めでたしめでたし・・で終わらないのがこの話
さらに容楽が失った記憶の一部を取り戻し・・黎王とは幼馴染属性ですか!?
またまたライラのようなむふふ設定だわ・・(子供の頃に会ったことのある相手・・でも思い出せない・・頭痛がするのって感じ?)
容楽は記憶がないのでどこの誰かはわからないため、自分探しをしてるわけだけど・・・
まずはその前に・・二人はついに正式な夫婦になりました~!
きっかけは黎王が「白髪頭になっても添い遂げよう」を実行すべく逆雪を飲んでしまい、苦しんだ末一夜にして白髪になり寿命を縮めてしまったこと・・
それだけの愛を体現されてしまい、全てを差し出してしまえるそんな彼を前にして意地を張りたくないと自然と思えたんでしょうね。
雪解けちゃったわけよ・・逆雪だけに・・
大切な人は目の前にいるわけですから・・
いい雰囲気の中黎王が求婚して漫夭が受け入れました。
酒は飲まないので互いの椀(茶)を酌み交わし固めの杯も行いました。
いずれ盛大に婚儀を執り行うと黎王は言いましたが、荘厳な婚儀も天地の理にはかなわないわ・・と漫夭は微笑みました。
夢みたいだ・・という黎王に微笑んだ漫夭
「これでも夢だと思うの?」
キスもね・・一応あったの。漫夭から黎王のほっぺにチューしたんですよ!
たぶん映倫的にしかたないんだろうね
でも満足よ・・・黎王からではなく漫夭からキスしたことが大事。
そっと抱き上げた漫夭を寝台に運ぶ黎王・・やっとだね!よかったね!
黎王と月だけが見守る中ついに二人きりの婚礼をあげ、夫婦として一夜を共にした漫夭は家臣の前で共に国を治める王妃として認められました。
寿ぐのは氾陽王で立会人は陳王です。
最初のエンディングで二人並んで拝礼する後ろ姿出て来たシーンあの一夜だったんですね。
さらに湖に臨む場所に祭壇を設け、二人は亡き父母(漫夭にとっては義父母)へも報告しました。
亡き雲貴妃の遺体を置き去り逃げねばならなかった黎王の苦しみの要因になってしまったことを深く詫びながら亡き義父と義母(義父の皇帝は存命だけど知らない)への祭祀をつつがなく行った二人はその後も仲睦まじく暮らしていました。
黎王は災害孤児たちに学びの場を与え、名のない子には自ら名付け親になってやりましたが、彼に誘われ子らの学びの場を見学に訪れた漫夭は詩を朗読する子らの声に失われた記憶の一部を取り戻しました。
風鈴とブランコの光景です
漫夭の異変に気付かずに黎王もまた過去の出来事を懐かしみます。
まだ子供の頃宮女とともにブランコで遊んだことや、ブランコを漕ぎすぎて怖がらせてしまったため、お詫びの品の風鈴を彼女に贈ったそうです・・
その黎王の言葉は断片的に蘇った容楽の記憶の風景と重なりました。
容楽は頭痛のことを黎王に内緒にしてましたが、もし黎王が知ったら大志を忘れて容楽のために危険を顧みずに奔走してしまうからです。
心配かけないために蕭可にも口止めをしていたんです。
そのため先日血烏を採りに行ったことも黙っていたのですが、無相子も一緒だったため疑念を募らせた黎王から問われた蕭可は血烏のことは「黒髪に戻せて頭痛を取り除ける」と黎王に伝えてしまいましたが、頭痛そのものはたいしたことではない、と容楽に言われた通りに虚偽の報告をしてしまいました。
とりあえず黎王は納得したようですが・・
黎王に秘密を持ってしまったことが今後どう障るのか・・・心配ですよね~
