【男木島お手伝い旅④】雨音の響く男木島図書館 | Fabulous Placesー放送大学&育児日記

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うどん県から8歳女子4歳男子とわちゃわちゃしている日々をお届けします。通信大学生です。ちょっとだけ日本株やってます。

男木島日帰りツアーの続きです。






ビーチコーミングを終えて、ごみを回収します。



島で集めたごみは、島で処理できないため、高松へ持って帰るそうです。

漂着ごみはペットボトルなどであってもリサイクルはできないため、すべて破砕ごみ。



今回は森田さんの車に乗せれる量にして~車とかいう話でしたが、既に誰かの手によって綺麗にされた海岸だったので、そこまでは多くは出ませんでした。



島のごみ問題として、


丸ブルーごみの量と島民の数が比例しないので清掃の人手が足りない

(漂着ごみは県外や海外から潮の流れによって大量に流れ着く)


丸ブルーごみ処理施設のある島が少ない

(ボランティア等が持ち帰る必要がある)


丸ブルー漂着ごみが流れ着く場所の大半が回収が困難な場所であることが多い

(立ち入り禁止区域など、海岸ではない場所)


というのも深刻なものであるというお話でした。



流れ着く前に海の中を漂うわけですから、海洋生物には既に影響があるわけですし

マイクロプラスチックになると人体にも入ってくるわけですから、

そもそも海に行くまでに正しく処理できるのが理想ですね。



海洋ごみはリサイクルもできないし…。





ごみを出したあとは船の時間まで自由行動バレエ

約1時間くらいかな?



娘がとても行きたがっていた、「男木島図書館 」に行くことにしました。







男木島図書館はNPO法人によって運営されている、島民のための図書館です。




2016年に移住者の方によりオープン。
島に図書館がなく、なかなか本を読むことができなかった島民の方は大喜びでしょうね!




古民家を改装して作られた図書館。
とても居心地がよく、懐かしい雰囲気が漂っています。




ちょうど雨が降ってきまして、屋根にバン、バン、と雨粒が落ちる音が室内に響いているのも風流な感じがします。




今回の店番(カフェサービスがあるらしい)は香川大学の学生さんでしたが、ずーーーっと本を読んでいました。


あとは、旅行者?なのかなーという若いお兄さんもコーヒー飲みながらずっと本を読んでいました。




この空間で本を読み続けられるって素晴らしい…
我々もそうしたいのは山々だが、自由時間が1時間しかないのだ…




2階に上がることができますよ。




2階は座敷になっており、雨なのでちょっと暗いですがここにもたくさんの本があります。




開館時間が16時過ぎまでですから、日差しが入ってくる日は明るいでしょうね。


ところで他のツアー参加者はどこに行ってしまったのだろう…




今回行きたかったカフェ、「ダモンテ商会」さん。


ガイドさんから「何食べても美味しい」と聞いていたので楽しみにしていたのですが、なんと15時閉店でした…笑い泣き




娘の大好きなタコツボルなど見て、船の時間になりましたので桟橋に集合します。
(もう1ヵ所特別展示期間中の屋内展示作品があったのですが、去年の春会期に見た場所なので今回はスキップしました)




娘は初めての初めてのツアーでしたが、とても楽しめたようでよかったです。



瀬戸芸の作品を鑑賞できただけでなく、講師の先生の指導を受けながらビーチコーミングだなんで、なかなかできる体験ではありません。



お昼ごはんもすごく美味しかったし、自由行動時間まであって、本当に濃密な時間を過ごすことができました。



途中天候が悪化したのは残念でしたが、雨の降る男木島もとても素敵なものでした。


これからも繰り返し訪れたい場所となりました。