諸事情により一般平均より一足早く社会人となり独り暮らしをしていた十代半ば過ぎ…
自由はあったが必然的に金がない…
当時地元パチンコ店の別館で三十台ほどアレンジボールを置いている通称オケラハウスと呼ばれる溜まり場があった…
ほとんど客の出入りがない薄汚れてさびれた小屋にその日もロクデナシどもが集まっている…
『はぁ~毎日毎日文無しじゃやっとれんのぅ…
ジッとしとっても腹は減るしよぅ…やっぱいっそのこと…』…
『おぅテメェ…この前誓うたとこだろぅが…
これからは合法的な銭儲けしかせぇへんてなぁ…
いやなら抜けてもええんやで…』…
『そうやケンちゃんの言う通りや…
抜けた奴ら次々パクられとるんやで…
パクられてブチ込まれるぐらいならまだええ…
終いにゃあの世行きのヤツまで出とんじゃ…』…
『わ…わかってるけど…
俺らみたいなのどっこも雇うてくれんやないか…
それにバイトしとっても腹へって続かへんわ…』…
『なんもかんも御法度やがケンカ売られりゃ買わなアカンし…
腹が減ってはなんとやらやでぇ…
ええ加減アホらしなってきたわぁ…』…
『なら抜けろや…
その代わり明日からツレでもなんでもないで…
覚悟しとけや…ええなぁ…』…
議会共和制を採り入れることなど所詮出来ぬ人には飼い慣らされない野獣の群れなのだ…
そんな野獣どもを従わせるにはチカラしかない…
のちにそれが間違いだったと気付くのだがそのことはまた違ったエピソードにて…
『まぁまぁ…ケンちゃん…
ところでなぁ…近ごろ学生連中が羽振りきかしとるらしいんじゃ…』
十代といえば仲間うちでも社会的立場が幾つかに分かれている…
高校に通う者…
高校をドロップした者…
進学せず就職した者…
学生…家業を継ぐ者…フリーター…引きこもり…プータロー…チンピラ…等々…
呼び名は違えど昔も今もティーンエイジは雑多な人種がごった煮された闇鍋年代と言える…
大人になれば接点のないはずの人種が混じり合って共生しているのだ…
十代の多くの若者は生きてゆく意味も目的も方向性も理解せずただ闇雲に突っ走る子供たちなのだ…
俺たちもそうであったように…
『ほぅ…なんでや?…
お勉強そっちのけで銭儲けやっとんのかい…』…
『そういうこっちゃ…
誰にも文句言われん堅気のアルバイトや…
それも聞いたらヌル~くて楽勝のやっちゃで』…
『ほ…ほんまかいや…
どんなバイトや?』…
説明によるといわゆる飲食業界でそれまでなかったスタイルのフランチャイズチェーンが地方都市にドンドン進出し売り手市場で学生アルバイターが引く手数多だというのだ…
『おぅおぅ…家族連れでチンタラ飯食いに行くドライブインみたいなやっちゃのぅ…
ナンチャラ寿司とかいうのんも最近よう見かけるわ…』…
『そやけど…チカラ仕事ならな~んも考えんでええし…人にペコペコせんでええやんか…
それっちゃ…いらっしゃいませ~とか言わなアカンのやろ?…
シャバいのが来たらよう言わんわぁ…
なぁケンちゃん…そやろ』…
『確かにのぅ…確かにそうなんやが…
俺らこのままやったら元にもどってまうの時間の問題やで…
このまんまならなぁ…
そやからやったことないことやらなアカンのちゃうか?…
一番やりたぁないことやるんも男っちゅうもんやで…
それによ…飲食業やぞ…
飲食業っちゅうたらなに売ってるとこや?』…
(°□°;)!?…
《《《食い物や~》》》…
野獣どももなんとなくイメージ出来たようだ…
『あはは…まぁそういうこっちゃ…
仕事内容はヌル~てその割りに時給もケッコウええし役得もあるんやがなぁ…
ケンちゃん…
一つだけ問題があるんや…』…
『も…問題!?…なんや問題て…』…
『それなんやが…
実は見た目の問題があるんよなぁ…
今の俺らのカッコじゃアカンらしぃんや…』…
サービス接客業のため裏方に至るまでそういったことには非常に厳しいハードルがありお客様に不快感を与えない清潔で爽やかなルックスを求めているらしい…
金髪…リーゼント…モヒカン…スキンヘッド…眉ナシ…眉紋…タトゥー…ピアス…
《《アカンやんけ~》》…
それから数日間あれやこれやと考えた…
今の状況からの脱出…
やったことのない仕事へチャレンジする意味…
すべてのライフスタイルを変えてまでやる価値…
堕ちていった仲間たち…
プライドと空腹…
答えを出しきれぬまま悶々とした日々を過ごしていた…
そんな或る日いつものオケラハウスで暇を持て余しているとちょっとした情報が舞い込んできたのだ…
その情報とは…
それは…次回にて…
自由はあったが必然的に金がない…
当時地元パチンコ店の別館で三十台ほどアレンジボールを置いている通称オケラハウスと呼ばれる溜まり場があった…
ほとんど客の出入りがない薄汚れてさびれた小屋にその日もロクデナシどもが集まっている…
