冬の楽しみ方。のおはなし。
冬には冬の楽しみ方。
ストーブも心もとない連日の氷点下日和には料理を沢山する事が一番部屋もこころもあたたまります。
寒空の下帰ってくる家人も廊下からのよい香りと玄関を開けた時のあたたかい温度はなによりもうれしいそうです。
と、言われると、調子にのって色々作りたくなりますが
とりあえず、
素敵なベルガモットに夢中なのでベルガモットを調理致しましょう。
ベルガモットとは?

案外,日本ではなじみのないこの果物。
ベルガモットは柑橘類の一種で、独特の香りがあります。
ゆずにとてもにているのですが、微妙にゆずとはちがう。
でも他の柑橘類の中では一番ゆずに似ている。
でも檸檬やオレンジよりゆずの方が近い感じです。
アロマオイルとしてもつかわれますし、お料理やお菓子にも出番が多い果物です。
一番日本でなじみ深いベルガモットといえば
紅茶の代表格、アールグレイ。
じつはアールグレイとは中国の茶葉にベルガモット香油で香りづけされているもの。キーマンとかそっち系の茶葉らしく(確か..)、ときどきセイロン茶葉×ベルガモットもあるそうな。
英国紳士アールグレイ伯爵が中国に赴任中にキーマン茶にベルガモットを浮かべた事がはじまりだとか。中国人からしたらイギリス紳士の発明したとんでもないのみかただったのでしょうね、当時は..
なので,面白い事に、ナンシーのアールヌーボーな内装のサロンドぅテ(喫茶店)にはいって、メニューをみるとアールグレイはベルガモットティーと表記されています。わくわくしてたのむと、トワイニングのふつーのアールグレイのティーパックがティーポットにぺろっと入って来たりします..そこまで主張するなら行動でしめしてほしい....とまたもやフランス国民に対していろいろ想うひととき...
毎年2月の中旬になると、ぽつぽつマルシェやオーガニックショップにでまわるのですが、どこにでもある、という果物でもなく、(ナンシーはどこのお店にもでまわっていたけど)みつけるとなんかうれしい。
はい、ベルガモットの名産地は東フランスのナンシーなのです。(フランスにおいては)
というよりまたしても食いしん坊王様スタニスラス王の仕業なのですが..(マドレーヌも彼がつくった(つくらせた?)
ナンシーは選挙にいくと、受付でなぜかベルガモットキャンディーがもらえます。(夫の家族がみんな総出で選挙に行く時についていったのですが外国人の嫁はおなじようについてきたちびっこ達とわんこ達とともに入り口で待つ。居心地の悪そうな私を見て、うけつけのおばちゃんが投票しない私にポケットいっぱいベルガモットキャンディーをくれました。ちびっ子達とやまわけしました。)
ベルガモットキャンディーはとてもおいしくて、黄金のぺったんこの四角の飴は一粒で口の中がベルガモットでいっぱいになります。だいたいどこのお店も手作りで、微妙にそろっていない形がなんだかほほえましい。
じつは、日本人のフランスのイメージ映画の代表である、(フランス人にはこんなフランスは存在しない!とかなり不評な映画ですが..解る気がしますが..)
映画「アメリ」にでてくる、アメリがアパートの浴槽で発見したおもちゃがつまったブリキの赤い缶は
Photo by 映画「Amélie」
実はナンシー銘菓。
Photo by ナンシー観光局サイト
ナンシーの老舗お菓子屋さんのベルガモットキャンディーのはいった缶で、今でもその老舗店で販売されています。ナンシー駅を下車して正面出口から出て向かいに突然一つだけある風景とちぐはぐな高層ビルのホテルをスタニスラス広場方向にこえれば、アールヌーボーなレストランがあり、その向かいにあります。
ここでも世界のふらんすに夢見る人々の気持ちを無邪気に踏みにじる感じで、モンマルトルのアメリのロケ地である八百屋とカフェ同様、ナンシーまでもアメリプーランのポスターやら記事やらが窓に貼ってある感じはげんなりしますけれども...でも八百屋ほどじゃないかな..八百屋はひどいよ。日本でもありますよね。。TVにでました!的な張り紙...
あと、ナンシーの名菓ナンシーマカロンもベルガモット味がありますし、マドレーヌの発祥地がナンシーの郊外なので、ベルガモット味のマドレーヌとミラベル(これもナンシー名物)味のマドレーヌがあります。こちらも本場物のマドレーヌはびっくりするほどおいしいので、こちらも是非おみやげにどうぞ!
(って、なんで私はナンシーのCMをしているのか..)
と、話がめちゃめちゃそれましたが、(ベルガモットはずるずるとおもいでぽろぽろです..)
なにをつくったか、といいますと、
まずは

