今年のオートサロンにも出ていて、結構注目を集めたクルマに、アンフィカーというのがある。これ↓
60年代にドイツで作られたいわゆる水陸両用車で、量産の民需用モデルとしては世界初のはずだ。そんなクルマが日本に…って、60年代には輸入車のインポーターとして有名なヤナセが、5台正規輸入している。そしてこのクルマ、実はそのヤナセが輸入した5台のうちの1台なのである。
今のオーナーはこの方(右の方ね。僕じゃありません)。クルマの共同所有というビジネスを始められたAさん。会社名ランデブーと聞けば、すぐにわかるが、実はこのクルマ、共同所有のために手に入れたものではなくて、Aさん自身が気に入って手に入れたものだそうだ。
アンフィカーの車両については近いうちに執筆するけれど、こんなクルマをよく作ったものだと思う。軍需用としてはポルシェが作ったシュビムヴァーゲンが有名だけど、このアンフィカーの作者もナチスに協力して、別な水陸両用車を作っている。しかもそれを作ったのは何と、ブガッティのモールスハイム工場だったのだから、歴史は実に面白い。
陸上はタイヤだけれど、水の中はこのスクリューが動力源。
こうして見てもあまりよくわからないけれど、予想していたよりもサイズはだいぶ大きい。
トランスミッションは通常のシフトレバーの下に前後に動くレバーがもう一つ。こちらが水上用で、前後進それぞれ1速づつ。
エンジンはトライアンフ・ヘラルド用の4気筒。何故イギリス製かは全く不明。きっと手に入れやすかったんでしょうね。
幌をあげるとこんな感じ。テールフィンが、少し遅れた時代を物語る。
当然我が物顔でコックピットに収まるの図。背後には入水後に万一に備え、ライフジャケットの備えがある。まだ、ちゃんと手直しがされていないとかだが、いずれ水上走行のデモをやるそうだ。でも今は寒すぎるけど。








