飛空都市に招かれて以降言葉に窮したことはなかったが、周囲の状況からバースではないと判断する。
とはいえまったく未知というわけでもなくいくつかの情報からここが中央星オウルなのではないかと見当をつけることができた。
以前王立研究院でオウルの様子を見せてもらったことがあったのが役立ったようだ。
確認のために近くにいた男性に声をかけて日時を尋ねてみたら不審に思われてしまったがどうやら酔っていると納得したのかあっさりと答えてもらえた。
ただここが違う星なのであればあんまり参考にはならないわね。
とりあえず招待客じゃないと不審がられないためにグラス片手に情報収集しながら談笑をする。
言葉は‥通じるみたい・・よかった
きっと彼らはバースなんて辺境のことは知らないはず・・そう思えば不思議ね
「そういえばダンプの王の最期はマジで壮絶だったらしいな・・」
それってシュリのこと?もし彼が聖地で炎の守護聖になったって知ったら驚くだろうな
シュリにとってここはアウェイなのだと思いながらキョロキョロしているとさらに声をかけられる。
「君・・誰の知り合い?可愛いね・・・よかったら一緒に飲もうよ」
お断りです・・そう思いながらも情報収集のために会話に付き合うことにする。