ベルガモットケーキを焼きました。
ベルガモット風味のマドレーヌがたべたかったので、マドレーヌとまよったのですが、
家人がQuatre-Quartsがたべたい、というので、檸檬のかわりにベルガモットの皮をすりおろしてを入れました。仕上げにレモンケーキのごとく、ベルガモット汁に砂糖をいれたベルガモットシロップをたっぷりぬって。
と、Quatre-Quartsのレモンの代わりにベルガモットを使うだけでベルガモットのよい香りのケーキになります。

そして
お約束のコンフィを!といっても、ゆずジャムと同じレシピで作りました。
実をしぼってふさ袋をとるために沸騰したお湯にさっとくぐらせ、袋をとる。
お水に一晩つけておく。水からあげて皮を刻んでベルガモットの皮の80%の砂糖でコトコト煮る。砂糖は3回にわけて投入。(と、ようするにゆずジャムと同じレシピなので、もっと詳しいレシピは沢山の方が紹介されているのでいろいろみてみるとよろしいかと..。)
この、コンフィの時に苦みをとるために一晩ぐらい水につけるのですが、この
灰汁抜きの黄色いお水は捨てないでお風呂のお湯にたっぷりいれればゆず風呂ならぬベルガモット風呂になり、よい香りで素敵なバスタイム!
ベルガモットはアロマオイルとしても大活躍なのです。
憂鬱気分、鬱々の時にはよいアロマだそう。
あと免疫力アップ効能もあるので風邪ウイルスの蔓延している今はとてもよい物ですね。
(もしかしてヨーロッパのいつ終わるかわからない、もう永遠に春は来ないんじゃないのか?というどんよりとした曇り空の陰鬱さに、
そしてメトロにのれば98%風邪を拾うパリ生活に、
ベルガモットは必須アイテムなのかも知れません..)
コンフィは刻んでお味噌にまぜればゆず味噌ならぬベルガモット味噌になりますし、
お湯で割ればゆず茶ならぬベルガモット茶になります。
なにより、そのままなめると、ベルガモットキャンディーの味がする!と、ぺろぺろなめてたら、夫にあきれられました..
と、いろいろ楽しめます。
コンフィの一瓶は今食べるよう、
もう一瓶は半年保存して夏頃に解禁するとなんだか贅沢な気持ちに。

と、おなじ贅沢な気持ちをあじわうがために残しておいた春の一瓶。
いちごジャムで春味とできたてのベルガモットジャムで冬味を。
あとはコンフィには使わない中身のジュースをあつめて(先にしぼっておく)醤油とだしと鷹の爪とお砂糖少々とでベルガモットポン酢をつくり、氷皿にいれて冷凍保存。これで当分ポン酢にこまらない。(めちゃうまだし!)
で、種をスプレー容器とかにいれて蒸留水に浸して一晩置くと、化粧水になるのであります。といってもお風呂お上がりに肌水のようにスプレー容器にいれて全身にばしゃばしゃつかいます。これはゆずの種でもできるみたいです。
嗚呼!楽しんだ!
あとは読みかけの「ムーミン谷の冬」を読みながらベルガモット茶(トワイニングのアールグレイではない!)をのみ、ストーブの前でまったりするのさ。
おしまい。
たのしみすぎじゃにゃいかね!?

