まず先に・・産婆を代行した西啓の村民余さんは無事でした。
ま、そりゃそうか。下手したら暴動おきちゃいますからね。
気絶させられてたけど一足遅かった黎王と傅ちゅうが話を聞いてました。
いかに黎王でも他国ですからね~![]()
今回はついに仮面をとった西啓の皇太后符鴛が皇帝容斉と容楽公主を皇宮へと強制送還しました。
孤寒門(こかんもん)って![]()
それが容楽公主のために用意された冷宮でした。
冷宮にこめられた漫は縊死した女性の前で泣く幼い少女たちの姿や、そこかしこで寛いだり剣の鍛錬を行う昔の自分の姿が浮かんでは消えていくことに驚きます。
ここに来たことがある・・?と困惑する漫でしたが、生まれたばかりの息子の姿ないことに激しく取り乱します。
記憶の片鱗から両親の復讐の為に自ら容楽公主になった?と思い至ったようですが、天命の毒を盛られた経緯が思い出せません。
漫の記憶は欠如したままでしたが、容斉の追憶という形で当時の状況が明かされました。
ここは今の漫にとって忌まわしい場所でしかありませんが、かつては良い思いでもあった場所でもありました。
体調は悪化する一方でしたが、孤寒門の扉の前に佇みながら
容斉は漫との間の追憶にしばしひたります。
林申から身分を明かさずに冷宮からも出ないように命じられていましたが当時はお転婆だった漫は勝手に抜け出そうとしたところ冷宮の庭の枝に咲いた花を手折ろうと塀を登った容斉と出会ったんですね。
維れ以て永く傷まざらん・・以て永く懐わざらん・・
達筆の容斉が書いた文字をならい習字に励んだこともあったようです。
第1話で目覚めた容楽がその文字を自分の字と見比べて自分の文字じゃないと訝しんでましたが、容斉を慕い字をまねていたと言った容斉は本当のことを言っていたんですね~
穏やかで好青年な容斉とすぐに意気投合した二人は大事なひと時を共に過ごしました。その頃の漫は容斉を「斉兄さん」と親しみをこめて呼んでいたようです。
広大な皇宮に囚われた容斉と冷宮暮らしの漫は似た境遇だったこともあり絆を深めていったようです。
軽々と塀を越えて度々容斉の元を訪れた漫は容斉に琴の手解きをしたり漫の作った菓子(あの3つの菓子桂花糕けいかこう・青梅糕せいばいこう・銀杏糕ぎんきょうこう)を食べたりささやかな幸せを満喫していた二人・・その時のお返しに容斉が漫の姿を彫った木彫り人形を贈ったんだって~当時漫は身分を明かしてはならないという命令を守り宮女のふりをしていたようです。漫の方は容斉が皇子であることは知っていましたが勉強もせずに漫の機嫌ばかりとることを不思議がってました。当時の漫は無邪気で物腰も柔らかで親しみやすい娘だったようです。
そんな彼女を愛し生涯共にいたいと容斉は願うように・・もちろん儚い夢でしかありませんでしたが、漫は喜びます。
あの青梅のあった青竹苑でも度々逢瀬を重ねていたようです。
抜け出して来たから急いで戻らないと罰を受けてしまう、という漫を背後から抱きしめ振り替えって微笑む漫の額にキスをした容斉。
しかし!しかしですよ!ここでもなんらかの誤解があったようです。
当時容斉は容楽が冷宮に軟禁されていると知り出そうとしましたが、振り向いた彼女が愛した漫だったことにひどく驚いてました。
漫は身分を隠すために侍女に扮していたのか・・
黎王と同じシチュエーションですよね~![]()
冷宮に閉じ込められた容楽公主と侍女の漫を演じ分けてたんですね。
息抜きに冷宮を抜け出してあの木の家で容斉と過ごす時だけ彼女は漫でしたが、敵を討つために自ら漫の名を捨て西啓の容楽公主として容斉の前に現れ「兄上」と呼んだ漫は騙していたことを謝罪しましたが・・
漫を娶りたいと考えていた容斉は驚きますが、漫は頑なに容斉の妹だと言い張りました。
事情を話して欲しいという熱意に負けほだされかけた漫でしたが、そこへ皇太后がきちゃったのよ~![]()
