某店舗特典缶バッジ(ビジュアルブックのショート)が
たまたま王の密偵で書いた3人だったなと思い出しまして、
ライーザルさまとシリーンの二人きりになるように
話を調整しました
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ライザール
「素晴らしい・・これが噂に聞く舞妖妃の舞か・・・数多の男たちを虜にしただけはある・・・見事なものだ」
そして我が国の王、ライザールさま・・・・
射すくめるように私を見つめる美丈夫姿から私も目が離せない
―――私の大切な方
子供の頃から父王の役に立つために密偵をしてきた私が彼と会ったのは本当に偶然だった。
だからこそより運命を感じた。
爽やかで自由な気風をまとい生きる彼の姿がとてもまぶしくて・・
ずっと私の憧れだった人
ライラ・ヌールとして活躍する彼をずっと遠くから見守ってきた
彼はうまく隠していると思ってるみたいだけど見る人が見れば一目でわかってしまうかもしれない。上腕の特徴的な傷跡もさることながらカルゥーも連れているしね
王と義賊を両立させながらこの国を少しでもより良い方向に導く彼を立派だと思う。
私はそんな誠実でひた向きな彼を尊敬しているし愛しているから
もはや彼の前で自分を偽ることはできなかったから・・
父に許可はいただいた。後は私が覚悟を決めるだけだった
これまで6人のクライアントの前で様々なヴェールをまとい演じてきた私だったが
今こそ7枚目(最後)のヴェールを脱ぎ真の私を見ていただきたいと思った
皇驪
「それではお名残おしいですが・・私はそろそろ失礼いたしますね。白娘子・・貴女に出会えて本当によかった・・・」
暇を告げる皇驪さまに遅れまいとヴィンス殿下も席を立つ。
ヴィンス
「うむ・・・俺も帰国の準備をせねばならんからな。ライザール王、帰国の際はまたご挨拶に伺います。「リーシャ」・・・最後にもう一度お前の舞を見れてよかった。・・・ありがとう」
揃って退席された二人を見送ったあと私たちはやっと二人きりになった。
なんだかお二人には気を遣わせてしまったようだ。
ライザール
「ほう・・・白娘子にリーシャか・・・お前にはさまざまな顔があったようだな」
揶揄するライザールさまの双眸にうつる私は今どんな姿なのかしら
はっきりと言葉を交わしたわけではなかったけれど・・
私の態度や眼差しから貴方は感じ取ってくれたかしら
貴方へのこの熱い想い・・
だから私は二人きりになった空間でより親密に最後の舞を踊る
誘惑と官能を秘めた特別な舞を・・
貴方の琥珀色の瞳の中で煌めく欲望と愛が混ざり合う
そうしてこの夜私たちは初めて結ばれたのだった。