(寝起きの寿さん。)

ストーブも心もとない連日の氷点下日和には料理を沢山する事が一番部屋もこころもあたたまります。
寒空の下帰ってくる家人も廊下からのよい香りと玄関を開けた時のあたたかい温度はなによりもうれしいそうです。
と、言われると、調子にのって色々作りたくなりますが
とりあえず、
素敵なベルガモットに夢中なのでベルガモットを調理致しましょう。
ベルガモットとは?

案外,日本ではなじみのないこの果物。
ベルガモットは柑橘類の一種で、独特の香りがあります。
ゆずにとてもにているのですが、微妙にゆずとはちがう。
でも他の柑橘類の中では一番ゆずに似ている。
でも檸檬やオレンジよりゆずの方が近い感じです。
アロマオイルとしてもつかわれますし、お料理やお菓子にも出番が多い果物です。
一番日本でなじみ深いベルガモットといえば
紅茶の代表格、アールグレイ。
じつはアールグレイとは中国の茶葉にベルガモット香油で香りづけされているもの。キーマンとかそっち系の茶葉らしく(確か..)、ときどきセイロン茶葉×ベルガモットもあるそうな。
英国紳士アールグレイ伯爵が中国に赴任中にキーマン茶にベルガモットを浮かべた事がはじまりだとか。中国人からしたらイギリス紳士の発明したとんでもないのみかただったのでしょうね、当時は..
なので,面白い事に、ナンシーのアールヌーボーな内装のサロンドぅテ(喫茶店)にはいって、メニューをみるとアールグレイはベルガモットティーと表記されています。わくわくしてたのむと、トワイニングのふつーのアールグレイのティーパックがティーポットにぺろっと入って来たりします..そこまで主張するなら行動でしめしてほしい....とまたもやフランス国民に対していろいろ想うひととき...
毎年2月の中旬になると、ぽつぽつマルシェやオーガニックショップにでまわるのですが、どこにでもある、という果物でもなく、(ナンシーはどこのお店にもでまわっていたけど)みつけるとなんかうれしい。
はい、ベルガモットの名産地は東フランスのナンシーなのです。(フランスにおいては)
というよりまたしても食いしん坊王様スタニスラス王の仕業なのですが..(マドレーヌも彼がつくった(つくらせた?)
ナンシーは選挙にいくと、受付でなぜかベルガモットキャンディーがもらえます。(夫の家族がみんな総出で選挙に行く時についていったのですが外国人の嫁はおなじようについてきたちびっこ達とわんこ達とともに入り口で待つ。居心地の悪そうな私を見て、うけつけのおばちゃんが投票しない私にポケットいっぱいベルガモットキャンディーをくれました。ちびっ子達とやまわけしました。)
ベルガモットキャンディーはとてもおいしくて、黄金のぺったんこの四角の飴は一粒で口の中がベルガモットでいっぱいになります。だいたいどこのお店も手作りで、微妙にそろっていない形がなんだかほほえましい。
じつは、日本人のフランスのイメージ映画の代表である、(フランス人にはこんなフランスは存在しない!とかなり不評な映画ですが..解る気がしますが..)
映画「アメリ」にでてくる、アメリがアパートの浴槽で発見したおもちゃがつまったブリキの赤い缶は
Photo by 映画「Amélie」実はナンシー銘菓。
Photo by ナンシー観光局サイトナンシーの老舗お菓子屋さんのベルガモットキャンディーのはいった缶で、今でもその老舗店で販売されています。ナンシー駅を下車して正面出口から出て向かいに突然一つだけある風景とちぐはぐな高層ビルのホテルをスタニスラス広場方向にこえれば、アールヌーボーなレストランがあり、その向かいにあります。
ここでも世界のふらんすに夢見る人々の気持ちを無邪気に踏みにじる感じで、モンマルトルのアメリのロケ地である八百屋とカフェ同様、ナンシーまでもアメリプーランのポスターやら記事やらが窓に貼ってある感じはげんなりしますけれども...でも八百屋ほどじゃないかな..八百屋はひどいよ。日本でもありますよね。。TVにでました!的な張り紙...
あと、ナンシーの名菓ナンシーマカロンもベルガモット味がありますし、マドレーヌの発祥地がナンシーの郊外なので、ベルガモット味のマドレーヌとミラベル(これもナンシー名物)味のマドレーヌがあります。こちらも本場物のマドレーヌはびっくりするほどおいしいので、こちらも是非おみやげにどうぞ!
(って、なんで私はナンシーのCMをしているのか..)
と、話がめちゃめちゃそれましたが、(ベルガモットはずるずるとおもいでぽろぽろです..)
なにをつくったか、といいますと、
まずは

