『夢が叶うと信じていたぞ。・・・本当によく頑張ったな・・・新』
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『・・・・うん。なんか嘘みてぇだけど・・夢じゃないんだな』
『なにを言ってる。お前の努力の賜だということを俺は知っているぞ。もっと誇っていい』
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『俺が頑張れたのもこれまでずっと黒崎さんが支えてきてくれたおかげだ。感謝してもしきれねぇよ・・・本当にありがとうございました』
『そんなこと気にしなくていい。お前は本当に律儀な奴だな。吉岡も感心していたぞ』
『吉岡さんが?それってあの人に認めてもらえたってことだよな?・・・黒崎さんや吉岡さんに追いつけるのなんていつんなるかわかんねぇけど・・・やっぱ嬉しいや』
『・・・それでだ。お前の夢は叶っただろう?今度は俺の夢を叶えてくれないか?』
『どんなこと?俺にできることなら言ってくれよっ・・・って黒崎さん?』
『は~~
。新、俺達が恋人同士になって随分経ったが、いつになったらお前はその他人行儀な呼び方を改めてくれるんだ?』
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『・・・・えっと、・・・・じゃあなんて呼べばいい?』
『それくらい自分で考えろ』
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(んなこと言ったってさ。会ってから今日までずっと黒崎さんって呼んでたし。今更そんなん言われてもなあ・・・あ、でもなんか黒崎さんの目期待に輝いてるし・・・しょ、しょおがねぇなあ・・・いくつんなっても甘えたなんだからさ・・・)
『・・・・・壱哉さん?』
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(うわ~~下の名で呼んだだけでそこまで喜ぶなっての!ぽんぽこぴ~~!!あ・・・でも俺も恋人んなった後、初めて黒崎さんに『新』って名前呼ばれた時はなんかそれまでと違ってくすぐってえってか・・・・嬉しかったんだよな。・・・ってんんっ・・・)
ちゅっ![]()
『・・・・・ずりぃよ・・・・いっつも不意打ちじゃんか』
(これまでだってこの人とキスも、それ以上のことだって・・・それこそ数えきれないくらい一緒の夜を過ごしたのに。結局いつもこうなっちまうんだよなあ・・・どんだけ経験値高いんだこの人)
『新、そんなことで拗ねるな。・・・ほら、俺だってドキドキしてるだろう?』
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『・・・・あ・・・壱哉さんの心音すごく脈打ってる』
『そうだ。忘れるな・・・新。これまでも、そしてこれからもずっと未来永劫俺が心を捧げるのはお前だけだ』
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『・・・・・壱哉さん』
『そして願わくばこれからの人生、俺と共に歩んでもらえないか・・?』
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『・・・・・び、びっくりすんだろ!?なんかそれってさ
・・・プロポーズみたいじゃん?』
『・・・そのつもりだが?・・返事は?』
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喜びより驚きの方が大きかったってのが本音だけど、実はずっと前から俺の心は決まっていたんだ。けど黒崎さんがちゃんと言ってくれたことがやっぱり嬉しかった。だから俺は黒崎さんの優しい目を見つめたまま茶化さずに応えた。
『・・・・えっと不束者ですが、よろしくお願いします。
・・・あのさ俺も壱哉さんのこと大~~好きだからな!』
・・・これまでも色々あったし、これからもやっぱ色々あんだろうけど俺は大好きで大切な壱哉さんと共に歩む未来を選んだ。
・・・そして
たぶんこの先もずっと俺達の愛が続いていけばいいな。
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