助力を願い出た孫だったけど、日和見で長年の師弟だった黎王をあっさりと裏切る態度に呆れた傅ちゅうは孫を見捨てました・・
往生際の悪い孫から白髪妖婦の件を持ち出された傅ちゅうは激高して処刑を命じました。
あの件は孫と傅ちゅう共に名を騙った苻鴛の計略で騙されたみたいね。
釈然としなかったのかふと思いつき皇帝の元に足を運んだ傅ちゅう
今は見る影もない皇帝でしたが、「お前は私の若い頃にそっくりだ」と激励された時の記憶が傅ちゅうの脳裏をよぎります。あくまでも臣下の立場ではあったけど皇帝から認められたことが嬉しかったんだろうね。
言葉は発せずとも意識はあるため皇帝も苦々しい表情でしたが、傅ちゅうは視線をそらしたまま苻鴛が自分の知らない所で企みをしているようだとひとりごちます。
考えてみれば腹を割って話せる腹心がいないんですものね。
だからこそ誰かに無性に話を聞いて欲しかったんだろうなあ。
それには口答えしない皇帝がうってつけだったのかもね。
息子としては別の女への愛の為に母の愛を裏切った皇帝に非があるという考えは変わらないものの、符鴛の仕打ちを目の当たりにして疑念が生じたのでしょう。
相談のように独り言を言う傅ちゅうに皇帝は何か伝えようとしますが声がでないため動く指で文字を記しました。「西」と言う文字を見た傅ちゅう・・しかしそこで苻鴛が来てしまい中断してしまいました。
そういえば前に符鴛が激高した時に自分で西啓の皇帝に差し出された・・と口を滑らせてたから傅ちゅうが気づくのも時間の問題ですよね~
南境に出兵しないのかと問う苻鴛に「政には口出しは無用です」と笑顔で牽制する傅ちゅう。彼の中に生じた苻鴛への疑念は消せないようですね。
一方南境では・・血烏の効果は絶大で漫夭と黎王の髪は黒く戻りましたが、怒りが消えない黎王はまだ寒さ厳しく雪解前なのに北境との決着をつけるために容楽にも黙って出兵してしまいました。
同行したのは護衛の冷炎、陳王、羅植、無相子です。
度々援軍を求める文が届きますが、王府に閉じこもり援軍を送ろうとしない容楽の心づもりを確認しにきた氾陽王に容楽はまだ時期尚早だから好機を待つべきだと言いました。氾陽王自身、今開戦すべきか答えることができませんでした。
出兵できない理由があったようです。以前羅植が戦勝できた時は戦略で勝てただけで実際は戦ってなかったらしく、実は疫病で軍馬が足りなくなっていたようです。
花不棄でもありましたね。軍馬問題・・ここでもか
氾陽王にだけは無憂と自分だけが知る機密を打ち明けた容楽は、黎王には説得の文を出すと約束しました。
氾陽王も王妃一人で抱え込む問題じゃないと事態の深刻さを共有した上で家臣にも話を通すと約束してくれました。
氾陽王の言によると家臣が容楽を王妃と認めたのは黎王が白髪になったことが大きかったようです。容楽もいまだに王妃の立場が盤石ではない自覚はあるようでした。
前回白髪姿の黎王とともに立つ容楽を見た傅ちゅうは、どうにかしてつぐないたいから黒髪に戻せる方法を探し当てたのに自らも白髪になるという発想はなかったからか、「私の独りよがりだったのだろうか?」とショックを受けてました。
それはさておき、南も北も軍は問題が山積だったようです。
南境は馬がなければ中山に打って出ることができず、それが露見するのは命とり、さらに北境でも傅ちゅうが挑発に乗らないように釘を刺してました。
守備が手薄だからだそうですよ。苻鴛は怪我が治ったのになぜ打って出ないのか息子をしかりつけましたが、傅ちゅうは好機を見ていると煙に巻き考えが読み取れない涼し気な顔でかわしました。
心を見せずに思い通りにならない傅ちゅうに憤る苻鴛でしたが・・どうなるかな~怖いわね
さらに南境の黎王府では密かに異変が起きてました。