さらに容斉が漫に隠していた秘密が明るみになってしまいます。
容斉自身は彼女が母が滅ぼした秦家の娘漫であることを林申との密談を聞いてしったそうだけど・・いつ頃知ったかは定かではありません。
その娘を容楽公主とでっちあげ母がなにか企んでることを知った容斉は符鴛にくってかかりました。
そこに林申が漫を引っ立ててきてしまいました。最悪の状況です。
愛した男に騙されていたのだと知り木彫り人形を叩きつけた漫に容斉は弁明をしませんでした。
敵を討つために修行してきたのに、指示してきた皇太后の符鴛と林申こそ親の仇であり愛した容斉が符鴛の息子であり漫の正体を知りながら隠していたことを知ってしまった漫は裏切られた悲しみから怒りをぶつけますが、符鴛が動じるはずもなくあろうことか漫を背に庇った息子を林申に命じて締め上げさせ、「ここから生きて出れるのは一人」と言い容斉を救いたくば天命の毒を飲むように漫に脅しをかけたのです。
息子の命すら軽んじる符鴛を前に動揺する漫に、窮地におちても漫を案じて「私はいいからここから逃げろ!早く行け!」という容斉の態度を見た漫は覚悟を決め自ら天命の毒を煽りました。
容斉にとってそれは大きな借りだったはずです。
気を失い寝台に寝かされた漫に「ここから逃げろ」と容斉はいい彼女の強さに希望を託して戦闘服と解毒剤を仕込んだ菓子を枕元に置きました。当時の彼にできるささやかなことでした。
目覚めた漫はこれまでの記憶を喪失していましたが、「逃げろ」という声が無意識化で聞こえたのかその声に従うように着替えましたが警戒心から菓子は捨てて行きました。
そして第1話の冒頭で決死の逃避行の末林申に捕まったところに繋がるのか~なるほど。
しかし記憶喪失を経て破局して再び村で半年穏やかに過ごすうちに容斉を信頼しかけたのに騙して子をとりあげられて怒りをあらわにしますが・・
漫と親し気に呼びながら理不尽な仕打ちをする容斉を拒みます。
必ず解毒するし母子共に安全だからと約束したのに結果的に約束を違えてしまったため、言い訳をあえてしないからより容斉がわからなくて怒りを募らせる漫だけど、なにか事情があるのかも?と彼女なりに汲もうとした努力を踏みにじられたためその裏切りがひどく堪えたようです。
彼女は皇太后の正体をまだ知らないため容斉の持つ役割がわかりませんでしたが、冷宮に閉じ込めたのが容斉の一存だと考えていた漫は容斉に「なにか苦衷があるのか?」と尋ねますが容斉は心の内をけっして明かそうとはしませんでした。符鴛の息子と知れて再び漫の信頼をさらに失うなら不信感を募らせてもいいから符鴛を出し抜き独断で漫を救えればいいと考えているのでしょう。
兵が来て「公主を罰せられたくなければ戻るように」という皇太后の命に従順に従う姿に違和感を覚えました。
これまでの人生全て母親の符鴛に支配されて来た容斉は彼女に従ってきましたが漫を愛してしまったことで初めて利益相反関係に陥りました。
しかも符鴛が漫の命を盾に取り今度はその子も人質にしたため成すすべもありませんでしたが・・
ついに眠っていた虎が目を覚ましたのか、捨て身の覚悟のある容斉は手ごわいのかしら~
そもそも生まれ出たことを悔やんだ容斉は母親をなじります。
その反抗的な態度にいつになく感情的になってしまう符鴛。
符鴛の支配は愛と同義なので逆らわれることをなによりも厭います。
符鴛なりに容斉を愛していますが、愛し方を間違えているため容斉に伝わるはずもなく、敵討ちにも消極的な容斉に焦れる符鴛。
北臨の皇帝である元夫を激しく憎むのも子に天命の毒を移してしまった己の罪を直視できないためなのでしょう。責任転嫁したいんだろうなあ・・
余命いくばくもない身だと容斉本人は受け入れているため達観してますが肝心の符鴛がその事実を認めようとしません。
容斉を皇帝にしたのも復讐も全て自分たちのためだと言い張る符鴛にそれが母だけの欲望であることをつきつける息子。
