あの作品ってホラーかなあ?って感じでしたが海外ではむしろコメディだという情報もあるらしい。う~ん、言われてみれば確かにって納得しちゃうかも
レイフ・ファインズ演じるシェフのスローヴィクがシリアスな怪演をするからなんか怖いけど、それをしたり顔であれこれと推察する料理評論家のリリアン・ブルームと彼女に同伴した編集者のコンビのかけあいは確かにコメディだった気がします。
えっと演じてるのはジャネット・マクティアさんという方ですか。たぶん初めてみる女優さん(認識してないだけだ「ウーマンインブラック亡霊の館」見たし、「マレフィセント」も見たはず
)ですかね。なんというか見事にはまってた役だったと思いますね。ってか映画全体的にキャスティングが秀逸でしたわ。(一番面白かったのはドクターコーリングサンシャインがひどすぎてシェフの恨みをかった映画スター役のジョン・レグイザモさんだけど
バイオレンスナイトのCMで見覚えあったわ)
ともかく料理評論家のリリアンはシェフ、ジュリアン・スローヴィクを見出したことが自慢らしく絶海の孤島のレストラン「ホーソン」にもノコノコきちゃう。
見出してやったのに恨みを買うなんて思わなかったんだろうね。スローヴィクのことは絶賛しつつもしっかり粗探しするわ、いくつもの店を酷評して閉店に追い込むわ何様なのかなって感じの人なのでしかたないわ
リリアンのセリフではアミューズブーシュを食べた際「最後に山羊の風味がするわ」って言ってた時の身振り手振りを交えたシーン、自分でもパンを焼くと語った時に「リンゴを使ってるのよ」と言ってたシーンの得意げな顔が好きですね。
編集者も忖度お化けのお追従男なので手に負えない。
そんな二人が料理を批評してるシーンがいちいち面白かったのであつ森で妄想してみたんですが、再現率は低めです
これはニコラス・ホルトさん(イケメン)演じるタイラーが熱く語っていた「ホタテ」を使った一品「島」ですマイデザの帽子を「ホタテ」に見立てようってなった時、置ける家具として「ヒカリゴケのいわ」になりました。映画では島に見立てた岩に島でとれたホタテや野菜をあしらってました。それを食べたリリアンは「これはタラシック(海の女神らしい)ね。私達は海を食べている」と絶賛していました。おおげさ~Youtubeで見た解説動画では見立ては日本食の影響かなって指摘されてたんですが、
え?そうなん??
確かに梅干を使った一品も出て来てたけど、海外から見た日本食ってあんななんか
と驚きました。
ちなみにですが、ミッドサマーの時にクリスチャン役だったヘンリーさんに引き続き茶番に付き合ってもらってます。どんまい
こちらは一同が驚き苦笑した「パンのないパン皿」です。ホーソンはパンで有名なのに今回はパンが供されませんでした。ただ、この後にタコス食べるならパンむしろいらないんじゃないかな。シェフはお腹いっぱいになるように計算して出してますって言ってたけど、なんならタコスだけでお腹いっぱいになるんじゃって思いました。証拠隠滅のために完食しても無駄だっていう意地悪なタコスの前に出されたお料理がこのパンのないパン皿でした。パンないなら何くうの?ってヒロインのマーゴは食べませんでしたが、リリアンは「巧みだわシェフは階級にこだわっていたから」と感心。でも一方でソースが分離していると目敏く発見して辛口批評もしてました。それを耳ざとく聞きつけたエルサが大量のソースをリリアンに出して皮肉っていたシーンが印象的でした。
あつ森でパレットっぽいのは「お絵描きセット」があるんですが水入れとかもついてきちゃうので考えた末「未来のミールプレート」にしました。
これはラストのデザート「スモア」のシーン。なにがどうこじれてこうなった!?って感じですよね。私はシェフとリリアンは関係があったのかなって勘繰ってますけど。最初にエルサがお客様をスタッフのシェアハウスに案内した時に「燃え尽きないのか」って尋ねられたシーンがあったけどここに繋がるのかってオチでした。オーナーの指が入ったお土産と本日のメニューを今更貰ってもね。額に溶けたチョコが伝うシーンのリリアンの表情がなんとも言い難い。
あつ森では全部の服を持ってないし、マイデザのマシュマロの服の再現はかなり適当になってしまいました。とりあえずチョコに見立てた帽子フェイクファーハットがあって良かった。
再現度は低くなってしまいましたが、感銘を受けた映画を見たらあつ森で再現できるかできないかとついつい考えてしまいます