嘘をつくのが嫌だと言った蕭可だけど人を見る目があるのか心苦しくても信頼した容楽の気持ちを尊重してました。
それはともかく、もし容楽の記憶通りなら無憂と漫夭は子供の頃に会ったことがあり遊んだことがあるみたいね。
これに関しては秦丞相の家に黎王が出入りしていたなら当然家族と会ったこともあるだろうなあ・・と思ってたので別に驚きはないかな。
ただ黎王は宮女だと思ったみたいね。子供の頃はお転婆だったそうだから可愛い女の子をからかったり悪戯っ子の態度で困らせてたんだろうなあ・・未だに楽しい思い出として覚えてたみたいだし・・・もちろんそれが漫夭では?とは思ってもみないでしょうね。
悪戯っ子の黎王無憂目に浮かびますね光景が・・
そんな頃からの縁なんだなあ・・と感慨深い。
でもだからこそ二重の意味で気の毒・・
秦丞相と家族の死は黎王にとって無念なできごとですから(命じたのは皇帝ですからね)さらに容楽のために自己犠牲しちゃうから心配かけまいと容楽が頭痛のことを打ち明けないから水臭いよね~って思えちゃう
もし皇帝が健在なら禁忌だし大罪人の娘ですよ。
孫が極刑なのは自業自得だとしても雅璃と同じ立場なんですよね~
その雅璃だけど陰口で父親の悪行を知ったらしく肩身の狭い思いをしており、いいまだに自分を偽りの優しさで利用しようとする父親を見限り親子の縁を切りました。
だけど親子の情ってそんなに簡単じゃないから、死罪になれば恨みが生まれるだろうなあ・・それに娘に去られた孫は「お前は娘だ、けして見捨てたりしない」とひとりごちてました。雅璃としては傅ちゅうの一件で家名に泥を塗ってしまい父親に見限られたことが心苦しかったからこそ汚名返上したくて頑張れば頑張るほど最悪な結果になったため途方にくれてしまったみたい。そもそも娘だとがっかりしたと思ったんじゃない?家は男子が継ぐものだから。君主は後宮に女を多数抱えていたとか言ってた孫だって結局子供は娘の雅璃だけだったし・・うまくいないこともあるんでしょうね。
孫なりに一人娘を愛してましたが、娘の方は自分の欲望や願いを押し殺して良家の名に恥じないように生きてきたのに、初恋をして勇気を出したらゴミのように捨てられ心に深い傷を負ったまま、父親の指示通りに権力を狙いにいったらまた傷ついたため自信喪失してしまい行き場のない怒りと悲しみを抱え込んでしまいました。
家財は差し押さえられてしまい、路頭に迷うのも時間の問題で残ったのは侍女の春泥と姉妹同然の泠月だけ・・みんなに見限られる中世話を焼いてくれた泠月に恩義を感じたらしく、感謝する雅璃にいつか恩を返してね?と微笑む泠月・・弱り目に祟り目・・こういう時に親切にすると扱いやすいんだろうね。そして去った侍女達が去り際に給金を求めましたが、癇癪をおこした雅璃は「お前たちにやるくらいなら壊してやる!」と壺を破壊してました。
立ち眩みがして倒れてしまった雅璃・・これは極限状態で神経がまいったためともとれるけど・・なんらかの暗示をかけられてる可能性もあるかもね・・
蜘蛛の巣にかかった蝶と同じよ。優しい嘘つきに騙されてさらに堕ちる危機に瀕してるんだなこの娘は・・もはや羅植とはフラグ無理かなあ・・(まだ黎王狙える可能性はあるし・・油断できない)
そしてさらに地雷女の痕香も青洲にいましたよ。
項影と一緒でしたが、痕香がママになってる~~!
