それは貴方が王だからでしょ!?パワハラだわ!いえ待ってセクハラかも・・

 

まったくラウルさんといいライザール王といい、どうしてそんなに無責任なのかしら。

 

なぜ私が貴方たちの一夜の慰めにならなくてはならないの!?

 

自分たちの都合ばかり押し付けないで。私はそんなに軽い女じゃないわ。

 

とはいえ相手がシリウッドのスター俳優や王であれば喜んで抱かれる者もいるのだろう。美貌と権力と富、確かにこの三点セットは得難いかもしれない。

 

だけどだからといって流される気はおきなかった。常々恋愛向きじゃないのよね、私って・・・ショボーン

 

だけどいい機会だからこれだけは言わせてもらうわ!

 

「だいたい貴方にだって探している方がいるのでしょう?私を誘うなんて・・浮気だわ!プンプン

 

今度こそ怒りを買うかも・・と思いながらもつい思ったことをぶつけてしまった。

 

男性がどう思おうとそれはやっぱり浮ついているとしか思えない。私だけでなく本命の彼女にも失礼だわ。

 

「まさかお前のような小娘に責められるとはな・・・ふん。なかなか口が達者な女のようだ。だがたとえ本物でなくとも束の間であっても渇きを癒したい。それのどこが悪い」

 

悪いに決まってるでしょ!

 

「そんなの絶対にダメです。もし私なら浮気する方から愛の告白をされても許しませんもの。この国中の同名の女性と関係を持つなんて・・不潔だわ」

 

なんとなく私が浮気された気分になってしまう。だってもし私が探している方がそんなことをしたならやはりショックだったショボーン