あとどれくらいこんな甘美で素敵な夜を共に過ごせるのかはわからない・・

 

だけど今夜ルトと愛を交わしたことを私は忘れないだろう。

初めてを捧げた人だから。

 

ベッドの中で互いの指に嵌めた指輪を見せ合いながら微笑みをかわす。

 

これまでは主従だったけどこれからは対等な夫婦としてやっていけるかしら私達。

 

それに本当は女王より王妃の方が魅力的だと思ってたのよ?

お姫様願望は私にだってあるんだから・・夫が義賊で王だなんて素敵でしょ?

 

魔法のランプはないけど私達を見守ってくれると信じましょう。

そして一番大事なこと・・それはこれから私達が互いの力を合わせていかないといけないということだった。

 

不安がないと言ったら嘘になるわ・・だけど貴方となら私は頑張れるから・・

 

だからこれからもよろしくね、ルト・・いえ、ライザール様

貴方は私にとってかけがえのない方ですもの・・

 

この美しい砂漠の国シャナーサを未来へと繋げるための道を共に切り開いていきましょうね。

 

アナアナイナアプカ・・ドキドキ

 

それは眠りに落ちる直前、私の耳元で貴方が囁いた魔法の言葉・・

 

ふふ、今宵も甘美な夢が見れそうだわ・・

 

お休みなさい、ライザール様ドキドキ