写真35 1985ETCゾルダー その1 | モータージャーナリスト・中村コージンのネタ帳

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ETC…電子料金収受システムのETCではございません。ヨーロピアン・ツーリングカー・チャンピオンシップを略してETCと呼び、今日はその話題。

日曜日に行われた富士の50周年イベントに触発されて、レースの写真を探しました。で、出てきたのがこちら。1985年のゾルダーで行われたレースの模様。この時の主役はこのクルマです。

俗に空飛ぶレンガと呼ばれたボルボ240T。この年の終わりに富士にもやってきました。この時ドライブしていたのは、ジャンフランコ・ブランカテッリ。

そのライバルがこちら。

バストス・ローバーです。ドライバーはこの方。

トム・ウォーキンショーさんです。

ひとつ上の写真を見てもお分かりの通り、かなりヒートアップしていました。ボルボは当時、ライバルよりも細いタイヤを履いて、ストレートスピードを稼いでいたとか…。そして結果どうなったかというと、ローバーはご覧の始末です。

怒ったウォーキンショーさんの後ろ姿がこちら。

ところで、このゾルダーというサーキット。かつてはF1もやってました。しかし、ある事故がきっかけで中止となりました。それがこの人の死です。

ゾルダーにはこのモニュメントがあります。そう、ジル・ビルニューブです。