8月だけに暑いし舗装されていない道路は土ぼこりが舞い陽炎が立ち上っていた。
クーラーが恋しくてならなかったし、氷のいっぱい浮かんだ麦茶を飲み干したかったけどこの世界じゃ全部お預けだった。
五月兄さんが氷室に関する話をしてくれたことあったけど、この世界でもきっと夏場の氷は貴重なんだろうな。
兼続さんの話じゃ砂糖も高級品だそうだし、当たり前だと思っていたことが特別なことで恵まれていたんだとひしひしと実感してしまう。
アイス食べたい・・・フルーツのたっぷり入った練乳アイスを食べたくてたまらなかった。
そういえば長政さんはコーヒー好きだし機会があればアイスカフェオレ二人で飲みたいな・・
ないものねだりばかりしてしまうのは、現状抱えているもやもやを考えたくないからだった。
真田の庄に無事に着きいた後、幸村さんが逗留先として手配してくれたお屋敷に落ち着く。
一休みした後、露天風呂が絶景だって言う幸村さんの勧めもありさっそく入ってみることにした。
あやめちゃんも誘ったんだけど八卦をみるからと籠ってしまったのでひとまずお先に露天風呂へと向かった。
熱いお湯に浸かると生き返る心地がした。
山深いだけあって深緑が目に染みて絶景だった。
近くには川も流れていて見晴らしも素敵だな。