炬燵の横に置いてある

ちょっと高級な座椅子


2人で住む、この部屋にひとつきり


僕が夜遅く帰ってくると

そこで、眠ってしまっているキミ


少し遅い時には

席をあけてくれるキミ


僕の方が先の時は

キミの為に、あけておく


2人とも座るけど

2人とも居座らない


だから、まだ


ひとつきりのまま・・・