そんな夢を見た翌朝のことだった・・
「お目覚めですか神子様!失礼いたします!・・強力な怨霊の気配がいたしました。それも二か所同時にです。ひとつは安土城跡、そしてもう一つは・・・」
あやめちゃんが指定したのはちょうど元の世界でうちの神社がある近辺だった。
じゃあどのみち龍穴を通らないといけないみたいだ。
「神子様、これはおそらく試練となりましょう。挑めるのは神子様と最も絆の深い長政さまだけとなるはずです。十分準備されますように」
「大丈夫必ずやりとげるから・・」
レベル99あるし十分だろう・・・あやめちゃんは強敵って言ったけどもしかすると父上と戦うことになってしまうかも・・・
「参戦できるのは神子様と長政様だけですが、八葉は揃ってこそ力を発揮いたしますから皆さますでにお揃いですわ」
――それは心強いな![]()
「みんな私に力を貸してください!・・・長政さん、今日はよろしくお願いします!」
久々に一堂に会した八葉のみんなと長政さんに挨拶すると、
皆口々に任せろと言ってくれた。
あとどれだけみんなと一緒に戦えるのかわからないけれど力を貸してください!
「ああ・・・無論。俺もお前の活躍を楽しみにしているぞ」
話を伺っていたあやめちゃんがタイミングを見計らったように申し出た。
「神子様、本日は私も参ります。私だって結界は張れますから」
あやめちゃんがこんなことを言うなんて、よほど強力な怨霊なのだろうか?