よいカットが数本できたところが、動画制作の終わりではありません。伝える順番、文字、音、配信先まで揃えて1本にします。
まず押さえたい答え
架空の睡眠サービス「ヨイネ」の76秒サンプルでは、画像68枚、動画37本を作り、講評を重ねて7版まで直しました。
作例ではどうした?
ハサミの崩れは元画像を修正し、箱の受け渡しは開始と終了を分けました。縦型も単なる切り抜きにせず、見せ方を組み直しています。
企画:誰に何を見せるかと参考にする動画を先に決める
生成を始める前に、見せる相手・伝える中身・尺と比率を決めます。ここが曖昧なまま画像や動画を作ると、作り直しの回数が増えて費用もかさみます。
宵寝では次の条件を最初に決めました。
- 誰に
- 工場への発注の手前で迷うスタートアップのCEO
- 何を
- LPと広告で3案を試し1案を選ぶ
- 尺
- 約75秒
- 比率
- 横16:9・フィード4:5・縦9:16
参考にする動画も先に決め、数値で比べられるようにしました。画面が止まっている時間の割合を計測するスクリプトを用意し、参考の広告動画が約4%だったのに対して目標を10%以下に置きました。
「もっと動きを」のような感覚だけの講評では直す場所が決まりません。数値があると、どの秒を直せばよいかが分かります。ただし数値は目安です。6版目でもこの割合は約14%で、最後は通しで見た講評で判断しました。
AI動画の作り方:1本を作る工程と使ったツール
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誰に何を見せるかと参考にする動画を決め、秒数つきの台本にする
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画像生成AIで配役・試作・代表の場面を決める
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決めた画像を動画生成AIで動かし、実写風の短いカットを作る
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製品の画面と文字はHTMLで作り、1フレームずつ書き出す
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音楽と効果音を生成し、映像の動きに合わせる
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通しで見て講評し、版を重ねて直す
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使う場所に合わせて比率ごとに書き出す
- 画像
- GPT Image、Nano Banana Pro、Nano Banana 2
- 動画
- Kling v3(画像から動画)
- 画面と文字
- HTMLで組んで書き出し
- 音楽と効果音
- ElevenLabs
各ツールの呼び出し、画面のHTML、書き出しと音量調整のスクリプトは、AIのコーディング支援ツールであるClaude Codeに指示して作りました。何を作るかの判断と完成した版の講評は筆者が担当しています。
講評して7版まで直し3つの比率で書き出す
1本通して書き出したら、全編を見て秒数ごとに講評します。宵寝の3版目は筆者の採点で30点でした。2本の参考動画のうち片方に似せただけで、もう片方の良さが出ていないと判断しました。音楽に合わせてアイコンが動き続けるのも不要でした。
講評は「22秒の広告が普通すぎる」「40秒の読み込み済みを24個から100個に」のように秒数と直す中身をセットで書き、次の版の要件にしました。この繰り返しで7版目を完成版にしています。
最後に横16:9・フィード4:5・縦9:16の3本を書き出しました。横の映像を切り抜いて縦にするのではなく、画面の部品を比率ごとに組み直し、実写のカットも比率に合う構図を選んでいます。
相談前に用意しておくこと
企画、代表画像、動画、文字、音、講評、書き出しの各段階に確認点を置き、最後にまとめて直す量を減らす。
気になる作例と「どこで使いたいか」があるだけでも、相談の出発点になります。決まっていない項目は、未定と伝えてください。
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修正前
最終版詳しい制作記録とご相談
本記事はFableBridge公式ブログの制作記録を、この媒体の読者向けに再構成したものです。仕様・価格・予定日は元記事の確認時点の情報です。
公式ブログ:AI動画の作り方|企画から音・編集まで1本を完成させる手順
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