なんだこの作品・・というのが正直な感想滝汗

実話を元にしてるらしい・・

 

ただの犯罪映画とは一線を画す演出の映画でした。

若い美青年?カルロス(字幕ではカルリストスだったかな?になってるけどカルロスとしか聞こえない)がどんどん道を踏み外していき破滅するストーリーでした。

 

正直いってカルロスにはこれっぽちも興味がわかない。この子じゃ2時間もたない・・そう危惧していたところめっちゃ好みのタイプの青年が登場したではないですか!?ラブ

 

素行が悪く商業系の学校に転校を余儀なくされたカルロスが出会った同級生のラモン。この子いい!!めっちゃ好み~~~ラブ

 

なんかルトみたいドキドキ

 

イケメンで彫も深くて逞しい色男なんだけど・・そもそもこの出会いが最悪だったのよ

 

カルロスは一人っ子で彼曰く両親は善良だそうです。ただ息子の窃盗癖を知りながら「返してこい」ですませるあたり・・あやしい

 

見てみぬふりの事なかれ主義の両親の愛情を注がれカルロスは手の付けられないモンスターになっていきます(11件の殺人と40件以上の強盗だってなんてこったいガーン

 

しかもこの親、「うちはお金がないんだ」と手癖の悪い息子に言い聞かせるとか信じがたい。それに対し朝ご飯を食べながら「お金ならあるよ、はいこれ」と強盗のすえ手に入れた札束の詰まったカバンを悪びれることなく出す息子の図・・

 

結局金は父親が庭に穴を掘り埋めて隠蔽したんですよ。善良じゃねえなガーン

 

あきらかに尋常じゃないだろ。父は一瞬で金の出所をさとり青ざめますが母親は「え?なに?なんのこと?」とおとぼけスキルがすごい。ある意味一番こわいわ。

 

しかも息子はいい子なのに悪くなったのは同級生のラモン君のせいだわ・・とかいってるし・・・

 

だけどあながち間違ってもないんですよこれが。

実はラモンの両親はモラルのない親だったんです。息子と息子の同級生(カルロス)を利用して強盗をするんですから。

 

つまり犯罪は親の影響なのか否かを考えさせられる映画でもあるわけです。

 

ラモンは環境が悪い。それは確か。夫が息子と強盗を知ることを知りながら気にもかけない肝っ玉母さんて。善悪を教えることはできないでしょ。彼女はカルロスが好みらしく誘惑してたし。ただカルロスは嫌だったのか逃げてました。

 

けれどラモンは自分の可能性を信じて人生を変えるためにアイドルになろうと試みテレビ出演もはたしますが、親から怒られてすれ違ってしまいます。(強盗よりマシなのにダメてあせる

 

逆にカルロスの方は本人の資質の問題だと思われます。子供の頃から欲しいものはなんでも勝手に持ち去ってしまうことに罪悪感もないんですから。

 

しかも彼女に盗んだものをプレゼントするなんて最低でしょ。

 

ラモンとの出会いも強烈で授業中にバーナーをラモンに向けたことでケンカになり殴られたことがきっかけでした。

 

体躯の立派なラモンはもしかすると赤ちゃん体形でベビーフェイスのカルロスの憧れだったのかもね。

 

自分の感覚と世間の常識が違う自覚はあっても「みんなバカだな」と世間を見下していたカルロスが初めて関心をよせたのがラモンでした。

 

この映画の不思議なのはBL!?な雰囲気が時々訪れること。

当時カルロスには彼女がいたんだけどその彼女が一卵性の双子でその片割れとラモンが付き合いダブルデートもしていました。

 

ノンケアピール必死だなと思わんでもない展開になるんですけど・・どうなんだろうね。

 

ラモンが商談相手のゲイの男性とHなことをしてしまい、その現場をカルロスが見てしまったんです。(ラモンがしてもらってる状態)

 

その前からラモンを見る目つきがあやしかったけど徐々に露骨になり・・

 

この二人は最後まで一線は越えませんでしたが、ある種の憧れがあったのかもしれない。

 

けれどラモンは友人のカルロスにはけっして触れることを許さなかったことから、魔が差したのかはわかりませんが運転中にわざと事故を起こしたことで助手席で寝ていたラモンは帰らぬ人になってしまいました。

 

これもたぶんきっかけがあったんですけど・・身分を詐称して運転中に検問にひっかかり二人は警察に連行されてしまったんですが、ラモンは身分証をもっておらずに代わりにカルロスが取りに戻ることに・・走れメロスですよ

 

この頃家出中でラモンとべったりだったカルロスですが賄賂を持ち戻ったものの、結局は我が身可愛さに臆してしまい約束を破ったことで、ラモンは収監され二人の絆に亀裂が入ってしまいました。

 

さすがにそりゃダメっすよねあせる

 

ラモンはカルロスに見切りをつけてしまい、収監中に出会った男と組むことにしたため、ラモンが離れていくことが我慢ならなかったのかも。身勝手ちゃんだ

 

愛くるしい?見た目どおり我がままなカルロスは親の前ではいい子ですが、ラモンを失い欲望への歯止めはなくなってしまいました。

 

そしてついに彼は逮捕されてしまいますが・・・

 

犯罪映画と思えないほどポップな内容でひたすらノーテンキなのが逆にコワイ。

 

ただラモンが素敵なので一見の価値はありました。ラブ

 

時代設定が昔なので(黒電話の時代)あんないきあたりばったりでどうにかなったんだろうけど・・・カルロスの無邪気さがひたすら鼻につく作品でした。