おはなし。 -86ページ目

お花見の提案。のおはなし。

桜。

日本の国花であり、日本人のこころの花。

日本をはなれて早、6年。
よって、6年私は日本の満開の桜をみていません。
実家に桜の大木があったからなのか
毎年この季節になると日本に帰りたくなります。


あまりパソコンの前にいると、ついつい沢山の情報をみてしまい、必要以上にナーバスになりすぎるので、休憩時間はむりやりにでも外に散歩に行くようにしています。

パリにすんでるわたしですら、この状態ということなので、日本にお住まいのみなさまはもっともっと心が折れそうになる日々を送られている事と存じます。




日本全土に桜の花があって
それを毎年日本人みんなが楽しみにしてて
桜前線なんてそんな前線他の国にないですもの。
ニュースで天気予報のように流れるその情報がいかに日本人がつねに桜の花の開花を待ちわびているか、ということの証でもあるとおもいます。



桜の木下で、無礼講のどんちゃんさわぎ。
いくらなんでもそこまでは、できない。
それはその通りです。


一番早く日本が復興する手段はみんながいつも通りの生活リズムに戻る事。
震災を受けている方、福島の避難されている方々が一刻も早く不自由のない生活になる事はもちろんです。切に願います。

けれど、
それを後ろから支えれるのが震災にあっていない方々。
その方々がまだ普段の生活リズムをとりもどしていないのであれば
復興は確実に遅れてしまいます。

お金を回しましょう。と、経済学者の方が仰る事もごもっともですが、
そんなお金があるのなら、義援金に。。とおもってしまう人心。

でも、震災を直接受けていない人もみんながみんな自粛でしょんぼりしてたら
だれがもっともっともっともっと大変な人をはげましてあげれるのだろう?


今は自分を元気にしてくれる事への投資は
みんな自分を通しての日本への義援金だとおもう。
だからおいしいランチもショッピングもお茶もケーキも映画もコンサートも美術館も旅行も
みんな日本人であるあなたを元気にしてくれるものはすべて日本復興のための事だとおもう。
そしてその分沢山働いて、沢山勉強して、自分の出来る事を全力でやる。

今東北の工場の打撃で世界の工場が止まっている。
そのことと同じように
日本中のどんな仕事も勉強も無駄な物なんて一つもない。
世界を動かす鍵はみんなの手の中に一つ一つあって、それを持ち寄らなければ世界は動かない。
日本は政治家の物でも資産家のものでもない。日本人のもの。
それぞれがそれぞれの役割を
みんなの持ってる力が一ヶ月前より強力になったらそれはもの凄い力で日本を復興させる事が出来る。




そのためには自分がまず元気にならなくちゃ!

仲良しの友達をさそって、春の服の買い物にいったり、
おしゃれして、恋人とだっていい。
夫や妻と待ち合わせして一駅ぐらい桜を観ながら散歩してお家にかえってもいい。
こども達と本屋にいって素敵な春らしい絵本を買ってみたり、
美容院にいって少し髪型変えてみたり、
お父さん、お母さんとちょっと素敵なランチに行ってみるとか、
お義父さん、お義母さんに近場で日帰りでもいいからちいさな旅行をプレゼントしてもいい。
娘や息子と一緒に美術館にいってもいいし
お姉ちゃんやお兄ちゃん、妹や弟、しばらくあってないいとことお茶をしてケーキをたべて
おみやげにおばあちゃんおじいちゃんに焼き菓子を持ち帰りにしてプレゼントしてもいい。
同級生と久しぶりに会ってみたり、映画観に行ったりしてもいい。
インターネットでコメントを返してくれる気になる友達と待ち合わせしてみてもいい。
買い占めに焦りを感じるのなら、友達さそってリュックサックで気分を変えて電車にのって遠足気分でちょっと遠い街に買い出しにいってもいい。

こんなに大変な災害があったのにたまたま生きている私たちは
はなればなれにならなかった大切な人と
こうして感謝を込めて桜の運んでくれた春を体で感じてみるのはどうでしょう?
そして同時に
2011年の桜が一緒にみれなかった人たちのために、冥福を祈り
あなたの瞳で今年の桜をいっぱいみて天国の誰かに届けてあげよう。

そんなお花見をしたらどうだろう?


桜の下で宴会しなくても
のんびり肩を並べて桜の下をあるくだけで
それは十分なお花見。

桜だってみてほしいに決まってる。
だって1年かけてあなたにみてもらえるように綺麗にさいているのだから。



そして、
桜に今後の日本の事をお願いしよう。
私たちの国、日本は八百万の神様の住む国。
桜の花一つ一つにも神様の宿る国。
綺麗に咲いてくれた事を感謝しよう。
そしてまた大切な人と来年桜がみれるようにお願いしよう。
思想うんぬんじゃなくて日本人の源からしみ込んでいる信仰心があるとおもう。
初詣やお宮参りに行くのと同じ気持ち。


そんなお花見をしてみたらどうだろう。





パリも桜が満開です。

私は遠くからだけど
そんなことおもいながらさくらをみてきました。
日本の桜とはちがったけれど、桜をみながら故郷を想うのです。

おはなし。


ほんとにほんとに綺麗だった。
咲いてくれてありがとう。













おしまい。












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