信用情報の回復には、通常5年の経過が必要ですが、条件次第では即座に異動が抹消される事が分かりました。



1.過払いが発生している場合
まず、過払いの可能性を考えました。15年前と言えば、グレーゾーン金利真っ盛り!ただ、私の場合は借入額が少ないことと、返済期間も短期と思われるので難しそうでした…。

取引履歴の請求もリスクがありそうなので、過払い金請求で大儲けしてそうな、大手司法書士事務所の相談窓口を利用する事に。

おばけくん「かくかくしかじかで相談なのですが…」
お母さん「あー…その条件ですと、過払いはまずないと判定できますねニヒヒ
おばけくん「やっぱりそうですか〜」
お母さん「現在コロナの関係で、当事務所では過払い請求しか受け付けておりませんので…。それでは。」
「ガチャ、ツーツー……」

鼻で笑われてしまった…滝汗
金にならない客には、僅かな時間さえ費やさないという商魂逞しさに、ある意味感動すら覚えます真顔

元から依頼するつもりは無いので、過払いには期待出来そうにない事が確認できただけで充分でした。


2.消滅時効の援用
時効が成立する条件(裁判を起こされる事なく、最終取引日から5年以上経過)は揃っているのですが、この方法には一点問題があります。

時効の援用が成立した場合、JICCの信用情報は大体消えるそうですが、CICは5年間「完了」という記録が残るのです。これではバレバレなので意味がありません真顔

ただ、古い案件に多いらしいのですが、理由はよく分からないけど、CICの信用情報が1ヶ月程度で抹消された事例が結構ある様でした。過払い金に期待出来ない以上、この可能性に賭けるしかなさそうです。

債権者との交渉が鍵になるかもしれないので、交渉権のない司法書士ではなく、こういった曖昧な信用情報の回復事例を持っている弁護士事務所を探して、連絡しました。

おばけくん「かくかくしかじかで相談したいのですが…」
お父さん「なるほど。状況は分かりました。発行された信用情報をお持ち頂いて、明日来て頂けますか?」
おばけくん「分かりました」


果たして結果は…


次回完