錯乱状態の雅璃(あり)を見舞う泠月の姿がありました。一見親友思いなんだけど・・信じないよ![]()
蕭煞(しょうさつ)にも内緒で裏でこそこそ八方美人な泠月、何を企んでるのかしらね~
(蕭煞の方は直後に容楽から黎王への密書を預かり留守になってしまいました。戻ったら婚姻届けを出すよ・・って死亡フラグなこと言ってた
)
身寄りのない雅璃は状態が良くないために王府の一室に軟禁状態でしたが出来立ての菓子を差し入れた泠月を気遣い「容楽にしかられないか」と問う雅璃に「容楽様は黎王と仲睦まじくて忙しいから気にしなくていい」
なんて言う?どんだけデリカシーないんだこの女・・わざとよね絶対。そもそも黎王は留守でいないからね~![]()
笑顔で何気なさを装い傷口に塩塗りたくる仕打ちする泠月の言葉を聞いた雅璃は自分が失ったものを全て持つ容楽への憎悪を募らせ、受け取った菓子を握りつぶしてました。たぶんこの子こうやって泠月に唆されてどんどん心を病んでいったんだろうね。
さらに父親も北境で処刑されたため、雅璃の耳には入れないように容楽は言いましたが・・雅璃の方は父親が戻ってほしくない、とは言ってたけど自業自得とはいえ亡くなったって知ったらショックだろうね。
そもそも男を巡って対立して勝敗を喫した以上、容楽が雅璃と友達になれるはずないんだけど・・上に立つ者として憐れみの感情を持つ寛容な容楽だけに放っておくこともできずに蕭可に診察を頼み、・・軽度の心の病のため薬を服用すれば治ると蕭可は診断しましたが、すっかり取り乱した雅璃は命を狙われてると服用を拒み被害妄想から錯乱状態になってしまいました。
容楽がよかれと思って顔を出したのがまずかったかもね。
嫌いな女に会いたくないでしょ![]()
容楽の髪が黒く戻ったのを見た雅璃は全て幻覚だと拒否して手が付けられない状態になってしまいました。
さらに事態は動きます。
侍女達が一斉にやめてしまった時、唯一雅璃の元に残った侍女の春泥でしたが、泠月の計らいで容楽と会うことに・・
錯乱した雅璃からDV被害を受けていると訴え、この機会に容楽に仕えたいと申しでた春泥・・彼女の真意はどこにあるんでしょうか。
同情したのか容楽は春泥を受け入れ自分つきの侍女にしました。
黎王の留守、一人寝をする容楽の元に夜番の春泥がやってきて、寝台に滑り込んだ直後・・ぺりぺりっと顔の皮をはがし・・
![]()
待て次回
ですよ
ええええ!そんな手を使う!?どんだけ周到なのか・・怖すぎる
そうそう黎王ですが、ママの遺体を灰にされたことで出兵することにしたんですって。マザコンぶりは健在ねえ・・ってかほとんどの民にその件関係ないからね。
私怨で無理な出兵するとかあいかわらず青いわねえ・・この人。
この1年準備してきたようですが、復讐にはやる陳王を諫めていた黎王だけに味方は陳王だけ。羅植は冷静に忠言してました。
待てども待てども援軍が来ない最中届いた王妃漫夭からの手紙を読み憮然とした面持ちで人払いした黎王は無相子と密談をしますが。
無相子もかつて秦家が一族郎党処刑された時、彼の一族も断絶となり復讐を誓った過去があったため、一時の感情で動かずに思いとどまれたからこそ今があるのだと黎王を諭します。
父母を失い復讐に燃える黎王でしたが、その肩には多くの民の命がかかってました。
王妃と無相子から思いとどまるように諭されたかに見えた黎王でしたが、黎王は握り締めた漫夭からの手紙を無相子に開示しました。
何が書かれているかはわかりませんが、安易に承服しかねる内容だったようです。気になりますね~
今回は不穏な気配とともに計略の下準備が整った回だったようです。
明日どうなるのかわかるのが待ち遠しいような怖いような複雑な心境です![]()