ベルガモットケーキを焼きました。
ベルガモット風味のマドレーヌがたべたかったので、マドレーヌとまよったのですが、
家人がQuatre-Quartsがたべたい、というので、檸檬のかわりにベルガモットの皮をすりおろしてを入れました。仕上げにレモンケーキのごとく、ベルガモット汁に砂糖をいれたベルガモットシロップをたっぷりぬって。
と、Quatre-Quartsのレモンの代わりにベルガモットを使うだけでベルガモットのよい香りのケーキになります。

そして
お約束のコンフィを!といっても、ゆずジャムと同じレシピで作りました。
実をしぼってふさ袋をとるために沸騰したお湯にさっとくぐらせ、袋をとる。
お水に一晩つけておく。水からあげて皮を刻んでベルガモットの皮の80%の砂糖でコトコト煮る。砂糖は3回にわけて投入。(と、ようするにゆずジャムと同じレシピなので、もっと詳しいレシピは沢山の方が紹介されているのでいろいろみてみるとよろしいかと..。)
この、コンフィの時に苦みをとるために一晩ぐらい水につけるのですが、この
灰汁抜きの黄色いお水は捨てないでお風呂のお湯にたっぷりいれればゆず風呂ならぬベルガモット風呂になり、よい香りで素敵なバスタイム!
ベルガモットはアロマオイルとしても大活躍なのです。
憂鬱気分、鬱々の時にはよいアロマだそう。
あと免疫力アップ効能もあるので風邪ウイルスの蔓延している今はとてもよい物ですね。
(もしかしてヨーロッパのいつ終わるかわからない、もう永遠に春は来ないんじゃないのか?というどんよりとした曇り空の陰鬱さに、
そしてメトロにのれば98%風邪を拾うパリ生活に、
ベルガモットは必須アイテムなのかも知れません..)
コンフィは刻んでお味噌にまぜればゆず味噌ならぬベルガモット味噌になりますし、
お湯で割ればゆず茶ならぬベルガモット茶になります。
なにより、そのままなめると、ベルガモットキャンディーの味がする!と、ぺろぺろなめてたら、夫にあきれられました..
と、いろいろ楽しめます。
コンフィの一瓶は今食べるよう、
もう一瓶は半年保存して夏頃に解禁するとなんだか贅沢な気持ちに。

と、おなじ贅沢な気持ちをあじわうがために残しておいた春の一瓶。
いちごジャムで春味とできたてのベルガモットジャムで冬味を。
あとはコンフィには使わない中身のジュースをあつめて(先にしぼっておく)醤油とだしと鷹の爪とお砂糖少々とでベルガモットポン酢をつくり、氷皿にいれて冷凍保存。これで当分ポン酢にこまらない。(めちゃうまだし!)
で、種をスプレー容器とかにいれて蒸留水に浸して一晩置くと、化粧水になるのであります。といってもお風呂お上がりに肌水のようにスプレー容器にいれて全身にばしゃばしゃつかいます。これはゆずの種でもできるみたいです。
嗚呼!楽しんだ!
あとは読みかけの「ムーミン谷の冬」を読みながらベルガモット茶(トワイニングのアールグレイではない!)をのみ、ストーブの前でまったりするのさ。
おしまい。
たのしみすぎじゃにゃいかね!?

(寝起きの寿さん。)
