お願いしている工務店さんから、ファーストプランが提示され、実感が湧いてきたような今日この頃です。


登場人物
おばけくん私・・・地域不動産に釣られてやってきた。

黒猫あたま娘・・・私たち夫婦を下僕としている我が家のご主人様。ネコ種、食っちゃ寝している。

三毛猫事務の女の子・・・地域不動産の事務さん。とても若い。

オカメインコダンディ・・・地域不動産の営業マン。声が美しい穏やかな壮年の紳士である。

タコ早口・・・売り専の不動産屋社長。とにかく早口。笑い声が怪しい。

土地をキャンセルしてから、土地探しが停滞していたので、何となく地域の不動産屋のHPも見てみることに。

会員登録するとシークレット物件が見られます!みたいな宣伝文句で、個人情報を収集しているアレです。

もちろん登録しても、見覚えのある物件ばかり…。うん知ってた。例によって、見覚えのない番号から電話が掛かって来ました。これも知ってたよ!

「○○不動産の○○と申しますが、この度は会員登録ありがとうございます…。」

いつもなら、ハイハイ…と適当にあしらってる所なんですが、この営業さんすごくいい声お願い

落ち着いた話し方と声質は、なんだか説得力がある様に聞こえてしまう。「ネットでは公開していない物件もございますので…よろしければ一度お話だけでも是非…。」とのお誘いに、それではお願いします。…と返答してしまいます。

まあ物件には期待出来ないでしょうけどね真顔
しかし、いい声ってのは武器ですよねほんとに。


黒猫しっぽ黒猫からだ黒猫からだ黒猫からだ黒猫からだ黒猫からだ黒猫からだ黒猫からだ黒猫からだ黒猫からだ黒猫からだ黒猫からだ黒猫あたま


数週間後、地域不動産を訪れ、渡された希望物件シートに記入して待っていると…

オカメインコ「お待たせしました。本日は遠いところお越し頂きまして…」

電話の主ダンディは、若い頃の目黒祐樹をスッキリさせたような風貌で、非常にモテそうな紳士でした。

しかし、手に持っている物件情報は見覚えがあるどころか、こないだ断った物件!やっぱりね…ショボーン


結局、ダンディが持ってきた物件は、既知の物件ばかりでしたが、折角なので帰り道にある土地だけ案内してもらう事に。すると、事務の女の子が三毛猫「この物件はどうですか?」と別の物件を持ってきました。

オカメインコ「…この土地はご存知でしたか?」
おばけくん「見たことないです」
オカメインコ「スーモなどには載っていないみたいですね…」
おばけくん「ホントだ、載ってないですね」
おばけくん。oO(お、不動産ジャパンには載ってる…。取引態様は…売主!)

三毛猫「最寄り駅は隣駅ですけど、丁度中間にあるので、どちらの駅も徒歩20分以内で行けますよ。」
最寄り駅が隣のビミョーな駅だったので、スルーしていた様です。

40坪の更地で700万円台、駅まで徒歩20分以内、バス停まで徒歩2分。水道引き込み無し、市街化調整区域

水道引き込みと、市街化調整区域という事を除けば、なかなか良さそうですお願い

オカメインコ「…こちらもご案内しましょうか。」との申し出は、建築士さんに相談してからにしますと断り、この日は帰り道の土地だけ案内してもらって帰る事にしました。

車を待つ間、事務の女の子と話していると…

三毛猫「なんで千葉なんですか?神奈川の方がよくないですか?」
おばけくん「神奈川は高くて。地震とか考えると、神奈川の海方面よりは、この辺の方が安全な気もしますしね。」
三毛猫「千葉も台風が凄いですよー。南の方ですけど。」
おばけくん「うちの近所も冠水とか凄かったですよ。」
三毛猫「あっ、うん小杉!…とか言われてましたよね〜ニコニコ
おばけくん「そうそれ。まあ家を建てるなら、埼玉とか千葉はいい所だと思いますよ」
三毛猫「いやー、流石に埼玉には勝ってると思います!」
おばけくん。oO(えぇ…そういう認識なの…!?)

丁度車が来たので、私は逡巡したのち、真実を告げる事にしました…。

おばけくん「そう思ってるの、千葉県民だけやで!」


若者に現実を告げることも大人の役目…。私は足取りも軽く車に乗り込み、その場を後にしました。


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その後、案内して貰った土地は酷かった滝汗
隣家がゴミ屋敷みたいな状態で、車から降りる事もなくスルー。ここはもういいです…。

オカメインコ「…やはり、土地や物件というのは、写真やグーグルマップでは分からない事がありますからね…。」
おばけくん「ほんとそうですね…。それに30坪無いと随分狭く感じますね。」
オカメインコ「よろしければ、市街化調整区域の方も今から案内致しましょうか…?」
おばけくん「ありがとうございます。今日は早めに帰る用事もありますので…」


…とまたも断り、駅まで送って貰いその日は帰宅しました。地域不動産のお二人には本当に感謝していますが、売主を知ってしまった以上、わざわざ仲介を入れるほど、私はお金持ちではないのです…真顔

…という訳で、早速売主に販売状況や、詳細資料の有無を問い合わせますお願い

おばけくん「すいません、○△の土地の販売状況と、上下水道の詳細資料がありましたら送って頂きたいのですが」
タコ「販売状況ハ問い合わセガ数件デスネ資料ハ全テありますケドネまずハうちの販売図面送りマスネレインズヨリ詳しク載っテますカラ」
おばけくん「あ、ありがとうございます。」
おばけくん。oO(なんという早口…!)
タコ「モシ物件ヲ気ニ入っテ購入イシが有リましたラ資料ハスベテ送りますカラネ…キィヒッヒッヒニヒヒ


う、胡散臭ぇー
これは仲介を入れた方が良かったかも滝汗・・・。



続く