2012年のおせち。のおはなし。
さあ!
今年もしっかり元旦からいただきました!
これを食べないと新年迎えた気持ちにならないんですよね..
私の実家や親戚一族はお正月を全力でむかえるので、どうもこの習慣はDNA沿いに根付いている模様。
なにもフランスにお嫁にいってまでおせちを作らないでも、と思われるかもしれませんが、ないからこそ!と、天の邪鬼な気質はややこしいものです。
今年はこんなかんじ!
だんだんうちの定番が決まってきたような気がします。
パリでおせちを作るのもなれてきたのかな?
それでもおいしい黒豆やかまぼこ、たつくり、かずのこetcにあこがれを隠せません。
かまぼこやお歳暮のハムや彩りの南天やはらんもないので、なんだか地味ですし、きび砂糖を使っているので全体が茶色っぽいけれど..ないなりになんとかなってない?かな?
(↑日本人のおともだちをお招きしておせち晩餐。愉快な晩餐でした。あとでお雑煮と焼きもち登場。左はあんこときなこ。うつってないけど醤油砂糖と海苔もあり。 飲み物はめちゃめちゃフルーティーなロゼワインVal Joamis2010(おともだちより)とキリンビールと日本酒 純吟 黒龍!辰年にちなんで♡)
去年の覚え書き記事 が年末おせち制作に多いに役立ったので
今年もおせちの覚え書きをいたします。
今年は新しいものにも挑戦しました。
それでは2012年のおせちのおはなし。のはじまりはじまり。
一のお重。
伊達巻きは
去年の失敗を生かして、今年は卵を倍増で6個。入手困難なはんぺんなしで卵白をメランゲにしてコーンスターチと蜂蜜を60gとエビの利休煮のたれとだし(これではんぺんの風味の代わりのつもり)いれました。オーブンで焼くスタイルは去年と同じ。巻寿司のすのこでまいて輪ゴムで固定してさましました。
昆布巻きは
かんぴょうをストックしわすれてしまい、だいこんを細く切って塩揉みしてかんぴょうのかわりに。でも強度がないので綺麗な巻にならず切なし。かんぴょうは絶対帰国時に多めに購入することを心にメモる。(かんぴょうストックに調子にのって去年よくちらし寿司のもとを作ってしまった..)ごぼう人参まきと、鶏肉巻きにしました。
栗きんとん
今年の名作は怪我の功名で栗きんとん!!なぜなら、トルコでサフランをおせちの栗きんとんのために購入したのに箱ごと水没させてしまい(しかも長時間気がつかずに..)全部台無し、という切ない事件があり、フランスでサフランをかうのもなんかしゃくだったし色粉をつかうのがなんかいやだったので、みんなの料理にあった あんずきんとんを制作しました。これが、あまずっぱくてもったりしてて、その上、水飴とかフランスじゃ手にはいらないので、ただのさつまいものピュレになっちゃいかねない栗きんとんに干し杏の濃厚さがくわわりねっとりとした質感まで手に入る。でも、レシピ通りにさつまいもと干し杏だけだと、杏が主張しすぎてきんとんにはほど遠い感じがしたのですが、そこに冷凍ストックしておいた渋皮煮をいれてみたところ、絶妙なバランスがうまれましたよ!これはほんとにおいしかったので来年も制作しようとおもいました。
海老の利休煮
えびちゃんがはいるだけでおせちが豪華になりますよね。去年とおなじポワソニエで買いました。魚屋さんの上手な釜ゆでですごいまっかできれいでした。そのかまゆでされた前菜用のえびちゃんをおさけと砂糖でにしめてみました。伊達巻きにこのたれを少し入れました。
紅白豆
去年と同じく、大福豆と小豆豆で紅白おまめ。同じようにべつべつにゆでる。またしても黒豆ストックを買い忘れた去年。。。なんで黒豆がいつもストックされていると思ってしまうのでしょう。かんぴょうと黒豆は今度の帰国で買うこと。でも紅白おまめもおいしいのですけれどもね。小豆は去年とおなじく大変ご利益のある地元のおいなりさんのおかげ横町のたいやき屋さんの小豆!(たいやきたべたいなあ。。)
二のお重。
ローストビーフ
今年はビーフもやっちゃいました。ステーキ用ラムの部分を固まりで購入してでつくりました。あたりまえですが、おいしすぎました。
ローストかも
上に乗ってる赤いのは干しクランベリーです。一緒に食べるとちがった味わいになりたのしいのであります。
この鴨と煮汁を年越しそばにつかうのですが、ほんとにおいしいかもそばになるのです。今年はこの煮汁がおいしかったので、お雑煮もあぶらっこいかなーとおおもいながらもつかってしまいましたが、夫にはこちらの方が好評。
ローストかもとローストピーフはこちらのレシピ→☆ このレシピは同じにじるでどちらもできるので醤油を無駄にしないのはすてき。煮汁も保存して鴨そばや鍋類にも使えるのが素敵。
煮豚のはちみつ黒こしょう
このレシピおいしんだけど、醤油一リットルはうそだとおもうんだよね。。。と酒も醤油も100ccでビニール袋で密着してさましました。煮汁はきっと中華系料理につかえるはず。と、冷凍小分け保存。
なます
去年と同じく冷凍なますレシピ。干し柿もいれてみました。蜂蜜のお酢とバルサミコ酢の軽い方(ねっとりしてるのじゃないバルサミコ酢。さらさらで使いやすい)を半々でつくりました。
フォアグラとパンデピスサンド(一枚目の写真にはありますが、朝のみでした。たべちゃったw上の↑写真にはなしですが代わりにこの写真のは鶏肉の煮物を爪楊枝にさしてみました。すると豚鴨牛鳥と何となく網羅してる感じ?)
