな感じは否めない。聖ルチアってあれかな?歌に出てくるサンタルチアのこと?だと思うけどあんなエグイ逸話があったとは知りませんでした
寝落ちしちゃったしさすがにもう何度か見ないといまいちよくわからないお話しだったね
好きなシリーズだけに期待値は常に高いけど今作は後味こそ悪くなかったけどホラーとしては怖くなかったし人間関係の方が気になったしいろいろモヤッと感は残る感じだったかな