その時、術を使ったら消えるはずの青龍が語り掛けて来た。

 

―神子・・そなたとの結縁に報いたいと清き魂を持つ者が馳せ参じた、共に力を振るうがいい・・・

 

!!

 

青龍の持つ玉から光が放たれみるみる形を成す・・

 

それは亡くなった五月兄さんだった・・

 

「五月兄さん!?・・どうして・・」

 

私の疑問に青龍が応える。

 

我が「主」龍神の「願い」に応じた、我も地の青龍の八葉だった者に対する誼で力を貸したまで・・

 

――そうなんだ・・ありがとう青龍!!

 

『・・・七緒、三鶴兄さん・・俺も共に奴を打つ!だから力を貸して欲しい!』

 

私と五月兄さんと三鶴兄さんの心が一つになる・・

 

その絆で編み出された新たな協力技「星の兄妹」を解き放つ!

 

万能属性の星の煌めきを帯びたオーロラのベールが外道神を包み込んでゆく。

 

兄妹の絆の力が外道神の存在を揺るがし、もはや風前の灯だった。