犬と 女と 「イギリス馬鹿」
タイトルは別に犬と女性と「イギリス馬鹿」が同レベルと言ってるのではありません
中国の映画のタイトルからパクリました
「マイケルさんの冤罪」
マイケルジャクソンさんはご存知ですよね
左の写真は若き日の彼
米英では彼のことを「ジャッコ(Jacko)」と呼ぶそうなので以下ジャッコ
ジャッコは今、裁判中です
多分 有罪でしょう 無罪でも もう子供たちと友達にはなれません
一昨年 フジテレビ(だったかな?)土曜の夜9時から2時間枠で「マイケルジャクソンの真実」なるBBC製作のジャッコをこき下ろす番組を放映してた
視聴率はいかほどか知らないが 日本人にはほとんどジャッコがどうなろうが興味はないハズ
でもイギリス人はジャッコがある理由で大嫌い
「オレたちが嫌いなものだから お前たちも嫌いになれ!!」
というプロパガンダ番組なんである
ではイギリス人がジャッコを嫌いな理由とは?
何べんも書きますが80年代前半の音楽シーンはイギリス一色でした
80年にニューウエーブなる新しい?音楽ジャンルを打ち立て 第二次ブリテイッシュ インベイション(イギリスの侵略:第一次はビートルズ)と呼ばれ世界を牛耳っていた(以下B・I 2と略す)
ところがジャッコが82年にアルバム「スリラー」を発表
83年度グラミー賞を前人未踏の8部門制覇!!
82、83、84年と売り上げは徐々に伸び とうとう
アルバム売り上げ5千1百万枚!!!!
話題はイギリスからジャッコに移って行った
その後、スプリングスティ-ンやマドンナのアメリカ勢が売れまくり
「帝国の逆襲」は終焉していった
悔しかったんですよ!!!イギリスは!!!
英国政府は外貨を稼いでヒダリウチワの算段をしてたので 「B・I 2」は
国 家 事 業
だったんです
だから小生みたいな日本の片田舎の童貞でもカルチャークラブのプロモーション ビデオを見てたりするんです
当時の英国のレコード会社、芸能プロの政治力だけじゃ絶対無理だもん
小生の田舎まで電波とばすの
「国の政策を邪魔するジャッコ 許すまじ!!」
の大号令がBBC内部で響いたのでしょう
BBCのジャッコ叩きはそれ以来そりゃーもうヒドかった
ジャッコがBBCに出てくるときには
例の
股間に手をあてて「ホーーー!!!」
のシーンばっかりツナギあわしてその繰り返し・・・
何回も「ホーーー!!」ばっかり言っているジャッコに対して
「コイツはアホです」
のコメントが入っている
という事実を徹底的に捻じ曲げたものでした
北朝鮮の国営放送のハナシではありませんBBCです
あの放送をみてジャッコのファンになる人はさすがにいないでしょう(それが狙いだけど・・)
でもBBCは間違っている!!!
「B・I 2の終焉はジャッコのセイではナーイ!!
「ライブ・エイド」だーー!!!
「ライブ・エイド」とは
85年に開催されたイギリスとアメリカの一大ロックイベント!!
イベントの収益は全てチャリティにまわされることになっていた(実際は悪徳プロモーターか何かに持ち逃げされた)
イベントは全世界で実況生中継された!!!(小生も最初だけ見たけど時差の関係で中盤から深夜の時間帯になったので寝てしまった)
英国勢の参加バンドはまさに英国ロックの歴史に名を残す連中ほとんどすべて出た!!
という感じで、ベテランでは クイーン レッド・ツェッペリン から 若手はU2(失礼 アイルランドでした) ステイング ジョージ・マイケルってなとこでした
開会のセレモニーはチャールズ皇太子がやってたと思います
し ・ か ・ し
「B・I 2」の強みはなんといってもMTVによるテレビへの露出でした
プロモ ビデオ(以下P・V)という虚構の世界ではイギリスのミュージシャンたちはまさに神話の世界から飛び出した現人神でした
当時 田舎のガキだった小生にはヤツラはホントに
「未来から来た進化した人類」
に見えました
でもライブエイドはライブです
生身の体で客の前に立ってパフォーマンスするんです
ゴマカシが効きません
そんな旭日のもとに晒された虚構の世界の住人はアメリカの現場(ステージ)で叩き上げられてキャリアを積んだ猛者の前では
どうしても見劣りしてしまうのです
見劣りせずに善戦するヤツラも
現人神ではなく「ただのヒト」であることがわかってしまいます
実際ライブエイドを境に音楽業界のイギリス勢力は激減し、「B・I 2」は事実上消滅してしまい
イギリス人のジャッコに対するウラミ節だけが残ったのでした・・・・・
次回は「イギリス馬鹿」の機関紙Rockin'onについて書きます
P・S
当時イギリスのP・Vは
「映画と違ってセリフが無いから「イメージ」でメッセージを伝える」という手法を使ってました
ビデオ監督たちはP・Vを作る時その「イメージで伝える手法」を
ナチスのプロパガンダ映画「オリンピア」から拝借したそうです・・・・・・・・・
中国の映画のタイトルからパクリました
「マイケルさんの冤罪」
マイケルジャクソンさんはご存知ですよね
左の写真は若き日の彼
米英では彼のことを「ジャッコ(Jacko)」と呼ぶそうなので以下ジャッコ
ジャッコは今、裁判中です
多分 有罪でしょう 無罪でも もう子供たちと友達にはなれません
一昨年 フジテレビ(だったかな?)土曜の夜9時から2時間枠で「マイケルジャクソンの真実」なるBBC製作のジャッコをこき下ろす番組を放映してた
視聴率はいかほどか知らないが 日本人にはほとんどジャッコがどうなろうが興味はないハズ
でもイギリス人はジャッコがある理由で大嫌い
「オレたちが嫌いなものだから お前たちも嫌いになれ!!」
というプロパガンダ番組なんである
ではイギリス人がジャッコを嫌いな理由とは?
