まるで母のような母性に満ち溢れた姿にいたく感銘を受けた彼はとっさに「嫁にもらう」と言ってしまったらしい。
「我ながら先見の明があったと言うべきか。あの時は嫁にするならこの女だと思ったのだ。だが無事戻って来た父上にそう言ったら「神子を口説くとは何事か!神聖だからこそ神子なのだ」とお叱りを受けた。あやうく別所殿の息女と婚約されかけた」
ええ![]()
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だけどその婚約はすぐに破談になったらしい・・よかった。
・・・長政さんってまだ独身なのかな・・?気になるけど怖くて聞けないよ![]()
この世界じゃ正室と側室の差はあるようでない。現に世継ぎの秀頼様を産んだことで茶々姉様は側室なのに正室だった高台院を差し置き豊臣家を背負っているもの。
それになんとなくだけど正室は政略結婚が多い気がするんだよね。自由恋愛できない世界だからお気に入りの娘は側室にすればいいって思ってそう![]()
もし、もし仮にだけど史実どおり長政さんがすでに結婚していて奥さんがいたらって思うとやっぱり怖い![]()
五月兄さんの話では時節に合わせて伴侶を変える変わり身の速さがあったんだって![]()
父上の死後、天下人となった秀吉殿から新勢力の家康殿まで仕えた人だから乱世だけに機を見る力がないと生き残れないからしかたないんだって思っても、やっぱり複雑だよ![]()
もしも私と結婚するために今の奥さんと離婚するなんてことになったら素直に喜べないよ![]()
だってそれって略奪愛ってことだよね・・無理無理無理・・・![]()
だからって愛する長政さんの側室になるなんてやっぱり嫌だし![]()