哀しい詩を 歌うときは 涙が出ないように・・・

嬉しい詩を 歌うときは 笑いすぎてしまわぬよに

 

苦しくて歌えないときは

声じゃなくて胸を張りなよ

 

 

誰かが、見てる

それだけでどうも

 

思い通りにはできない

 

 

泣き言を 言うときは 友達1人呼んどこう・・・

喜びを  言うときは 友達みんな呼んでこよう

 

苦しくて誰にも会いたくないときは

隠れて探してもらいなよ

 

 

誰かが、いる

それだけでどうも

 

想い通りにはならない

 

 

僕らは、自由になりたくて

誰もが、自由に憧れて

  

 

一人ぼっちなら

思うまま、自由

 

けれど、自由になった

その姿を

 

 

誰も、誰も

知らない――

 

 

 


 


 

 

ねぇ。僕は想うんだ

 

この世界中の何処にも

本当に確かなものなんて何もなくて

 

今起こっている

すべての事も

 

ひょっとしたら、まぼろしなんじゃないか?って・・・

 

そうやって、疑って見た世界を

僕はいつも少しだけ

 

遠くに感じてる――

 

 

 

 

おかしいよね。

 

 

でもね、たったひとつだけ信じてる事があるんだ。

 

 

 

 

――ちょっと手をかして。

 

 

 

こうしてキミと繋いだ手の

ふれあっている、この部分にはね

 

目に見えない小さなブラックホールが出来いて

 

疑り深い僕の

少し遠くにある世界から

 

キミへと繋がって

 

 

確かに、ここにいるんだって・・・

キミは、繋いだ手の先にいるんだって

 

 

そう思えるんだよ

 

 

 

 

 

だから僕はいつも

キミと繋いだこの手を 

 

 

 

 

ずっと離したくないって

 


 

 

 

  

 

思ってしまうんだ・・・。

 

 

 

 

 

                                           今夜も遅くなっちゃうね。ごめん

 

 

 

 


 

 

暗闇の雲の中に手を入れると

腕をつたって黒霧が上がってくる

 

見えなくなっている腕の先は

ピリピリと緊張している

 

そこで私は、引き抜きたい衝動に駆られる

恐怖なのか、本能なのか・・・

 

 

それでも、それらを押し殺して

さらに奥へと手を入れる

 

 

深く・・・より深く・・・

 

 

肩まで雲の中に入ると

首筋まで、黒霧が上がってくる

 

腕の先は膨張したような感覚で

私の体から切り離されていくのを感じてる

 

 

もしかしたら、このまま私の腕は

失われてしまうかもしれない

 

 

恐い・・・もうだめだ・・・

 

 

そこで私は、恐怖に負け

手を引き抜く

 

 

私の手に変化はなく

 

 

いつもどおりそこに在る

暗闇の雲もそこにそのまま在る

 

 

私は想像した恐怖に負け

真実もわからないまま・・・

 

 

 

 

私以外の他人は

皆、暗闇の雲なのだ・・・

 

 

見るものを映すそれは

私自身なのだ・・・

 

 

黒霧を纏い

拒絶する

 

 

 

私ソノモノなのだ・・・・