前回から始まりました僕的ヒストリー

❶はこちらになります


今の僕を形成するに至って、過去を遡りながら点と点が線で繋がるように見えてきたものがありました。
僕自身も振り返りながら確認していきたいので、もしよろしければ一緒にお付き合いください。


中学2年生の淡い恋が敗れたところから

好きな女子と放課後に初めて一緒に帰り、手を繋ぐことが出来て未来が明るいと思っていた翌日の未来は暗過ぎたという件。


そう、翌日朝に登校中から周りの様子がなんだかざわついておかしかったのを今でもよく覚えている。

コソコソ話してる周りを気にしないふりをしているけど、気にしてるし、絶対僕のことを話してるのはわかっちゃうやつだよね。

今思えば僕の中学生の友達関係って、このくらい薄っぺらい関係性のもと成り立っていたんだなーと納得するのだけど、、

結局のところ、
昨日僕が放課後一緒に帰った片想いの女子が友達に話したことが、この短時間のあいだに色々と伝わりがあったようで
(携帯もPHSもまだ普及していないポケベル世代の僕らなのに何ていう情報速度なの。。)


手を繋いでくれた彼女は、僕のことは好きではないということ。

彼女は、僕と同じ野球部の先輩のことが好きだということ。
(先輩はお洒落でカッコいい人だったから勝てる要素は何一つとなかったなぁ。)

手を繋いだけど気持ち悪かったってね。。

とか色々とショックな内容だった

ただでさえ、自分に対して大きなコンプレックスを抱いていた僕は傷心したのでした。

唯一発散出来る場所は、部活だったのだけど野球部のグラウンドと彼女のテニス部は近く顔を合わせるし、野球部にはその彼女の好きな先輩はいるし人知れず練習中は色々なことを考えてしまい身が入らなかったことを今でもよく覚えている。


中学生の恋心なんてこんなもんだよね。


甘くも甘酸っぱくも何ともない苦味しかないある意味初恋を受け入れた僕は、悩んだ末にある決断に至ったのでした。


続く