アメブロさんの規約があるので言葉は選びました。でもね、嫌いにならない程度にちょっとだけライザールさまのどSなとこを味わってみたかったの![]()
動揺してしまいつい素の私に戻っていた。
初心な反応にライザール様もかすかに違和感を覚えたのか私の顎を捕える。
「今更純情ぶるんじゃない。それともそれは私が欲しいという振りか?」
ああ!もう本当にどうしたら!!
→ライラの演技を続ける
そうね、そうよ!
いいことシリーン私は彼がライラをどう扱うのか知るためにここに来たのよ!
そのためなら多少の無茶もする覚悟はあるわ。
「ふん、そんなに欲しいなら両方くれてやるからありがたく思え」
!!!
でも浅はかだったかもしれない。
彼のお仕置きはそのまま続けられ、彼が差し出した欲望は私を絡めとりそれと同時にこれまで知ることのなかった彼の一面を身を持って知ることになってしまったのだから。
今は壁に両手を付きすっかりその気になった彼に腰を掴まれている真っ最中だった。
余りの激しさについていくのがやっとだった。
私は心の中でライラに謝る
――ごめんなさいライラ、貴女にこんな思いをさせてしまって
なんだかとても惨めだった。
こんな扱いを望んだわけじゃなかった。
私と居る時とはあまりにも違う、欲望に満ちたケダモノのような彼が怖かった。
それなのに私の身体は貪欲に彼を求めて順応してしまう。
心を伴わない肉欲だけの関係なのに
私は彼を求めてしまう
ライザール様は私を大切にしてくれていたけれど我慢していたのかもしれない。
そもそも男性の願望に全て応えることなどできるはずもない。
いきなり恋人からこんな扱いされたら傷ついてしまうかもしれない。
でも彼は私だと思ってないから本性を見せているのだろう。
彼の本当の姿はいったいどちらなのか?
どちらの彼を私は望むのか・・?
→ライザール様に愛されたい
彼を受け止めてあげたかったけれど私の心は限界だった。
だからそうそうに降参することにした。
「・・・お願い・・・もう・・許して」
思わず泣きが入ってしまった私の態度から察したのか驚いたように彼が動きを止めた。
「!・・・まさか・・・レイラなのか?バカな」
くずおれる私をライザール様が抱きとめてくれて、滲む涙を拭ってくれる。
ああ・・・優しい彼だわ
「なぜ、こんなことを?なぜこんな無茶をする!」
憤懣やるかたないという面持ちで尋ねるライザール様の顏にもさまざまな感情がせめぎ合っているようだったが欲望の気配は霧散していた。
そのことにホッとして私は応えた。
→貴方の気持ちが知りたかったから
そう答えたらライザール様は苦悩を浮かべたまま天を仰いだ。
「そうか・・・バカなことを。だがすまない・・お前がこのような無茶をしたのは私のせいだな・・・だが私はお前にこんなことをしたかったわけではない」
彼の葛藤に触れてしまい、取り返しのつかないことをしてしまったのだと改めて思う。
私は知らなくていいことを知ろうとしてしまったのだ。
そしてそれは彼が何よりも私には知られたくなかったことだった。
「ごめんなさい・・ライザール様。・・・あの、ライラに変わりましょうか?」
彼はまだだったし、このまま放置するのは憚られた。
するとライザール様は重いため息をついた。
「気づかいは無用だ。そういう意味ではない。・・答えてくれ最初から今までお前だったのか?」
改めて問われた私は彼の感じている気まずさに申し訳ない気持ちのままこくりと頷く。
「それは・・・・なんとも気まずい状況だが。気づかなかった私も悪かった。本当にすまなかった。誤解があるかもしれないが私にああいう趣味はないぞ」
にわかには信じがたいことだった。
「そう・・・・なのですか?」
思わず先ほどたっぷり使われてしまった![]()
に目が行ってしまう。
すると気まずそうに咳払いしたライザール様が弁明した。
「いや、待て!確かに・・・まあ説得力がないのはわかるが、あれは家臣からの献上品だ。私には無用の長物だから棚に放り込んでいたのを思い出してな、せっかくだから今回限りで使ってみたというか・・・すまない」
説得力があるようなないような弁明ではあったが、とりあえず信用することにした。
だから私も明るく言う。
「ライザール様のエッチ
」
言った途端こいつめ、というようにキスされてしまった。
「大人をからかうな・・やはりお仕置きが必要かもしれんな。だがまあいい・・お前のそういうところは私も嫌いではない」
ああなんだろう・・結局のところ私は彼を嫌いになんてなれそうになかった
私から漂う甘い雰囲気を敏感に察したのかライザール様の双眸に再び欲望がともる。
「なあレイラ・・・今夜をやり直してもいいか?無性にお前が欲しくてたまらない。私を心からその気にさせることができるのはやはりお前だけだ」
!
それは私も同じだった。
「はい、ライザールさま。あの・・・私も少しくらい激しいのは嫌いじゃないですよ?」
上目使いでおねだりするようにそう言ったら、ライザール様の顏にも共犯者の笑みが浮かぶ。
「ほう・・それはなかなか頼もしい言葉だ。さすが私の婚約者だな・・だが、そうだな、私はやはりお前をいたぶりたくはない。お前は私の大切な女性だからな」
それはなんともいえない殺し文句だった。
こうして私たちは心行くまで互いの溝を埋めあい仲直りしたのだった。

