おせちのおはなし。 | おはなし。

おせちのおはなし。

みなさま。
元旦はたのしくおいしくすごされましたか?



我が家も
年末の料理祭りであるおせち作りのおかげさまで
ゆったりおいしいお正月をすごしましたよ。

おはなし。
今年はこんな感じ!



海外でおせちをつくるのはこれで3度目。
私もお正月にはおせちはたべたしし、
夫が外国人にはめずらしい(らしい)おせち大好き人なので絶対食べたい!とのこと。
100%和食なので、難しそうですが、
材料がきっちりそろわなくても、それなりになるものです。
和食はだしと醤油があればだいたい作れるものね。
フランス料理よりはモビリティーな料理ですよね。
それでもどうしてもない素材は
帰国した時や日本から友人があそびにきてくれるときなんかに
例え一年後だとしても乾物系統は
ちゃっかりおみやげにおねだりしたり、自分で持って帰ってきたりすると
年末に悩まずともストックにあったりしてすんなりできてしまいます。

そう!おせち料理は海外在住者のなつかし日本料理の挑戦でもあるのです!!
と、ゲーム感覚で作ってます。
あまのじゃくなので、出来なさそうな事をするのに無意味に燃えるのです...


まあ、そんなことより、
おせち。
ほんとにすごい食文化ですよね。
奇数のおかずを入れる!とか
重箱につめるのはめでたさを重ねるから!とか
一品一品意味があるし。
縁起物といわれると、たべたくなるのが日本人..

日本はほんとにL'empire des signesだなあ。と、夫としみじみ感じ入ります。
バルトはおせち、たべたのでしょうか?
おせちだけで彼ならもう一冊執筆できますね。

表徴の帝国 (ちくま学芸文庫)/ロラン バルト

¥1,050
Amazon.co.jp



ということで(どういうことで?)
今日は今年の年末のわたしのための覚書として。
(気が早い!?)






2011年のおせち。





壱のお重



おはなし。


昆布巻き。
喜び大き一年に。と、(よろ)こぶまき。
かんぴょうは帰国したときに持ってきました。
日高昆布は帰国する友人からのお裾分け。
レシピはみんなのきょうの料理より→http://www.kyounoryouri.jp/recipe/7899_昆布巻き.html

伊達巻き。
伊達巻きは巻物に形が似てるから知識が増えるという願う縁起物。これは絶対我が家には外せない..
はんぺんが手に入らなかった(KIOKOにいけば冷凍があるけど..うーん..)ので
はんぺんから作るのもめんどいので、はんぺんなしで、卵白をメランゲにして大さじ2杯ぐらいのMaïzena(コーンスターチ)とだしとかお砂糖とか入れてオーブンでやいて巻きました。
でもどうやら型が大きすぎなのか卵がすくなかったのか薄めになってしまい、かわいらしい伊達巻きに。お味はけっこう近いものができましたよ。

紅白おまめ。
まめに暮らせるように。まったくですね。
でも、
黒豆がストックにあると信じていたので
この間の帰国の時に買わなかったのですが、すっかりなく、
でも、まめまめしい。ははずせない!と、苦心の一作。
乾燥の白いインゲン豆はフランスにもいっぱい売っています。フランス料理にもつかうしね。
そして日本語名はなんと大福豆!
なんと縁起のいい名前!!と、大福豆に決定。
でも白いとなんだかさみしいので別の鍋で黒豆と同じ味付けで小豆を煮ます。
帰国したときに大変ご利益のあるおいなりさんのおかげ横町にある大行列のたいやき屋さんの小豆を分けていただいたので、お正月まで楽しみに保存しておいたのでございます。

大福豆のレシピ→http://www.kenkoutuuhan.com/daizu_recipe92.html

でも一緒に煮たら同じ色になってしまうので小鍋にべつべつにわけてストーブの上に一日放置して煮る。
紅白な上にまめに暮らして大きな福と商売繁盛!ということで、凄い欲張りな縁起ものになりました。


勝ちくりきんとん。
栗の甘露煮からつくりました!
なぜ、勝ちくりきんとんなのか?といいますと、
ノエルで南に行く前に甘露煮を作ろうとおもったのですが、
作る時間がなく、泣く泣く栗をそのままに。
でも、戻ってきたら、いい感じに乾燥して要するに勝ち栗になってました。
中までカチカチじゃなくて、ほんとに絶妙な乾燥状態。
少しお水でもどしたら、生の栗に近いやわらかさに。偶然の産物!?
捨てるのももったいないので、そのまま甘露煮に。
くちなしとか焼きみょうばんとかなかったのですが、
栗の半量の砂糖と栗と黄色の食紅(BIOショップでケミカルじゃないのが売ってた。
なければサフランでもいいとおもう)でブランデー(ラムでもいいとおもう)で薫りをつけました。
周りの餡は、近所のアフリカ食材屋さんでサツマイモを購入。同じく食紅を使用。
レシピはこちらを参照しながらつごうのいいように解釈。→http://www.kyounoryouri.jp/recipe/3262_栗きんとん.html