パンデピスとフォアグラがノエルにあまりにもおいしかったので、これもおせちにいれてしまえ!とサンドしていれてみました。うまい!その一言につきる一品。
だいこんとカラスミサンド
今年はいくらを買い忘れたけれど、なにか魚類の卵がほしいなあ、と想い。そういえば台湾の空港でカラスミを購入して冷凍していたことをおもいだし、そしてどうしようかなあ、とおもいなやむうち、台湾の懐石料理にだいこんとネギとからすみが出てきてたのを思い出したので、からすみに日本酒をぬり、フライパンであぶり、だいこんにカラスミをはさんで、シブレットをちらしました。こちらも名作的なおいしさでございました。珍味はおいしいねえ。
カラスミとミモレットというチーズの古いものは味も見た目もにているので、もしかしたら、古ミモレットをだいこんにはさんでたべてもおいしいのかも。。とおもったりしました。今度やってみよう。
三のお重。
お煮しめ
れんこん、さといも、ごぼう、しいたけ、とりもも肉、人参、こんにゃく。
辰巳芳子さんのレシピ を(ある程度)まじめにおこないましたら、例年よりおせち制作がハードでした...でもその分、すべてのお野菜のお味が確実にひきだされ、煮汁もむだなしでございました。去年の倍量で制作。なぜなら一日でなくなるのは悲しいから...
今年はごぼうがある!昨年BIO店にごぼうはあるよ。と、お馬好きの友のアドバイスを一年頭のすみに保存しておいたので、先日大きなBIO店にお友達と遊びにいったときに探してみたところ、やはりアドバイス通りごぼうを発見。わくわくしながらおせちにと購入。あくがすごくて下ごしらえが大変だったけど(松やにのごとく!)、とてもおいしゅうございました。
しいたけは台北の市場で購入したもの。
こんにゃく、里芋、れんこんはパリストアで。
人参はマルシェのはっぱのおっさん。人参をだしとうめぼしで煮るのっておいしいんですね。うめぼしも台北のもの。
肉団子はただのもも肉にしました。団子まで気力がなかった..
最後のこんにゃくのときに勝手に京都の黒七味をいれました。
彩りが欲しくてきぬさやのかわりにモロッコインゲンななめぎり。
煮しめが一番大変だったな..でも、一品一品のお味はさすがでございました。
お餅。
お餅もホームベーカリーで制作しました。もちろんフランスのホームベーカリーですから、餅機能なんぞありませんが、それでもおいしくできました!鏡餅までつくっちゃったよ!
餅米は韓国スーパーに売っていた餅米をつかいました。
米をこわさないようにあらって、たっぷりな水に30分つけて
米3合にたいして2合より気持ちすぐな目のおみずで普通のおこめのようにたき。それをホームベーカリーにいれて30分のこねこねコース。でもふたを開けてこねました。水分がとぶように。でも後半はホームベーカリーが苦しそうでしたので実質25分ぐらいこねたのかな?壊れたら嫌だもんね...
お餅を炊くとき、お水の加減がほんとにむずかしくて、じつは3回失敗してます。。伝統にさからわずして、蒸せばいいのだけど程よい蒸し器がなくて...一回目は多すぎて2回めはすくなすぎて、3回目はなんとか、でもやわらかすぎ?なかんじで、4回目に成功!(でもみんなそれなりにはたべれたのでたべましたけれどもね。)
もちこをトレイにひろげてつかれたおもちをひろげ、一晩おいて、角もちにカットしてジブロックにいれて冷凍庫に。食べるときにオーブンでやいていただきました。もちこはパリストアで購入。(中華系スーパーの粉コーナーに必ず売っている袋に緑色系で「粉」ってかいてあるやつです、青とか赤は別物らしいです。これで白玉団子もできますよー)
焼きもちを、さとうじょうゆ、大根おろしとかつおぶし、あずき、きなこ、のたれにお好きに絡めていただく。
砂糖醤油は1:1のかなり甘めなのが好きで、それにあずきやきなこをさらにからめたあまからなお餅が大好きです。大根おろしにかつおぶしと醤油もはずせない!と、お昼はもちをむしゃむしゃいただきました。
もちろん実家のおすまし、もちな(入手不可能なのでほうれん草で)とかつおぶし。柚子はなくて断念。も、かもそばのスープのお雑煮も、けんちん汁的お雑煮も正月から2日の間に既にいただきました。たべすぎだーー!
さあ、すっかりおせちをおいしくいただきましたので、
今年ももりもりがんばろー!!
おしまい。

