長くなったシリーズも今回で終わりです…

今回の登場人物
おばけくん私・・・信用情報をなんとかするべく、弁護士事務所へとやってきた。

黒猫あたま娘・・・私たち夫婦を下僕としている我が家のご主人様。ネコ種、食っちゃ寝している。

くま熊男・・・弁護士事務所の男、弁護士ではない。コロナへノーガード戦法を挑んでいる。




第1回目の緊急事態宣言が発令され、極端に人通りの少なくなったビジネス街。どこか後ろめたい気分になりながらも、弁護士事務所のある雑居ビルへと歩を進めます。

事務所へ入り挨拶をすると、やたらと愛想のいい熊の様な男が応対してくれたのだが、この熊男、このご時世にマスクをしていないのである。

(そんな無防備で大丈夫か…?)

心配する私の心を見透かした様に「大変な世の中になっちゃいましたねえ。事務所内は、加湿空気清浄機を動かしていますし、除菌グッズも備えておりますのでウインク」と熊男。

勧められたアルコールスプレーをプッシュすると、であった。

平静を装い、相談内容をシートに書き終え待っていると、熊男くまがやってきた。

くま「ざっと拝見しました。基本的には、時効の成立を目指すのがよいでしょう。」
おばけくん「信用情報はどうなりますか?(マスクしろ)」
くま「このパターンだと、CICの方は大体5年残っちゃいますねえ。」
おばけくん「すぐ消えるのは難しいですか(マスクして)」
くまウォッホン!失礼ニヒヒ 色々なケースによるんですけど、あくまで通常は5年間残るもの…と考えて頂いた方がよろしいでしょうねウインク
おばけくん「都合のいい話ではあるのですが、請求書さえ送ってくれていれば、2万円弱ですし、とっくに返済できてると思うんです。(マ ス ク ー!)」
くま「10年以上、全く請求書が来ていないとの事ですけど、引越しをして、住民登録をしてないとかはないですか?」
おばけくん「数年前に引越しした際も登録しましたし、それ以前は同じ住所にいました。(…………。)」
くま「なるほど…。それで請求書が来ていないのは、確かにおかしいですね真顔

熊男は「信用情報については、債権者次第なので約束は出来ませんが…。」と前置きをした上で、時効は問題なく成立するであろうこと。過払いの有無の調査も含めて、出来るだけの事はします。

…との事だったので、いずれにせよ何らかの行動は取らないと始まらないので、依頼する事にしました。


黒猫しっぽ黒猫からだ黒猫からだ黒猫からだ黒猫からだ黒猫からだ黒猫からだ黒猫からだ黒猫からだ黒猫からだ黒猫からだ黒猫からだ黒猫あたま


それから2ヶ月後

くま「お待たせしました。コロナで金融会社も裁判所も業務が滞ってまして、時間が掛かってしまいました。」
おばけくん「お疲れさまです。」
くま「結論から言いますと、過払いはありませんでしたが、時効は問題なく成立しました。」
おばけくん「ありがとうございます。過払いはやっぱり無かったですかー」
くま「無かったですねー。それでですね…1ヶ月後くらいに、JICCとCICに信用情報を照会してみて下さい。」
おばけくん「…と言いますと?」
くま消えてる筈ですからウインク


1ヶ月後、信用情報を取り寄せると…見事に白紙です。

ありがとう熊男!!お願い

という訳で、マイホーム計画続行!…となったのでした。

反省の見られない画像チョイスですこと…


〜信用情報開示篇〜完