アメブロさんの規約があるので言葉は選びました。
でもね、嫌いにならない程度にちょっとだけライザールさまのどSなとこを味わってみたかったの![]()
→ライザール様に会うのが怖い(好感度が高い)
準備は万端だったが私はまだ迷っていた。
私の中に彼を慕う気持ちは確かにあった。
ライザール様はいつも私に気づかいをみせてくれて嬉しかったけれど
でも彼はライラとも頻繁に会っていた。
彼にもライラが必要な理由があるのかもしれない。
私であって私ではない彼女を求めるライザール様を心のどこかで信じられない気持ちがあった。
それが消えないしこりとなって、私を苦しめていた。
私はライラのようにけっしてなれないしライラもまた私のような平凡で退屈な女になることは無理だろう。
でもいくら否定しても彼女は私の願望から生まれたもう一人の私自身だ。
正反対の私達を同時に愛せるライザール様の気持ちはもっとわからなかった。
私が大切に思う方の欲望が理解できないことが苦しかった。
私がもしライラのように振る舞えば私だけを見てくださるのだろうか?
ふとそんな風に考えてしまった。
好奇心に魅入られた愚かな私は愚かな選択をしてしまったのだ。
今夜、私はライラのふりをしてライザール様を誘惑することにした。
ライザール様がどうライラを愛するのかを見てみたかったから
嫉妬に目が眩んだ私はこともあろうにライザール様を試すことにしたのだった。
ライラのふりは実は難しくはない。
これまで密偵として男たちを手玉にとってきたからそれなりに自信はある。
あくまでも妖艶な「演技」だけれどそれなりに効果はあるはず
そんな私の営業用の顔をライザール様には知られたくはなかったが、どうしても彼の本心が知りたかったから私は躊躇を感じながらも行動に移した。
ライラなら宝石しか身に着けないだろうが、さすがに気恥ずかしさを感じたので私はアイーシャからもらった黒い下着を着用していた。
部屋にたどり着くと彼は寝台に腰掛け書類を見ていた。
気配を感じたのかちらりと私を見たがすぐに興味を失ったように書類へと目を戻した。
「なんだお前か・・・もう少しで終わるから待っていろ」
なんともそっけない言い方だ。
逢瀬を待ちわびた男の言葉ではない。
やはりレイラで会いに来なくてよかったのかもしれない。
いや・・もしかすると素直に会いに行けばまたなにか違ったのかもしれない。
だがいずれにせよ私は出方を間違えたようだ。
だが今夜のミッションのクライアントは私自身である。
ライザール様がライラとどのような夜を過ごしているのか確かめるのが目的だった。
忙しいのかそれともあえて無関心を装っているのか、彼の考えは読めなかった。
相手の欲望に敏感なライラなら強引に誘惑して彼をその気にさせるのだろうが、
さてどうしたものか・・・
