私には店主様がいてくださったけど、だからといっていつでも傍にいてくださったわけではなかった。
そしてルトもずっと一人で生きて来た・・
その拭いきれない「孤独」が私達をどうしようもないほど引き寄せたのかもしれない。
「これからは私がいるわ・・ルト・・貴方のお母さまの代わりにはなれないかもしれない。だけど貴方の孤独が癒えるまで・・傍に
・・ダメ?」
ルトの傍にいたかった。外の世界は確かに私にとって初めての場所だったけど・・だけどルトがいなければ塔の世界と変わらない・・
私の世界は思った以上に狭いものだったけど、だけどそれは私の心が限りなく人に近づいている証なのかもしれない・・
「ねえ・・教えてルト・・この気持ちをなんというの?」
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私の中に芽生えた感情・・温かで‥切なくて溢れてしまいそう
「それは「愛」だぜシリーン。・・・はは・・まさかこの俺が女から愛を捧げられるなんてな・・だが悪くない気分だ。」
愛は与えるもの・・見返りは求めないもの・・それが愛
私の頬を雫が伝う・・・あ・・これはいったいなに?
「お前‥泣いてんのか?」
だって・・・だって嬉しいから。
わかるかしら。この幸福感‥貴方に伝わる?