まだまだ始まったばかりの僕のヒストリー
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中学2年生、恋に敗れた僕が選択した道とは

自分のコンプレックスを少しだけ克服した僕がまた自分に自信がなくなったところから。

あ、そうそう中学生ってね色々とまたコンプレックス要因があったの思い出した。

中学1年生の冬から春の間に水ぼうそうにかかり、治ったと思ったらすぐにおたふく風邪にかかり自分の顔にまた悩みが増えたのでした。

水ぼうそうの痕とニキビの痕。
おたふく風邪でリンパが腫れて大きくなった顔が心なしか元に戻ってないような。

自分の顔が、嫌いでした。

本当にコンプレックスでしかなかった。、

コンプレックスの意味を調べると、
心理学、精神医学用語で、衝動・欲求・観念・記憶等の様々な心理的構成要素が無意識に複雑に絡み合って形成された観念の複合体をいう。

とのことだ。


それらを少しだけ克服の兆しにある最中に、またその悩みに引き戻され一層自分の自信をなくすのでした。


僕が、選択した決断は

強い男になる


ことだった。

当時の僕の発想
強い=筋肉

苦笑。


僕の父は、夜仕事から帰宅するとすぐ服を脱いでは腕立て伏せをして腹筋運動をして背筋運動をして、それからお風呂に入るという習慣があって
幼少期から僕はそれを真似てやってはみるもののキツいから1日だけで辞めてしまうを繰り返していた。

でも毎日そんなことをやっていた父親の逞しい身体はカッコよく見えていた。



恋に敗れた僕が、翌日から筋肉をつけて自信を取り戻す決意をした。

それは固い決意だった。


腕立て伏せなんか最初は全然胸が地面まで下がらないし、
腹筋運動は全然上体が上がらない。
背筋運動は少しだけ出来た。

椅子を片手に持って持ち上げるという何だか訳わからない運動もした。

終わる度に鏡を見ては、少しだけ硬くなったような気がする筋肉を触り、全然変わっていない自分の身体を見ては

見返してやる

色々なことを見返してやる

このよくわからない復讐心が僕のやる気の生命線だった。


野球部には1人だけ筋肉が凄い吉野屋先輩がいた。
野球も上手くてカッコ良かった。
彼はその時の僕のヒーローだった。
僕はこの先輩に憧れて、慕い、いつもどんなトレーニングをやっているのかを聞いては真似て、
自分のトレーニングが改良されていった。




そして数ヶ月後。





続く