映像が完成に近づいたら、音だけを聴く時間も取ります。読みの誤り、急ぎすぎる語り、音楽との重なりは別々に確認します。

まず押さえたい答え

6文の音声は15.5秒から9.9秒に短くすると間が失われたため、前の版へ戻して感情の強さを調整しました。短ければよいわけではありません。

作例ではどうした?

「商品」の読みを直すため、音声用の原稿は「しょうひん」にし、字幕は漢字のまま保持。歌は語りの下で止めず、音量を下げてつなぎました。

芝居がかった声を自然な語りにする

初版のナレーションは感情を強く付けた台詞でした。ブランドコピーはそのままで、それ以外の台詞が芝居がかって聞こえる状態です。

声を解析すると、作り直すうちに早口で間が詰まった版ができていました。6台詞の合計は15.5秒から9.9秒まで縮んでいます。そこで1つ前の版に戻し、抑揚を抑えながら1台詞ずつ直しました。

 

初版。感情を強く付けた台詞
「いいものをつくった。それだけでは、届かなかった」

 

低めで落ち着いたナレーション
「いいものをつくった。それだけでは売れなかった」

一語の読みまで聞き直す

「商品の特徴を伝える」の「商品」が「しょうぴん」に聞こえる版がありました。

画面のテロップは漢字のまま残し、音声用の原稿だけ読みをひらがなで指定して作り直しています。

 

「商品の特徴を伝える」が「しょうぴん」に聞こえる版

 

読みを「しょうひん」と指定した版

映像と合わせて確かめる

声と音の調整は映像の修正より目立ちません。それでも見終わったときの印象を大きく左右します。

映像の初版と最終版の比較や、制作中の指示は動画制作事例のページにまとめています。

相談前に用意しておくこと

音声だけ、字幕との一致、映像と音の3段階で確認し、修正前後を同じ条件で聴き比べる。

気になる作例と「どこで使いたいか」があるだけでも、相談の出発点になります。決まっていない項目は、未定と伝えてください。

制作素材・映像を確認する

動画の印象を変える声と音のつくり方

詳しい制作記録とご相談

本記事はFableBridge公式ブログの制作記録を、この媒体の読者向けに再構成したものです。仕様・価格・予定日は元記事の確認時点の情報です。

公式ブログ:動画の印象を変える声と音のつくり方

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