容楽の無事だけを願うという聞き分けのない容斉の頬を打つ符鴛。
支配と隷属しかないんですね~ま、わからないでもない・・ほほほ
符鴛は当時秦永にののしられたんだって~それを根に持ってるのか。
皇帝の前で挑発されたせいでいろいろやらかして冷宮送りにされたからこそ漫にも同じ境遇で追体験をさせることで苦しませたいらしい・・理不尽だなあ![]()
容毅から辱めを受けたことは気の毒だったとは思いますけどね。
秦永の娘の漫を仇の娘と呼び蔑んでいる符鴛からすればそんないまいましい女が息子の愛を奪ったことがまた許せないんだろうなあ・・
逆恨みではあるけど思考回路はわからなくもない。
嫌いな女と好きな男性が仲いいと自分に関係なくてもイラっとはくるし。
だけど容毅のことを容斉の前でののしったのはまずかったかも。
彼女の気持ちは汲めるとこもあるんだけど・・息子は立つ瀬がないですよね。
生まれたことで母の苦悩のたねになり、さらに自身も理不尽な苦痛を強いられてるわけですから。
でも血を分けた息子だからこそあの性格の符鴛が陰謀巡らしてるんだと思うよ。あの手この手で手段を問わずにライバルを蹴落としてさ。たぶん容毅も符鴛が始末してそうですよね~![]()
しかしそんな母の思惑ですら限られた命を生きる余命いくばくもない容斉にとっては有難迷惑でしかないし、20年もの長きにわたって母親の復讐のために好きな女すら諦めて犠牲を強いられてきたらそりゃ心身ともに消耗しますよね。
「母上にとって朕は屈辱の証なのですね」と愛する息子に言われてしまった符鴛は絶句しました。
「朕を息子だと思ったことはありますか?」
憎い男との理不尽な行為でできた子だと葛藤はあっても符鴛は子を産んだわけだから母性はあるんですよ。
だからこそ息子から「産んでほしくなかった」なんて言われたら絶句してしまいますよね。
価値観も求めるものを違う親子だけに互いに苛立ちわかりあえるはずもありませんでした。
「余命僅かな朕が願うこと・・それは愛する容楽と平和なひと時を過ごすことでした。それすらかなわぬ望みなのですね・・」と容斉は母親に言いました。
それを聞いた符鴛は涙すら浮かべて取り乱し「バカを言いなさい!決してそなたを死なせないわ」って訴えてましたが・・今となっては白々しくて容斉の心を動かすことはできません。全人生を復讐に費やした符鴛だけど得たものは少なそうね。
冷たい現実を冷静に突きつける息子と直視することを拒む母・・
息子にまで捨てられた符鴛は心が凍てついてしまったようにさらに自滅への道を加速させるんでしょうね。
母親の言いなりになるのに飽いた容斉は彼女だけが用意できる解毒剤も飲もうとせずに椀を叩き落した直後に倒れてしまいました。
息子の急変に血相を変えながらも、直前で思いとどまり弱さを晒したくないのか鼻を鳴らし冷徹な仮面をつけ直して踵を返した符鴛。
どこまでも隔たりのある歪んだ親子関係です。
唯一の息子に愛されないのが符鴛の不幸か。
そして今回、西啓にきた黎王、陳王、傅ちゅうらが手分けして潜入することで合意しましたが一足先に冷宮を突き止め侵入した者達がいました。
別々の道を行くことにしたけど合流した痕香と項影です。
侍女に扮した痕香と兵士に扮した項影は偶然遭遇できましたが・・
幽霊がでる噂があるらしく料理を運ぶことを嫌がる侍女を気絶させ、無事姉に再会できたものの、しぼんだ腹を見て驚く痕香(湘)に子を奪われたと苦しそうにつげた漫
なんとしても姉の漫を助けたいと願う湘でしたが・・
実は湘の子念児も行方知れずになっていました。旅にでるために預けた先に出向いた項影はその事実をこれまで言い出せなかったようです。
そして待て次回!子は安全だからと容斉は請け負ってましたが、符鴛に歯向かえずにきた容斉がどこまで力になれるのか・・
彼の本気をぜひ見せてほしいですね。