何べんも書きますが80年代前半の音楽シーンはイギリス一色でした
80年にニューウエーブなる新しい?音楽ジャンルを打ち立て 第二次ブリテイッシュ インベイション(イギリスの侵略:第一次はビートルズ)と呼ばれ世界を牛耳っていた(以下B・I 2と略す)
ところがジャッコが82年にアルバム「スリラー」を発表
83年度グラミー賞を前人未踏の8部門制覇!!
82、83、84年と売り上げは徐々に伸び とうとう
アルバム売り上げ5千1百万枚!!!!
話題はイギリスからジャッコに移って行った
その後、スプリングスティ-ンやマドンナのアメリカ勢が売れまくり
「帝国の逆襲」は終焉していった
悔しかったんですよ!!!イギリスは!!!
英国政府は外貨を稼いでヒダリウチワの算段をしてたので 「B・I 2」は
国 家 事 業
だったんです
だから小生みたいな日本の片田舎の童貞でもカルチャークラブのプロモーション ビデオを見てたりするんです
当時の英国のレコード会社、芸能プロの政治力だけじゃ絶対無理だもん
小生の田舎まで電波とばすの
「国の政策を邪魔するジャッコ 許すまじ!!」
の大号令がBBC内部で響いたのでしょう
BBCのジャッコ叩きはそれ以来そりゃーもうヒドかった
ジャッコがBBCに出てくるときには
例の
股間に手をあてて「ホーーー!!!」
のシーンばっかりツナギあわしてその繰り返し・・・
何回も「ホーーー!!」ばっかり言っているジャッコに対して
「コイツはアホです」
のコメントが入っている
という事実を徹底的に捻じ曲げたものでした
北朝鮮の国営放送のハナシではありませんBBCです
あの放送をみてジャッコのファンになる人はさすがにいないでしょう(それが狙いだけど・・)
でもBBCは間違っている!!!
「B・I 2の終焉はジャッコのセイではナーイ!!
「ライブ・エイド」だーー!!!
「ライブ・エイド」とは
85年に開催されたイギリスとアメリカの一大ロックイベント!!
イベントの収益は全てチャリティにまわされることになっていた(実際は悪徳プロモーターか何かに持ち逃げされた)
イベントは全世界で実況生中継された!!!(小生も最初だけ見たけど時差の関係で中盤から深夜の時間帯になったので寝てしまった)
英国勢の参加バンドはまさに英国ロックの歴史に名を残す連中ほとんどすべて出た!!
という感じで、ベテランでは クイーン レッド・ツェッペリン から 若手はU2(失礼 アイルランドでした) ステイング ジョージ・マイケルってなとこでした
開会のセレモニーはチャールズ皇太子がやってたと思います
し ・ か ・ し
「B・I 2」の強みはなんといってもMTVによるテレビへの露出でした
プロモ ビデオ(以下P・V)という虚構の世界ではイギリスのミュージシャンたちはまさに神話の世界から飛び出した現人神でした
当時 田舎のガキだった小生にはヤツラはホントに
「未来から来た進化した人類」
に見えました
でもライブエイドはライブです
生身の体で客の前に立ってパフォーマンスするんです
ゴマカシが効きません
そんな旭日のもとに晒された虚構の世界の住人はアメリカの現場(ステージ)で叩き上げられてキャリアを積んだ猛者の前では
どうしても見劣りしてしまうのです
見劣りせずに善戦するヤツラも
現人神ではなく「ただのヒト」であることがわかってしまいます
実際ライブエイドを境に音楽業界のイギリス勢力は激減し、「B・I 2」は事実上消滅してしまい
イギリス人のジャッコに対するウラミ節だけが残ったのでした・・・・・
次回は「イギリス馬鹿」の機関紙Rockin'onについて書きます
P・S
当時イギリスのP・Vは
「映画と違ってセリフが無いから「イメージ」でメッセージを伝える」という手法を使ってました
ビデオ監督たちはP・Vを作る時その「イメージで伝える手法」を
ナチスのプロパガンダ映画「オリンピア」から拝借したそうです・・・・・・・・・