禁断のトライアングル ライザール×シリーン×ルトドキドキ

 

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まさか本当にそんな絵空事があるのだろうか?まるで絵巻物のようだった。

 

 

だが彼女の紅をはいた柔らかそうなふっくらした艶やかな唇から目を離せない

 

濡れた舌がちらりと覗き気づいたら唇が重なっていた。

 

理性が飛ぶのがわかった。夢中でその甘い吐息をこぼす唇を吸い返す。薄く開いた唇をむさぼりより深く濃密に彼女の唇を味わううち欲望が勝ってしまった。

 

息も荒々しく濡れた唇を離すと彼女が艶然と微笑みその背後から男が彼女を我がものだとでもいうべく抱き寄せながらこちらに不敵な視線をくれた。

 

「どうだ。ここで会ったのも縁だ。私たちが手ほどきしてやろう。最高の快楽を与えてやるぞ」

 

「なっ!!

 

やはりこれは仕組まれた誘惑だった。男は女を差し出し彼女もそんな男の決定に否と言わない。仲睦まじそうだった二人からの提案に絶句する。

 

初心な自分をからかっているのだろうか?こちらの葛藤を余所に二人は何事もなかったかのように口づけを交わす。先ほどのキスで興奮したのか彼女の吐息は熱を帯びたものになる。彼女の肩から胸に手を滑らせる男の悪戯な手管が彼女の熱を一層煽っているようだった。

 

愛は尊いとどこかで信じたかった。だから提案に揺れてしまう。だがそれでも男の愛撫を当たりまえのように受け入れながらこちらに誘惑の眼差しをおくる彼女を欲しいと思ってしまった。

 

与えられるなど冗談じゃないと突っぱねることはできそうになかった。

 

こちらが躊躇する間も男の手で彼女は暴かれてゆく。そのつど跳ねる身体は魅力的だった。

 

そんな俺の躊躇を一蹴するかのように彼女がすらりとした脚を誘惑するかのように開いた。なまめかしい太腿の白さから目が離せなかった。

 

まるで踊り子のような優美な足さばきにうっとりしてしまう。

 

口づけはもう済ませた。なら・・・もう遠慮する理由はなかった。

 

俺は彼女の足に触れて身をかがめた。

 

俺の与える拙い愛撫に彼女は嬌声をあげ身悶える。俺がキスして彼女が男とキスを交わす、対抗心があったのは初めだけで半分ずつ分け合うように愛撫を与え合うことも抵抗なくなってしまう。

 

やがてこれは彼女を喜ばせるためだけの行為に徹しなくてはならないことに気づかされる。奪うのではなく与える行為であった。

 

「がっつくな若造・・・シリーンを傷つけたら許さないぞ」

 

初心な若者をたしなめる年長者の声を聞くともなしに聞いていた俺の耳を打つ天女の名前。

 

――シリーンというのか

 

シリーンは平等に愛に応えてくれた。技巧は連れの男とは比べるべくもなかったが彼女が優しく受け入れてくれたことが嬉しかった。

 

先ほどまで確かにあった距離、連れの男に答えながら熱い視線を交わす二人から感じた疎外感はもう感じなかった。今は俺も親密な空気に包まれ同じ熱に浮かされているからだ。

 

快楽を共有して身も心も解放して同じ熱に浮かされながら、俺は最高の初体験を終えた。