それに私の脳裏に博物館で見た醜悪な閨の道具が浮かんでしまう。
「ねえ・・聞いてもいい?こういうの持ってたりするの?」
ラウルさんからもらったスマホ画像を突きつけるとライザール様にスマホごと取り上げられてしまった。
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「ほう・・これは珍しい・・初めて見たが・・画像を精密に模写できるらしい・・」
スマホに感心してる場合じゃないでしょ!ごまかされないわよ![]()
注意を戻すように咳払いしたら、ライザール様がこちらにスマホを投げて寄越したのを慌ててキャッチしたら彼は二ヤリと不敵に笑った。
投げないでよ・・もう。
「試しになにか映してみてくれ」
興味津々な彼を見ていたら誰かとかぶるけど、ライザール様の願いなんて可愛いものだわ。
だから彼を映してみたらやっぱりさまになる方だった。
だけど微妙に画像にブレが生じていて青紫のオーラらしきものが映りこんでいた。
心霊写真!?![]()
異世界だからしかたないのかしら。身を起こし画像を覗き込んでいたライザール様がふと目を逸らす。その目はすでに冷めきっていた。