『はぁ~毎日毎日文無しじゃやっとれんのぅ…
ジッとしとっても腹は減るしよぅ…やっぱいっそのこと…』…
『おぅテメェ…この前誓うたとこだろぅが…
これからは合法的な銭儲けしかせぇへんてなぁ…
いやなら抜けてもええんやで…』…
『そうやケンちゃんの言う通りや…
抜けた奴ら次々パクられとるんやで…
パクられてブチ込まれるぐらいならまだええ…
終いにゃあの世行きのヤツまで出とんじゃ…』…
『わ…わかってるけど…
俺らみたいなのどっこも雇うてくれんやないか…
それにバイトしとっても腹へって続かへんわ…』…
『なんもかんも御法度やがケンカ売られりゃ買わなアカンし…
腹が減ってはなんとやらやでぇ…
ええ加減アホらしなってきたわぁ…』…
『なら抜けろや…
その代わり明日からツレでもなんでもないで…
覚悟しとけや…ええなぁ…』…
議会共和制を採り入れることなど所詮出来ぬ人には飼い慣らされない野獣の群れなのだ…
そんな野獣どもを従わせるにはチカラしかない…
のちにそれが間違いだったと気付くのだがそのことはまた違ったエピソードにて…
『まぁまぁ…ケンちゃん…
ところでなぁ…近ごろ学生連中が羽振りきかしとるらしいんじゃ…』
十代といえば仲間うちでも社会的立場が幾つかに分かれている…
高校に通う者…
高校をドロップした者…
進学せず就職した者…
学生…家業を継ぐ者…フリーター…引きこもり…プータロー…チンピラ…等々…
呼び名は違えど昔も今もティーンエイジは雑多な人種がごった煮された闇鍋年代と言える…
大人になれば接点のないはずの人種が混じり合って共生しているのだ…
十代の多くの若者は生きてゆく意味も目的も方向性も理解せずただ闇雲に突っ走る子供たちなのだ…
俺たちもそうであったように…
『ほぅ…なんでや?…
お勉強そっちのけで銭儲けやっとんのかい…』…
『そういうこっちゃ…
誰にも文句言われん堅気のアルバイトや…
それも聞いたらヌル~くて楽勝のやっちゃで』…
『ほ…ほんまかいや…
どんなバイトや?』…
説明によるといわゆる飲食業界でそれまでなかったスタイルのフランチャイズチェーンが地方都市にドンドン進出し売り手市場で学生アルバイターが引く手数多だというのだ…
『おぅおぅ…家族連れでチンタラ飯食いに行くドライブインみたいなやっちゃのぅ…
ナンチャラ寿司とかいうのんも最近よう見かけるわ…』…
『そやけど…チカラ仕事ならな~んも考えんでええし…人にペコペコせんでええやんか…
それっちゃ…いらっしゃいませ~とか言わなアカンのやろ?…
シャバいのが来たらよう言わんわぁ…
なぁケンちゃん…そやろ』…
『確かにのぅ…確かにそうなんやが…
俺らこのままやったら元にもどってまうの時間の問題やで…
このまんまならなぁ…
そやからやったことないことやらなアカンのちゃうか?…
一番やりたぁないことやるんも男っちゅうもんやで…
それによ…飲食業やぞ…
飲食業っちゅうたらなに売ってるとこや?』…
(°□°;)!?…
《《《食い物や~》》》…
野獣どももなんとなくイメージ出来たようだ…
『あはは…まぁそういうこっちゃ…
仕事内容はヌル~てその割りに時給もケッコウええし役得もあるんやがなぁ…
ケンちゃん…
一つだけ問題があるんや…』…
『も…問題!?…なんや問題て…』…
『それなんやが…
実は見た目の問題があるんよなぁ…
今の俺らのカッコじゃアカンらしぃんや…』…
サービス接客業のため裏方に至るまでそういったことには非常に厳しいハードルがありお客様に不快感を与えない清潔で爽やかなルックスを求めているらしい…
金髪…リーゼント…モヒカン…スキンヘッド…眉ナシ…眉紋…タトゥー…ピアス…
《《アカンやんけ~》》…
それから数日間あれやこれやと考えた…
今の状況からの脱出…
やったことのない仕事へチャレンジする意味…
すべてのライフスタイルを変えてまでやる価値…
堕ちていった仲間たち…
プライドと空腹…
答えを出しきれぬまま悶々とした日々を過ごしていた…
そんな或る日いつものオケラハウスで暇を持て余しているとちょっとした情報が舞い込んできたのだ…
その情報とは…
それは…次回にて…
お薦めの加盟店さん紹介します。
アクトタウン加盟店 Replay
http://act-town.com/shop/info/306/index.html
アクトタウン加盟店 洋菓子 ベルン http://act-town.com/shop/info/201/index.html
アクトタウン加盟店 居酒屋 太郎 http://act-town.com/shop/info/164/index.html
アクトタウン加盟店 ファントレット http://act-town.com/shop/info/319/index.html
愛読ブログ
