「お帰りなさい!ジェミル・・・ねえ、それより」
え?それよりって
あんたにとっては俺の帰還なんてその程度のことなのか・・
ガ~~~ン
「・・・この辺で見なかった?・・・私のパ・・」
俺の手の中にはシリーンのパ・・が・・!!
!!!?まずい・・このままだと下着ドロボー扱いされちまう。
嫌な汗が伝う
「違うんだ!落ちてたの拾っただけなんだ・・・」
ってか・・それより・・・シリーン・・お前もしかして・・はいてない・・
のか?
よく見るとシリーンは腰に布を巻いていたが・・・いや、あの色は・・
ライザールのインナーじゃないのか!?
なんだよ!?そのエロすぎるシチュエーション・・ブ八ツ・・・・あ、ダメだ俺の妄想限界超えたわ
「あら・・あったみたい。私のパ・・」
!!!まずい!!俺の人生・・・終わった・・
「-ルのピアス・・ふふ素敵でしょう?ライザール様からいただいたのどこかの島ではホタテとパールが交換できるんですってってお話ししたらくださったのよ」
へ?
俺はやっと勘違いに気づくことになった。
動揺する俺の目の前でシリーンは大粒のパールを揺らしたかと思うと、髪をかき上げ耳につけた。
妙に艶めいた仕草でぐっときてしまった。