やっぱりか。そうなると思った。
傅ちゅうの子でしょうね。知らぬは本人ばかりで傅ちゅうは容楽を追いかけてるからね・・・困った男だよ。
暗殺しか知らない彼女だったけど母親になったことで、生きる目的が変わったのでしょうか。愛する男の子だから何が何でも守りたいだろうね
ライラの二次作の蜜罠で創作しなかったエンディングのイメージなのよね~子供ができたら男なんていらない!くらい言えたらいいのにね~でも好きなんだもんね
私の妄想設定ではライザール×シリーンならどう転んでも復活愛にするけど・・でも痕香と傅ちゅうだからね~
傅ちゅうにとっては容楽との思いの丈の一夜だったしなにがなんでも孕ませる気だったはず。でも実は痕香の変装で妊娠させちゃったみたいね
痕香のことは符鴛にも知らせない程度に傅ちゅうも目こぼししてましたが、
追われる身の痕香は天仇門とバレないように技は封印してましたが、持ち手がフック状になったクナイのような飛び道具としても使える暗器を使い腕は衰えてないようです。
別山居を見張っていた項影は傅ちゅうが来たことを察して痕香のもとに行き黙って青洲を出るように言いつけました。傅ちゅうと決着つける覚悟のようですが、実のところまだ痕香とは清い関係だし、傅ちゅうの名を出せば彼女が傅ちゅうのことを追うのは目に見えているから言いたくなかったんでしょうね。残酷だけど項影と傅ちゅうならたとえ邪見にされても痕香は彼を選びますから。だけど痕香を傷つける傅ちゅうのことを彼女に恨まれたとしても仕留めたいんだろうなあ。ずっと痕香親子を守って来たようですから。でも彼の腕では無理だろ。全てが傅ちゅうにかなわない男の一念がどこまで通用するのかあがいてほしいね。
そして項影は出かけましたが・・同じころ「旧友」からの手紙を受け取った容楽も別山居に呼び出されていました。
2刻戻らなければ黎王にだけ伝えるよう泠月に手紙を託し剣を手に取った容楽は単身出かけ、さらに項影を尾行した痕香も目的地に来ました。
呼び出された部屋は「顧念閣」・・意味深だわ~不貞現場にも見えるからちょっと軽はずみかもね~
痕香もいるし修羅場になりそう・・
少し先の番組表によると・・ピンチの傅ちゅうを助けるために・・というより嫉妬でしょどうせ。痕香が暗器で容楽を怪我させるらしいけど・・その時傅ちゅうは痕香をどうするのか気になるなあ・・傅ちゅうの思考回路から考えると容楽に命を差し出せるほどだから彼女がくれるものなら刃でも受け入れる。でも反撃はしないから痕香が傅ちゅうを守るために良かれと思って容楽を攻撃したことは万死に値するはず・・だけど項影、もしくは本人が子供がいることを暴露して思いとどまった・・とかそんな感じになるんじゃない?
情の深い女は怖いわね~女難週だからしかたないか
顧念閣に一人入った容楽の視線の先には例の箱が・・(血烏がおさまってる箱)蕭可から血烏の資料を見せてもらっていたため瞬時に目的を察した容楽でしたが、背後で突然扉が閉まり前方のドアが開き傅ちゅうが姿を現せました。
「旧友」と名乗った傅ちゅうは「私が怖いか?」と容楽に問いかけますが・・
容楽は「貴方が旧友?」と疑問を呈します。
未だに甘い思い出と未練を引きずる傅ちゅうと温度差があるんですよね~
白髪妖婦の噂で翻弄され、黎王を苦境に立たせたことは容楽にとっては許しがたいですよね。
陥れたくせに今度は贈り物を携えて会いに来る傅ちゅうの真意など考えたくもない容楽に・・
「君にとって私はそんな人間なのか」と落胆する傅ちゅう。
白髪妖婦の件はむしろ苻鴛の陰謀なのかもしれないけど大差ないじゃない?
それとも故意にあしざまに言うのは恨みからか?と勘違いな傅ちゅう。
彼女から憎まれていると思っていた傅ちゅうに「うぬぼれないで」とぴしゃりとつげた容楽は言いました。
「一生恨むと思っていたけど、この1年私は幸せだった。愛は憎しみを消す」のだと
「無憂への愛以外に心に入る隙はない」んだって~
人間てそんなもんだよね。憎悪だけ募らせるなんて無理だよ~やだよ~
建設的に生きた方が精神衛生上いいって
だから不毛な復讐譚は大嫌い・・容楽のこういう健全な心が私は好きよ
だけど憎んでもくれないって傅ちゅうはいじけるんだろうなあ・・めんどくさい男だ
究極のかまってちゃんなんだよね~痕香で我慢すりゃいいのにさ(ほ~らあれがパパですよ~っていつか肝冷える体験する前にさっさと隠し子認知してしまえ)
皇帝の愛を欲して得られなかった不遇の子の辛さはあんたが一番わかるでしょ。
もはやパパの立場なんだからもっとしっかりろって言いたいね