注!!ネタバレ含みます
いやうっかりしてて出てるの忘れてました![]()
4巻ももちろん買いましたがまだこれからです(とかいいつつラストはしっかり見ちゃったけど
)
3巻はついに驍宗(ぎょうそう)様の安否がわかります
6年という歳月を乗り切れたのはまさに天の配剤としかいいようがない状況です
轍囲の件で大恩ある王を悼み川に供物を流す男の善意が王を生かしていました
泰麒が戻り李斎をはじめとする臣下が集うちょうど時を同じくして函養山の地下深くに囚われの身となっていた驍宗が脱出するための翼となりうる騶虞(すうぐ→黒色の毛並みの虎に似た妖獣)を狩る術を持っていたこととか良い流れができてるようです
ただこのあとまだまだひと波乱もふた波瀾もあるんでしょうけど![]()
それにしても王位を簒奪した阿選の理由がこれまたしょうもない![]()
あの世界は天意を試すためとかそんな理由でこじれる人多いけど阿選の理由は厨二病レベル![]()
自意識過剰の阿選とプライド高い驍宗は同類なんですよね
でもああいうのはよくある話だと思います
こちらが意図したわけではない行動でも相手が悪意ある方に解釈して気づいたらなぜか嫌われていた・・・なんてことは私もありましたもん![]()
心当たりがないのに一方的に敵対視されて嫌われてしまう状況は誰しも経験あるんじゃないでしょうか
もしくは自負があるのに他人のささいなひと言で勝手に傷ついてしまったり
私も過去に当時所属していた漫研で絵を公開した時、当時の友人が尊敬していた同級生の方が描かれた絵と見開きページでたまたま並んだことがあるのですが、その友人に「○○さんの隣でかわいそう」と言われたことあって![]()
けっこう頑張って描いたのに「かわいそう」とか言われちゃったよ![]()
と密かにどんよりしたことありました![]()
しかも不思議なことにその言葉を言った友人ではなくその同級生の方のことその時からちょっと嫌いになりましたもん
勝手に比べられて他愛ない一言で顔見知り程度の相手のことを嫌いになってしまう事象があったわけです
今思えばくだらないことですけど
別にその方が私になにかひどいことしたわけじゃないのでまったくフェアではないですよね
それでも友人の一言で気分を害してしまって、なんとなくその相手のことを避ける対象と見なしたわけです
もちろん相手はそんな事情はしりませんし、私のことなど眼中にもなかったと思います
人間関係に亀裂が入るのは本当に些細なことで充分なんだと実感してしまった苦い思い出です
阿選と驍宗は反面教師というか、驍宗が阿選のようになっていた可能性もあったのだと思います
たぶん阿選は知らないんですよね。昇山の折、自信満々だった驍宗が泰麒から一度は選ばれなかったことで羞恥から戴から逃げようとしたこととか。
頑なまでに色眼鏡で相手を見てるから自分同様矮小で人間臭い一面を驍宗もまた持ってるとは思わない。自分のライバルだから完璧じゃなきゃダメって思い込みが強いんだと思います。男の嫉妬はつくづく怖いと実感
そういう意味ではお互い虚栄心の強さが仇になったのかもしれません。もう少しお互いのダメな部分も晒しあっていればもっとよい関係を築けた可能性もあったのではないでしょうか。
さらにそれを煽ったのが琅燦(ろうさん)のようです。
揺らぐ阿選に弑逆のための知恵と手段を与えた彼女の目的は天意を試すため。
たぶん彼女にはそれができた(博識であり善悪で物事を捉えず純粋な探究の徒であり王と面会できる立場と妖魔を操る手法を知っていた)からやっただけに過ぎないし自らの探求心を満足させるためにほんの少し阿選の背中を押したにすぎないんでしょう。
ま、むかつきますわね。戴国民としたらとんでもない女ですよ![]()
でも逆にいえば条件が揃ってしまい道義的な迷いのない彼女のような人材があの時節にあの立ち位置にいたことも天の配剤なのだと思うと皮肉としかいいようがありません(どちらかが思いとどまればあの簒奪事件は起きなかったかも)
驍宗が落盤で囚われの身となったことは阿選が仕組んだことであり、本来は飼殺す予定が現状把握ができない状況のまま放置になったのは想定外のできごとでした
驍宗の大まかな居場所や存命であることは阿選は知っていたし、王を生かしたまま位だけ簒奪するのが阿選の目的だったためあのような混迷の6年間になったのだと思うとやっぱり戴国民が不憫でならない![]()
あいつら最悪や~~~![]()
でもたぶん琅燦のような人は必要悪なんだと思います。阿選のそば近くにいながら彼をまるでモルモットのように扱い清濁あわせ飲めて驍宗の敵ではなく悪びれることもない彼女はたぶん一番天意を信じているんじゃないでしょうか。
だからこそ平気であんな振る舞いができるのだと思います
ま、やな女だけどああいうキャラは嫌いじゃない![]()
そもそも事の発端は阿選に不穏なものを感じながら自分ならどうにでもできると判じてあえて策略に乗った驍宗の脇の甘さもありました。敵の戦力割くためにあえて阿選の部下を連れて行ったのも軽率だったと思うし、純粋で人を疑うことを知らなかった泰麒に阿選に気をつけるよう(せめて使令を離さないよう)注意喚起するだけでも結果は違ったのかも
泰麒は泰麒で「高里要」として蓬莱で過ごした時に地獄見てきてるから他のぽやんとした麒麟とは一味違う計算高く冷徹な一面があるし![]()
血涙流しながら阿選にこう頭しちゃうし
ついには殺傷事案も起こすとは![]()
ま、もともと麒麟ってそういう生き物ですよね。自分の手は汚さないってだけで王命さえあれば使令に命じてわりとえげつないこともやっちゃう![]()
そんな泰麒と驍宗がいつ再会できるのか4巻が気になります
それはそうと個人的には李斎と驍宗がデキちゃわないか
期待あったんですけど![]()
でも驍宗は李斎の有能さはかっているようですが「女」として見てはないですよね~
だって昇山した時も驍宗って女仙(見た目の若い娘)とあやしかったですもんね![]()
李斎は李斎で尊敬はしてるだろうけど「男」として意識してるとかいう次元でもないし「恐れ多い」とかいって取沙汰しなさそうだし
でも雁国の延王みたいに長生きしてるから決まった相手は作らず緑の柱のお店に通って適当に遊んでそうな御仁はともかく
驍宗と李斎はお似合いだと思うんですけどね~
ちなみに慶王と(延王か、慶麒か楽俊か迷う~)ショウケイとカンタイ(も、漢字調べるのめんどい
)とか他にも気になるカプはいる~~
ないですか~~~!?小野先生!!![]()