金運と勝ちを同時に手に入れれそうで勝ちくりきんとんはいい感じですね。


海老のうま煮
腰が曲がるまで健康に長生き!
健康第一ですからね。えびちゃんははずせませんね。
31日のマルシェの魚屋さんがそりゃもうりっぱなえびちゃんを売っていたので。
生からじゃなかったのですが、魚屋さんの下湯でがさすがにお上手だったの綺麗な色でした。
レシピはこちらを参考に→http://www.kyounoryouri.jp/recipe/9746_えびのうま煮.html












弐のお重。

焼き物と酢の物のお重。と、いうことで、
お肉だいすきフランス人の夫には嬉しいお重。
角煮は絶対入れてほしい!と、いうことで(あまりおせちとは関係ないけど)
焼豚と角煮と鴨のローストとなますと松前煮。
おはなし。

焼豚
前々からつくりたかったこちらのレシピ。→http://www.kyounoryouri.jp/recipe/7725_黒こしょう風味の焼き豚.html
これはおいしかった!
でも醤油一リットルなんてもったいない!!と、かってにかなーりへらしてビニール袋にいれて味付けました。全然問題なかったです。1リットルって..。

鴨のロースト
これも前からつくりたくて。→http://www.kyounoryouri.jp/recipe/1286_和風ローストビーフと合鴨のロースト.html
この鴨をね、31日の年越し蕎麦に出汁と鴨肉をのせていただきましたら、そりゃもうおいしい鴨蕎麦に!
これは我が家の年越し蕎麦の定番に決定でございます。

なます。
冷凍するレシピが気になって。→http://www.kyounoryouri.jp/recipe/7715_紅白なます.html
皆さんのコメントの通り、すごい食感でした。

松前漬。
いかのするめは縁起物。
と、ねらってつくったのではななく、前回日本人街にある日本食材のKIOKOで賞味期限きれそうで安売りしてたので。それをおもいだしていれてみました。インスタントのわりに結構美味しかったけど袋の裏のレシピがものすんごいいい加減(わたしよりも!)でまったくわからず...でもまあ、なんとかなりました。












参のお重。

おはなし。

煮しめですね。
もう、にしめてにしめてこれでもか!と煮しめまくりました。
里芋もアフリカ食材にありました。すごいね。
れんこんとこんにゃくはKIOKOで買いました。
ごぼうと椎茸はあきらめました..
きぬさやのかわりにモロッコインゲンをナナメにきりました。
人参を花型に切るのがめんどくて、京都でかったひょうたんの型抜きをしました。
焼き豆腐の代わりに高野豆腐を。
微妙になんだかたりませんが、煮しめっぽくなったかな!?











あとは数の子がなかったので、

おはなし。

スーパーでオードブル用のいくらのビンズメをかって、水洗いし、醤油と日本酒につけておきました。
そのまま食べると生臭くって、いつも、むぅ。とおもっていたので、
これはびっくりするほどおいしくて、「好きな食べ物は?」「いくら」と幼稚園の文集にも書いていた私にとっては最高に嬉しい発見でした。








最後にお雑煮。

おはなし。
私の出身地方では、というか我が家では
おすましにもち菜に花鰹にゆずと焼きもち。
シンプルなのでこれはできました。
でも、ゆずがないので柚子こしょうをお出汁に既に溶かし、
もち菜がないのでほうれん草をいれました。
簡単なお雑煮のお家でよかったです。
おもちもKIOKOで。







みりんはつかわず、
グラニュー糖で甘みを、
そして
2リットルの紙パックの日本酒をパリストアで15ユーロ(ぐらい)で購入。それを料理酒のかわりにがんがんつかいました。
水飴とかテリ関係は蜂蜜で。

食材のほとんどは普段のスーパーで手に入りました。
芋とかはアフリカ系の食材でも入手可能、特殊な野菜だけKIOKO のお世話になりました。



と、2011年初記事、めっちゃ長!!
長いのにお正月から読んでくださってありがとうございます。
どうぞ今年も宜しく。(と昨日も書いたけど)







これだけ縁起物をいただけば
今年はきっといい年になるはず!!!







そうおもいませんかね?寿さんよ!(そういえばこの上なく縁起のいい名前)


おはなし。

ママンからもらったクリスマスプレゼントその1のふわふわソファー毛布から全く動かなくなりました...自分もふわふわのくせにふわふわマニア...

(寿さんも元旦だったので日本から持ってきた焼津のまぐろ缶 サーモン味をいただきました。は!私、寿さんのおせちまでストックしていたとは!!)







おしまい。