「うわっ」
思わず小さな悲鳴がもれた。
隙間女もかくやというほど俺と布団の間に巧妙に身を潜めていた女
それは間違いなく沙希だったのだ。
目があった瞬間女は艶然と笑みを浮かべた。
!!!!?
恐怖演出だったがどうもそれだけではないことが動揺を誘う。
「・・・・んん・・・」
もぞもぞと紗希らしき女が身じろぐたびに思わず俺の口から吐息がもれてしまう。
女がなにをしているかなど一目瞭然だったが、到底信じたくない光景だった。
こいつは沙希じゃない・・・まさかドッペルゲンガー?
それともやはりこれは夢なのだろうか・・・?
身体が熱をもち甘い疼きが俺を惑わす。キスで煽られた後だけに今更遠慮する必要は感じなかった。
これは夢だし・・・ならいいよな?
華奢な体を抱きしめて欲望に流されながらも俺の脳裏に動画の光景がよみがえってゆく。
ことを終えた関本はドッペルゲンガーを手にかけたのだ。
そんな不埒なことを考えながらほっそりとした彼女の首を盗み見ると「彼女」が微笑んだ。