指が濡れてしまったからハンカチを出そうと思ったら、いきなりライザール様が私の右手を掴んだかと思うとシロップのついた指を口に含まれた。

 

熱くぬめった舌で丁寧に私の敏感な指先を舐めとっていく。

 

――あっドキドキ

 

官能を刺激されて金梅酒の効果もあいまってドクンと体の奥が火照る感覚がした。

 

ちゅっドキドキ

 

最後に仕上げとばかりに掌にも口づけられた。

 

思わずため息がこぼれてしまう。

 

仕草も紳士的で口づけも優しかったけれどその鷹の目が私を射抜いていた。

 

ゾクリと肌が粟立ってしまう。

 

ああ・・・二人きりなら今すぐにでも貴方を誘惑するのに!

 

彼(コイツ)・・邪魔ねむかっ

 

思わずハサン様を横目で睨んでしまうえー

 

懲りずにカクテルのおかわりを注ぐハサン様からグラスを奪うとグビッと飲み干す。

 

いいわ・・こうなったらとことん飲んであげる・・

 

2、3杯立て続けに飲んだらさすがにほろ酔い加減になってしまった。

 

プンプンでもね、酔ってません!酔ってませんよ!!

 

とかいいつつやっぱり酔っていたのよねえ・・・はあ・・・お恥ずかしいショボーン

 

いくら飲もうと顔色ひとつ変えない殿方二人と共に飲んだ私は気づいたらライザール様の座した膝の上に横抱きにしなだれかかり彼の首に手をまわしてキス魔に豹変していた。

 

さりげなくライザール様の太ももやきわどい場所も手探りしていたのよねえ・・・はあ照れ

 

しかもライザール様ったら真面目な顔だったけど反応されてたわ。もうエッチ!プンプン

 

脚はヒールを脱いでハサン様の方に投げ出してたわね・・・スリット入っていたからかなり際どくて・・・お恥ずかしい限り照れ

 

ハサン様はライザール様の無言の牽制があったから手を出されなかったけれど、彼もなんだか高ぶってる様子だった。

 

「ライザール様は~もっと~愉しめばいいんじゃないですか~?しかめっつらで面白くな~い!つまんな~い!そんなんじゃモテませんよ~だ」

 

お酒って怖いわガーン・・・つい本音がでてしまったのよねてへぺろ

 

無礼講とはいえ王に絡みまくったなんて・・・お恥ずかしい限りよ汗