スティンガークラブスロットカー2018rd1 | モータージャーナリスト・中村コージンのネタ帳

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同業者の山口正巳さんが主催する、スティンガークラブが、スロットカーのミーティングをやるということで、一応お伺いを立てて、参加してもいい?と聞くとOKの返事。そこで、ただ走るだけじゃつまらないので、スロットカーの歴史と奥の深さを少し語らせてもらおうと、あれこれ持っていくことにしました。

これはプラモデルを大改造して美しくまるでミニカーのような仕上げにしたスロットカー。走らせるのが勿体なくなる逸品ですが、こんな楽しみ方もあります。これで本気でレースしている人もいます。僕も昔はやってました。

こちらは60年代から今に至る、コントローラーの数々。真ん中にあって黒く潰れちゃっているのがアメリカのCOX社製。親指で押すタイプの一番古そうなコントローラー。右の赤いぽっちの付いているものは、60年代において、レース用として名を馳せた、ゴーセン社製コントローラー。そして左上は2000年初頭から2010年代前半まで、主流だった競技者向けのイゴヤ製高級コントローラー。今でも使っている人はいます。

こちらはともに60年代のスロットカー。手前のフェラーリは、レベル社製のもの、モーターも当時のものが付いています。そしてポルシェ904はK&B社製で、独特のモーターが付いたものです。いずれもアメリカ製。まだレストア前の状態です。これらのヴィンテージスロットをこよなく愛する愛好家もいて、クラブ単位でこうしたクルマばかりを走らせています。

こちらは最新鋭。それなりにとりあえず綺麗で、スピードは最速。先日開催された、レジェンドドライバーによるレースでも、同じものが使われました。現在の主流がこのようなタイプです。

 

明日2月24日午後4時から、市営地下鉄横浜線北新横浜駅から徒歩30秒のところにあるバンプロにおいて、開催されます。古いクルマやコントローラー見てみたいという方も是非足を運んでみてください。